笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

オリンピック雑感-野球とシンクロ

2008年08月23日 19時21分20秒 | テレビ
今日はお昼から野球→シンクロのハシゴです。

野球には関心はなかったのですが、昨日の段階で「全く勝っていない」という事実を知り、それでも今日の試合で勝てば「銅メダル」って、なに、それ?という気分で眺めていました。で、逆転で負けてしまっていました。これで全敗です。

ところで、前々から不思議だったのですが「○○ジャパン」って言い方、いつごろから使われ始めたのでしたっけ?
長嶋ジャパン、オシムジャパン、岡田ジャパン、反町ジャパン、そして今回の星野ジャパン・・・。
じゃあ、女子ソフトボールの監督と女子サッカーの監督って同じ「なでしこ」なんですか、と(^^;)
試合をするのは監督ではないのですから、きちっと「ナショナルチーム」と言ってあげましょうよ。選手にだって失礼だと私は思うのです。

ちなみに「星野ジャパン」への期待って、「大日本帝国海軍」の「山本五十六と戦艦大和がいれば、日本に勝利はもたらされるのだ~」みたいな、まるで根拠のない(幼稚な)期待論のように私には感じられたのでした。「彼ならやってくれるだろう」と。でもね、もう一度言いますが「試合をするのは監督ではない」のです。で、帰国後にはお決まりの戦犯探しが始まるのでしょう。
まーくんも無理してこんなオリンピックに出なくてもよかったのにね。きっと野村監督にも同じこと言われるよ(^^;)

さて、チーム力では女子ソフトボールに決して引けをとらないシンクロチームでしたが、今日の試合を観ていてつくづく日本のシンクロが「時代遅れ」になったという印象を持たざるを得ませんでした。かつてはアメージングだった、日本の足技のスピードや統一感はもう世界では当然のもの(スタンダード)で、ロシア、スペイン、中国といった上位のチームが繰り出すアクロバティックな技や奇抜な演出には驚かされるばかり。これはもう水上の体操競技とでも言いましょうか、とにかく日本のシンクロ演技には残念ながら最後まで「サプライズ」を感じることが出来ませんでした。観ていた私自身、その差にはショックを受けました。

少なくとも今後のシンクロチーム・フリーでは、「いかに水上でアクロバティックな演技が出来るか」=「魅せ場」を持てるか、が技術点や芸術点のかなりのポイントになってくるように感じます。一度派手な出し物を体験してしまうと、「もっともっと」となるのがこういう競技の世界です。選手に求められる技も広範囲になってくるのだろうな~、と思わずため息をついてしまったのでした。
日本のシンクロ、ピンチかも、です。
野球と違ってシンクロは今後もオリンピック競技としてあるわけですから、がんばれ~!、と願うばかりです

※写真は優勝したロシアの演技(まるで床運動!)
コメント
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