今回の主役はアフリカ大陸に棲むアフリカクロトキです。
頭部は羽が生えておらず黒い皮膚が裸出しています。
ハゲタカならぬハゲトキです。
アフリカクロトキはアフリカ大陸のサハラ砂漠より南に分布
さまざまな生息環境に適応できるたくましい鳥のようです。
頭部は羽が生えておらず黒い皮膚が裸出しています。
ハゲタカならぬハゲトキです。
アフリカクロトキはアフリカ大陸のサハラ砂漠より南に分布
さまざまな生息環境に適応できるたくましい鳥のようです。
水辺や水辺近くのサバンナ、湿原だけでなく農地や都市近郊のゴミ捨て場にまで姿を見せるそうです。
主食はバッタなどの昆虫類、ほかに甲殻類や魚類・両生類・爬虫類なども食べるとのこと。
人間の出したゴミ類や肉食動物などの食べ残しや死肉なども食べるそうです。
禿げ頭だけでなく、食性もハゲタカやハゲワシに似通っているのですね。
死肉を食べると聞くと、汚い環境でも平気なのかと思ってしまいますが
鳥はやはりきれい好き。 環境さえ整えばキレイな水を浴びて清潔を保ちます。
頭に白い部分が残る真ん中の一羽は幼鳥です。
画像検索してみたところ、ヒナの頃には頭部も羽毛におおわれているようです。
成長するにしたがって だんだんと頭部が裸出していくのでしょう。
その一方で、バンのようにヒナの頃に禿げ頭の鳥もいるのは、なんとも不思議で面白いことです。
こちらの二羽もごま塩頭。
ヒナは見たことがないのですが、どうやら神戸どうぶつ王国でも繁殖しているようですね?
気になるのはこの一羽
アフリカクロトキは足も黒い、とあちこちに記載されていますが
この写真の個体の足は ピンク色を帯びています。
腰や尾からのびる飾り羽も豊かになって、光の加減で青みを帯びて見えました。
ひょっとして、これが繁殖羽なのでしょうか??
アフリカクロトキは、繁殖のため季節的な渡りを行うそうです。
雨季には北方地方に移動し、乾季になると赤道に近くに戻ってくるとのこと。
アフリカ大陸の雨季と乾季、日本ではいつ頃にあたるのでしょうか??
アフリカクロトキ(阿弗利加黒鴇 )Sacred ibis 全長約80㎝
ペリカン目トキ科クロトキ属
Sacredは神聖な、神の使いという意味。
古代はエジプトにも生息していて神聖な鳥としてあがめられていたことが出土品からわかっているそうです。
厳しい暑さがぶり返してまたまた熱中症警戒アラートが発令されました。
デルタ株の新規感染者数も増加の一途。
緊急事態宣言に慣れてしまった人も多いそうですが、
我が家は、これまでで一番不安と脅威を感じて気を引き締めています。
もうしばらく どうぶつ王国の鳥たちが続きます。
最後まで見ていただきありがとうございました。