気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アカツクシガモ・ツクシガモ

2021年08月20日 | 動物園や花鳥園

今回もどうぶつ王国に暮らすカモの仲間の登場です。
アカツクシガモ(赤筑紫鴨) 名前のとおり美しい赤茶色の羽が目立ちます。

雌雄ほぼ同色ですが、メスの方が頭部が白っぽく、繁殖期のオスは頸部に黒い首輪状の模様が入ります。
↑↓ 上下のカモには首にぐるっと黒い輪が見えますね。
繁殖期の1月に撮影しました。







頭部が鮮やかに白いメス。ちょうどいい写真が撮れました。









この写真のアカツクシガモは頭部も茶色っぽいですね。
7月の非繁殖期に撮ったので、黒い首輪模様はありませんが、オスと思われます。



他のカモに比べ水域への依存度が低く、草原や高原、山岳地帯にもみられるとのこと。
またカモの仲間には珍しく、オスとメスは生涯ペアになると考えられているそうです。
繁殖の場所や夫婦形態など ガンやハクチョウ類に近いようですね?

ユーラシア大陸中部で繁殖し、冬季は北アフリカや中国、朝鮮半島南部へ渡ります。
稀な冬鳥として日本に渡来し越冬記録もあるそうですが、国内でもなかなか遠征できない私には、
どうぶつ王国で一年を通してアカツクシガモを観られるのはとてもありがたいです。

アカツクシガモ(赤筑紫鴨) Ruddy Shelduck 全長約60cm 体重 約1kg
カモ目カモ科ツクシガモ属



続いて近縁の仲間 ツクシガモ(筑紫鴨)の登場です。
冬季に有明海などの九州北部の干潟に定期的に飛来、和名の由来にもなっています。
他の地域では稀な 冬鳥とのことですが、私の地域では数年ごとに数羽が飛来します。








ツクシガモ(筑紫鴨) Common Shelduck 全長約60cm 体重 約1kg
カモ目カモ科ツクシガモ属


雌雄ほぼ同色ですが、オスは繁殖期になると嘴の上の付け根にコブが現れるそうです。
これまで私が見た野生のツクシガモの中には確認できていません
どうぶつ王国にいるツクシガモはメスのみだそうです。

◆新春初撮り・ツクシガモ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/1c66496b4253ffc0f3760c6f26f78a92

◆参考;熊本市動植物園データベース
http://www.ezooko.jp/rel_dgram/pub/detail.aspx?c_id=30&id=108&pg=1&bk=1

▼アカツクシガモ 水面舞う【静岡新聞】 アカツクシガモが掛川市南部に飛来し話題に。
https://www.youtube.com/watch?v=JazwKvSGMbw


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (4)
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