気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

朱いトキ 白いトキ

2021年08月25日 | 動物園や花鳥園

今回登場するのは ショウジョウトキ(猩々朱鷺) 名前のとおり鮮やかな朱赤色!

前回紹介した「鳥の箱舟」にも写真が載っています。
英名はScarlet lbis Scarlet は「深紅」という意味があります。

その美しさからショウジョウトキはトリニダード・トバゴの国鳥・国章にもなっています。
(記事の最後に国章を貼りました。)









ヒナは褐色の羽毛におおわれています。約2年で成鳥となるそうです。


どうぶつ王国でも樹上に営巣しているのを見たことがあります。
幼鳥がいるところを見ると、繁殖しているようですね。


羽毛が薄紅色 大人になる前のショウジョウトキでしょうか?
でも、目が青く見えますね? シロトキとの交雑個体の可能性もありそうです。

ショウジョウトキ(猩々朱鷺) Scarlet lbis 全長約60cm
ペリカン目トキ科シロトキ属


続いてシロトキ(白朱鷺)の登場です。
ショウジョウトキと同じエリアに暮らしています。


大きさもシルエットもショウジョウトキにそっくり。
とても近い種類と言われ一部には同種とする考えもあるそうです。





シロトキもショウジョウトキも北アメリカ南部から南アメリカ北部にかけて分布。
海岸や川岸のマングローブ林に生息し、共にコロニー(集団繁殖地)を形成して繁殖し、雄雌が協力して抱卵、育雛します。


シロトキ(白朱鷺) American White Ibis 全長約60cm
ペリカン目トキ科シロトキ属


ショウジョウトキはトリニダード・トバゴの国章にもなっています。

二羽の大きな鳥はスカーレット・アイビス(左)とコクリコ(右) 
中央には二羽のハチドリがあしらわれたデザインです。


最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
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