気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

神戸のハシビロコウ 弐ノ章

2021年08月15日 | 動物園や花鳥園

前回に続いて神戸どうぶつ王国のハシビロコウの登場です。

後頭部に短い冠羽 「寝ぐせ」みたいなチャームポイント
毎朝セットしなくても ビシッと決まるヘアスタイル 

どう?カッコいいでしょ?





ふんわり藁を敷き詰めたベッド
係員さんが作ってくれました。


今回は木片をくわえています。



あら?ホテイアオイも入っていますね


木片を噛み噛み!



どこか楽し気な表情に見えました。



2018年6月撮影 神戸どうぶつ王国

ハシビロコウ  Shoebill  体長110cm~140cm  体重4~7kg
ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属

◆神戸どうぶつ王国 ハシビロコウ
https://www.kobe-oukoku.com/friend/detail/301/


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸のハシビロコウ 壱ノ章

2021年08月14日 | 動物園や花鳥園

 今回は夏休み特別企画!!?? みんな大好き!ハシビロコウの登場です!

「動かない鳥」として知られる怪鳥・ハシビロコウですが、
食べ物がもらえる動物園では、水辺でジッと獲物の魚が近づいてくるのを待ち続ける必要がありません。
お仕事(=狩り)をしないので、余暇ができるのか 時おり遊びのような行動を見せてくれます。

この時は ホテイアオイの浮袋をくわえたり放り投げたりを繰り返していました。



ひょっとして遊びではなく、狩りの練習?









2018年6月撮影 神戸どうぶつ王国

ハシビロコウ  Shoebill  体長110cm~140cm  体重4~7kg
ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属

◆神戸どうぶつ王国 ハシビロコウ
https://www.kobe-oukoku.com/friend/detail/301/

◆日本初、ハシビロコウの繁殖めざす「神戸どうぶつ王国」
https://www.youtube.com/watch?v=cF7bD2Jvmwo

神戸市のポートアイランドにある「神戸どうぶつ王国」。
2021年、ハシビロコウの国内飼育施設としては最大級の広さを誇る新エリア、ハシビロコウ生態園「Big bill」が完成しました。
残念ながら コロナ禍でまだ見に行っていません。
一日も早く平穏な日常が戻って 気軽に通えるようになりますように!


いつも見ていただきありがとうございます。
線状降水帯の影響で断続的に雨が降り続いています。
みなさまの地域でも大雨の被害がないよう願っています。


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カワガラスはどこへ

2021年08月13日 | カワガラス

チョコレート色のひよこのようなこの鳥はカワガラス

カラスと名前に付きますが、カラスの仲間ではなくスズメ目カワガラス科の鳥です。
全長22センチ、ムクドリより少し小さくずんぐりした体型で翼は短めです。
北海道、本州、四国、九州、屋久島の平地から亜高山帯の渓流に生息しています。

カワガラスの特徴は なんといってもその泳ぎのうまさ!
水陸両用+川面スレスレに一直線に素早く飛ぶこともできるすごい鳥です。




浅瀬や岩の上では歩きながら採餌しますが、水深のある場所では潜ったり川底を歩いたりして餌を探すそうです。
食べ物はトビケラ、カゲロウ、カワゲラなどの水生昆虫や小さな甲殻類です。
この時は小魚も獲って食べていました。











2019年12月下旬に撮影しました。
つがいがそろって行動しこの地で繁殖するのでは?と思われたので
ヒナが育つ頃まで再訪せずに投稿を控えていました。

カワガラスの繁殖行動は私の地域では1月頃、他の鳥よりもかなり早く冬季から始まります。
これは雛に餌を与える水生昆虫の発生時期にタイミングを合わせているためだと考えられるそうです。




後に地域の方のブログで確認したところ 子育ては始まったものの無事に巣立つことができなかったようです。
その後 この地でカワガラスの目撃情報はなく コロナ禍で私も再訪できないままになっています。


カワガラス(川鴉 河烏)Brown Dipper[
スズメ目カワガラス科カワガラス属

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福のルリモンハナバチ

2021年08月11日 | 花や昆虫 2020~

ルリモンハナバチ(瑠璃紋花蜂)

「幸せを呼ぶ青い蜂」「ブルー・ビー」とも呼ばれる盛夏の人気者
体長は15㎜ほど 黒い体に青い斑紋の綺麗な小さな蜂です。

自分で巣をつくらずコシブトハナバチ類やケブカハナバチ類などの巣に産卵し
幼虫はその巣に蓄えられた花粉を食べて育つそうです。
このような習性を「労働寄生」と呼ぶそうです


















昨年の8月に撮った写真を載せました。
暑さが本格的になる前に、と7月に探しに行ったのですが
今年はルリモンハナバチの好む花が咲いていませんでした。

去年、がんばって二日間見に行っておいて良かったです。
蒸し暑さ以上に かゆ~い蚊に悩まされたことも いまでは思い出の一つです。
次の夏、すっかり元気になって花々の間に青い蜂を探す自分をイメージしています。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「にっぽんのシギ・チドリ」

2021年08月09日 | 鳥の本など紹介

バードウォッチャーから「シギチ」の愛称で親しまれているシギ・チドリ類。

日本より北の繁殖地へ向かう春と、南の越冬地を目指す秋、年2回の渡りで日本に立ち寄る旅鳥です。
北半球の高緯度地域から赤道を越えて南半球へ 時に10000kmを越す驚異的な長距離飛行をします。
そんな「シギチ」たちにとって 日本は長い旅の重要な中継地になっています。
年々減少している干潟や干拓地、湿原や田んぼで食べ物を探し
休息をとってエネルギーをたくわえ 残りの旅路に備えます。

シギチの仲間は種類が違っているのに 羽色や体形が似通っていて見分けにくいことでも知られています。
私も最初の頃はさっぱり見分けられず 「シギチは敷居が高すぎて難しい」と敬遠していました。

観れば観るほど魅せられる独特の採食行動!
知れば知るほど驚かされる驚異の飛行能力!

気がつけば いつしかシギチの魅力に目覚め 
おぼつかないながらも何とか種類だけは見分けられるようになってきました。






キョウジョシギ(京女鷸)Turnstone 全長約24㎝
チドリ目シギ科キョウジョシギ属








オオソリハシシギ(大反嘴鴫)Bar-tailed Godwit 全長約39㎝
チドリ目シギ科オグロシギ属




オバシギ(尾羽鷸) Great Knot 全長約28cm
チドリ目シギ科オバシギ属




トウネン(当年)Red-necked Stint  全長約15cm
チドリ目シギ科オバシギ属

写真は在庫からの投稿です。


冒頭の写真の本「にっぽんのシギ・チドリ」 つい先日 8月6日に発売されました。
シギチたちのどこかマニアックな世界を、生き生きかわいらしい写真と読みやすいテキストでひも解くビジュアルガイド。
細かい文字の解説文と似たような写真が並ぶ野鳥図鑑では伝えきれないシギチの魅力がぎゅっとつまった一冊です。

◆「にっぽんのシギ・チドリ」 株式会社カンゼン出版社
http://www.kanzen.jp/book/b585741.html


※お小遣い稼ぎ目的のアフィリエイトではありません。
今回、本書を購入して初めて存在を知った出版社さんです。
これからも時々、私の好きな鳥関連の本や感銘を受けた本を紹介していこうと思います。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残暑に負けず しっかり食べよう

2021年08月08日 | その他

残暑お見舞い 申し上げます

昨日8月7日は「立秋」 暦の上では秋の始まりですが、実際はまだまだ厳しい暑さが続いています。
しっかり食べてコロナと猛暑を乗り切ろう! 栄養をしっかり摂って病に負けない体づくりです!


まずは 「フライパンで作る簡単 焼き豚」
汁に漬け込むのは前日に済ませておいて 夫にPC画面のレシピを見せて手順通りに作ってもらいました。


タコ糸で巻かないのも楽々~
深めのフライパン使用で油跳ねも若干少なかったです。
本人はローストビーフの方が好みのようですが、私はまたリクエストしたい美味しさでした。
できれば次回は二塊いっしょに作って ラーメン用に冷凍保存しておきたいです。

◆煮込まずフライパンで作る!簡単なのにおいしいチャーシュー
https://macaro-ni.jp/92405

豚肉料理はビタミンB1などが豊富で夏バテ防止に効果があるとか。積極的に食べたいです。


「豚ロース肉のニンニク醤油ソース」
青森産ニンニクの薄切りをじっくり炒めて、かけ汁にもおろしニンニクたっぷり! 


シンプルな味付けでご飯が進みます♪
焼き加減がちょうどよくて 中は熱々なのに肉の切り口がうっすらピンク色で柔らか。
こちらも、また作ってほしい一品です。
レシピは本人がプリントアウトして保管している模様。


「お好み焼き」
粉もん大好き! たこ焼きと並んで 献立に困った時のお助けメニュー 


豚バラ肉を敷いたフライパンに千切りキャベツたっぷりの種を流し込みます。
定番の種はイカとタコ  
削り節と青のりたっぷりのせて「お多福」印のお好みソースとマヨネーズで!


「黒豆おこわ」


小豆の代わりに黒豆を使ってみました。贅沢な味わい!だんぜん、おいしいかったです!
(↑もち米 ↓白米で)


「4種のきのこあんかけ豆腐」
暑い時に食べるあったか豆腐料理、お腹に優しい一品です。


なめこ、しめじ、えのき、しいたけ  材料を切ってもらって私が作りました。
ボリュームを出すにはしゃぶしゃぶ用豚肉を細かく切って入れてもいいかも? 
好みでおろしショウガや青ネギを散らしてもOK!


「じゃことピーマンの炒め物」


ゴマ油でじゃこをカリカリに炒めるので、残さずその日のうちに食べたほうが美味。
塩っ気がちょっとキツかった?でも夏にはこれくらいがちょうどいい。


「白花豆の甘煮」
たぶん高級品ですがありがたいことに 十勝の農家の友人が収穫した豆を毎年たっぷり送ってくれます。


ほぼ家にいるのでコトコト煮込む豆料理には好都合。
柔らかくなるまで煮るのに3時間と書いてあるレシピもあるほど
豆によって炊く時間は大幅に違いがあるようです。

◆白花豆の煮方
https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/125894




「新生姜の甘酢漬け」
新生姜の旬は6月だと思っていましたが、和歌山産の新生姜が並んでいました。
10月くらいまで売られているようです。今年は忙しくて作れなかったのでうれしい♪


新生姜はスライサーで夫が薄切りにしてくれました。
PC画面のレシピで手順やコツを見ながらできるので、私も苦手な説明をせずに済みます。
下ごしらえしてもらっている間に 私は漬け汁作り。
いつもは砂糖とお酢だけですが、今回は昆布だし入りにしてみました。優しく上品なお味です。



◆新生姜の甘酢漬け(ガリ)のレシピ/作り方 白ご飯 .com
https://www.sirogohan.com/recipe/gari/


この猛暑の中 買い出しから調理、配膳、後片付けまで ひとりでするのは重労働ですが
家族がそれぞれ分担してくれると 想像以上に負担が減って食事作りもあまり苦になりません。
いや~な後片付けも「私~下洗いして食洗器にセット」「夫~大鍋やフライパンなど油汚れの器具を洗う」
「娘~炊飯器やザル洗い、洗った器具を拭いて仕舞う」 こんな流れでやっています。

時々、お持ち帰りの総菜も活用して 気楽にやっています!(^^)!

最後まで見ていただきありがとうございました。
日本列島に台風9号が接近中 被害が出ずに通り過ぎてくれるよう祈っています。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハジロクロハラアジサシ 夏羽・冬羽?

2021年08月07日 | アジサシの仲間

頭から墨をかぶったような姿のこの鳥は ハジロクロハラアジサシ(羽白黒腹鯵刺)
ユニークな繁殖期の夏羽姿を見ることができました。

ハジロクロハラアジサシは 春と秋に日本に飛来する数の少ない旅鳥です。
二年前の5月 地域の海岸に一羽だけ飛来しました。
ムクドリくらいの大きさで おなじみのコアジサシより尾羽が短いです。


翼の下側は黒いのに上側は白! 
飛翔姿は 遠目にも 黒と白のコントラストが目立ちます。



腰から尾羽とお尻から下尾筒は白!
後方から見ても 黒い体に白い下半身がくっきり。



飛んでいる最中でも 一目で同族の仲間を視認して 繁殖相手を見つけやすいように
こんな斬新な夏羽姿に変身するのではないか??と勝手な想像を巡らせています。
 

翼をひろげた姿を背面から撮れました。

翼の前側も白!黒い体との対比が鮮やか。
太陽の光で銀色に輝いているように見えました。
ハジロクロハラアジサシの名の通り「羽白」を実感できました。

2019年5月撮影



前回の記事で紹介したアジサシの大群の中に一羽だけ違う種が。
冬羽姿のハジロクロハラアジサシでしょうか?


ベニアジサシの列に一羽だけ混じっていました。

ハジロクロハラアジサシの冬羽は夏羽と姿が一変します。
頭部から体下面は白く 頭はゴマ塩模様になるそうです。



「耳羽の黒色は縦長で耳当てをしているように見える」「白色部は後頚部へ入り込む」
野鳥図鑑に記載されている夏羽の特徴ですが、成長夏羽の写真が載っていませんでした。
幼鳥の第一回夏羽、第一回冬羽とも似て見えますが 翼の羽縁の色や模様が違うようにも見えます。
 『決定版 日本の野鳥650』

参考にできる冬羽成鳥の写真が少なく、何より観察機会が圧倒的に足りないので私には年齢識別ができません。
ご意見、ご感想をお持ちの方はコメント欄にてお聞かせいただけるとありがたいです。


2018年8月撮影

「!あれ!?なんだお前?見慣れないヤツだな?どっから来た??」
「えええ~~?いやぁ~自分でもよくわからなくて、気がつけばここに・・・」

そんなアジサシたちの会話が聞こえてきそうな光景でした。


ハジロクロハラアジサシ(羽白黒腹鯵刺) White-winged Black Tern 全長約23㎝ 翼開長約65cm
チドリ目 カモメ科 クロハラアジサシ属

ベニアジサシ(紅鯵刺)Roseate Tern 全長33~38cm  翼開長72~80cm
チドリ目カモメ科アジサシ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コアジサシ 冬羽を探せ!!

2021年08月05日 | アジサシの仲間

コアジサシは繁殖のため日本に渡ってくる夏鳥です。

日本では夏羽姿しか見られないと思い込んでいましたが
最近読んだ本やネット情報で 8月には早くも冬羽に変わる個体もいると知り
過去に撮った画像の中から コアジサシの冬羽を探してみることにしました。

冬羽の主な特徴は
額の白色部が広くなり眼先や嘴の根元あたりも白くなる
嘴は黒色に、脚は黒赤色に変わっていく とのこと

さてさて うまく探し出すことができるでしょうか?



砂浜に降りた夏羽の成鳥です



2020年6月撮影


2018年7月下旬から8月上旬にかけて 地域の海岸にアジサシの大群が飛来しました。
コアジサシにくわえて 珍しいアジサシやベニアジサシなども確認されました。

↓下の写真
ベニアジサシの前方を飛ぶのは成鳥夏羽のコアジサシ
後方の二羽は冬羽の特徴が見られますが、尾羽の短さから幼鳥ではないかと思われます。




早朝 明石海峡大橋を背景に乱舞するコアジサシの大群


当時の神戸新聞の記事によると
7月下旬ごろに南西諸島付近を通過した台風10号による強い南風の影響で迷い込んだとみられる と報じられました。

飛来したアジサシは数百羽とも言われていましたが 
この海岸一帯の防波堤の上に止まっていたアジサシの数も加えると
千羽を超えていたかもしれない、というのが私個人の実感です。








画面右側~先頭の個体 冬羽に換羽中のコアジサシに見えます。
ただ翼の羽縁の模様が目立つので 第一回冬羽ではないか?と思われます。


浮に止まった別個体

2018年8月撮影

以下の写真はこの年生まれの幼鳥です。
↑上の個体と比べると尾羽が短めで姿や動きにも幼さが残っていました。
砂浜で親鳥の給餌を待っているところです







2020年7月撮影
この年、この浜辺でのコアジサシの繁殖は成功しませんでしたが
別の営巣地から飛来した親子の群が餌の魚と求めて飛来し滞在してくれました。
種類はわかりませんがコアジサシの捕りやすいサイズの小魚が大量に発生したようでした。


コアジサシ(小鯵刺) Little Tern 全長22~28cm  翼開長47~55cm
チドリ目カモメ科アジサシ属

ベニアジサシ(紅鯵刺)Roseate Tern 全長33~38cm  翼開長72~80cm
チドリ目カモメ科アジサシ属


コアジサシは、主に関東以南の砂浜や大河の中州、埋め立て地など草木の少ない開けた土地に集団で営巣します。
このような環境は年々減少の一途をたどり
コアジサシは環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU~絶滅の危機が増大している種)に指定されています。

◆キャノン 野鳥写真図鑑 コアジサシ
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/koajisashi/index.html

◆バードリサーチ活動状況 コアジサシの繁殖時期にご配慮ください 大阪 夢洲
http://blog.bird-research.jp/article/188456083.html

◆砂浜のバードリサーチ 観察資料
http://www.bird-research.jp/k/moriya/20180624%E7%A0%82%E6%B5%9C%E3%81%AE%E9%B3%A5%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E4%BC%9A%E8%B3%87%E6%96%99.pdf


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロハラアジサシ 夏羽・冬羽

2021年08月04日 | アジサシの仲間

これまでに観察できた アジサシの仲間についてまとめておきます。

クロハラアジサシは 初夏と秋の渡りの時期に少数だけ見られる旅鳥です。
名前のとおり 成鳥の夏羽は胸と腹部が墨を塗ったように黒っぽくなります。

夏羽姿は特に見る機会が少なく 私も4年前に一度だけこの一羽を見たきりです。





2017年6月撮影

以下 成鳥の冬羽姿
黒いベレー帽のようだった頭部はゴマ塩頭に変わります。

2019年12月下旬撮影
年末にカモ観察で立ち寄った池で一羽だけ。


黒かった胸や腹は白一色に変わります。

赤かったクチバシは黒い色に変わっていきます。






数年前 大きな台風の通過後 何気なく訪れた池でクロハラアジサシの群に遭遇しました。


パラパラと飛び回って未熟な私には上手くカウントできませんでしたが
電線に止まっている写真で50羽は数えられました。
記憶をたどって 60羽前後の群だったのでは?と思い返しています。


2016年9月撮影

この数日後、地域のため池の中の島にクロハラアジサシの群が滞在して話題になりました。
写真の群と同じかどうかは不明です。


クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)Whiskered Tern  全長約24cm  翼開長約76cm
チドリ目カモメ科アジサシ属


8月に入って暑さがさらにヒートアップしていますね。
今年から始まった熱中症警戒アラートも連日発令されています。
今日もやっぱり厳しい暑さとなりそうです。
みなさまもどうぞお体に気を付けてお過ごしください。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キジバト どうやって水を飲む?

2021年08月02日 | 鳩の仲間

ほとんどの鳥たちは水を飲む時、クチバシですくってから上を向いて喉に流し込む動作を繰り返します。

ツルのように首の長い大型の鳥から小さなスズメまで、このようにして水を飲みます。

しかし、ハトの仲間は、写真のようにクチバシを水につけたまま、ゴクゴクと飲むことができます。




なぜハトだけがこのような飲み方ができるのか、まだよくわかっていないのだそうです。
(時にはハトも、他の鳥たちと同じやりかたで水を飲むこともあるそうです)



心なしか 誇らしげに見えるキジバトさんです。




先に「ハトだけが」と書きましたが、もう一種、日本では動物園でしか見られない鳥ですが、
私の観察したところでは、フラミンゴもゴクゴクと水を飲めるようでした。
うっかりして写真や動画は撮っていなかったので Youtubeから探してきました。

◆池で水を飲むフラミンゴ @東山動物園
https://www.youtube.com/watch?v=aXJReAWTSUw

池で水を飲むフラミンゴ @東山動物園

東山動物園で、池で水を飲むフラミンゴを撮影(PowerShotS3ISで撮影)

youtube#video

 


水面にクチバシをつけて食べ物を漉しとって食べているようにも見えるのですが、
別の動物園のフラミンゴが巣で抱卵しながら長い首を横たえて池まで伸ばし、
寝そべるような姿勢のままで水を飲んでいる動画をSNSで見たことがあります。

ハトとフラミンゴには他の鳥には見られない特異な共通点があります。
どちらも 素嚢乳(そのうにゅう)と呼ばれる「そのう」の内壁から分泌される液体を吐き戻して雛に与えます。
ハトは「ピジョン・ミルク」 フラミンゴは「フラミンゴ・ミルク」として知られています。

もしも本当にフラミンゴも水をゴクゴク飲めるとしたら、
しろうとの思いつきですが、ハトやフラミンゴが哺乳類のような方法で水を飲めるのは 
素嚢乳(そのうにゅう)でヒナを育てることと 何か関係があるのかもしれませんね?

▼2019年 神戸市立王子動物園で撮影した「授乳中」のフラミンゴの親子です。





◆フラミンゴの赤ちゃん
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/36cc0f2acb84ec2a77d94698826c9219



草刈りの終わった河川敷で日光浴中のキジバト

遠くから見ると「何か落ちている?」ように見えました。

キジバト(雉鳩)Eastern turtle dove ・Oriental turtle dove  全長 約33㎝
ハト目ハト科キジバト属


日本ではどこでも見かけるキジバトですが、
英名の通り、世界的には、日本やユーラシア大陸東部など限られた地域にしか生息しない珍しい鳥なのだそうです。


最後まで見ていただきありがとうございました。
今日も日本列島各地 厳しい暑さになりそうです。
みなさまもお体に気を付けてお過ごしください。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テッセンとクレマチス

2021年08月01日 | 花や昆虫 2022~

この写真の花を 私はずっと「テッセン」と呼んでいました。
テッセン(鉄線) は和名で クレマチスと同じ花だと思っていました。

掲載にあたって改めて調べてみると
実は、テッセンとは中国に自生する原種の一つ
6枚の乳白色の花弁があり雄しべが花弁化している花のことだそうです。

私はまだその白いテッセンを見たことがありません。



この紫の花は クレマチス フラウ・ミキコでしょうか?

二年ほど前 六甲山に車で登った際
駐車場付近に咲き誇っていたのを撮影しました。


クレマチス プリンセス・ダイアナ

私がクレマチス=テッセンと思い込んだ理由に心当たりがあります。
たしか中学生の頃に読んだ漫画で 次々と花を咲かせて楽しませてくれたテッセンが
台風の通過で倒れて折れてしまった・・・と嘆く場面が載っていました。
その時まで私はテッセンという花を見たことも聞いたこともありませんでした。
カラーページではなかったので 花の色はわからず形だけが印象に残りました。
その後 どこかで紫色のクレマチスを見て「あ!これ、テッセンだ」と記憶にとどめたのでしょう。

「テッセン」と「クレマチス」の違い
目くじらを立てたり吹聴する気はありません。
言葉の意味も使い方も世の流れとともに柔軟に変わっていきます。
ただ こういう些細なことを調べたり知ったりするのは純粋に楽しいです。


参考
◆クレマチス みんなの趣味の園芸 NHK
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1014


クレマチスは専門店があるほど種類が多く人気の高い花のようですね。
園芸種だけでなく、原種の数も300種類と言われるほど多く、世界中に分布しているそうです。

◆クレマチスとは 春日井園芸センター・クレマチス専門店
https://clematis-net.com/clematis.html


最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする