タキさんの押しつけ映画評
『ガッチャマン』
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一の個人的に身内に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。
ええっと、こんなドロドロした世界観でしたっけ?
もっと スッキリ勧善懲悪だったような……確か、2クール位の予定で始まって(そう言や、一番初めは見てないかも)、 驚異的な視聴率(30%前後)だったので、結果的に2年やったんだよね。ジョーは死ぬんじゃなかったっけか?
まず、今時の戦隊物イケメン追っかけヤンママを対象にした作りに成っていなかったので一安心。
ただ、世界が焼けただれて、東京は残された数少ない人類の生息地って割りには、そんな雰囲気は感じられなかった。CG合成するならもうちょっと都市空間の作りと人間の有りようの作り方があったんじゃないんかなぁ?
石とウィルスの関係も、こんな感じだったかどうか……どうも私はアニメに対して善き視聴者ではなかったかも……19から21の頃だから見落としも相当あるし(ビデオなんてなまだまだ10年以上後だし)、 見ていてツラツラ考えても答えが出てこない。
だから、本作をそのまま素直に見る事にします。
まず、ロケシーンには不満が有るものの 全体としては納得出来る画面になっている。ベルクカッツェってのは、もっとええ加減な親分で逃げ足だきゃあ滅法早かった(雌雄同体キャラの第一号じゃなかったっけか)のに、本作では最強キャラに成っていて チョイと違和感……まぁ、ストーリー構成上 必然なんですけどね。ジョーがクールに見えて 実は一番仲間意識の強い奴ってのも本作ならではの理由があります。
キャスティングには不満はありません、松坂桃李/綾野剛…剛力彩芽もええでしょう。初音映莉子は「ノルウェーの森」以来 着実にキャリアアップしていて、本作では余裕を感じる。中村獅童もこういう怪演好きやなぁ……岸谷五朗ちゃんはチョトやり過ぎ(大爆)まぁ、こんくらいやらんと画にならんですかねぇ。
実は、パンフレットをまだ一切見てません。アニメの記憶が案外あやふやなので、パンフレットを読むと引っ張られそうなので開いていません。なんか怖いですねぇ。とんでもない間違いは無いと思うんですが…… 本作を見ていて段々強く感じだしたのが『なんか、新感線の芝居を見てるみたいやなぁ』ってぇ感慨、いかにも中嶋カヅキの書きそうなストーリーテリングです。因果が繋がって世界がいがんでいき、巴に絡まりながら奈落へ落ち込むが、次の転換でチャッカリ大団円を迎える。ただし、大きな代償を払っている……的な構成。原作もこんな構成でしたっけ? そういや“コンドルのジョー”はなんで死ぬんでしたっけ……死にました……よねぇ……あれぇ?
まぁ、よろしいわ。本作、もしかしたら続編が有るかも知れません。石とウィルスの関係を匂わせながら半端な説明しかしていません。しかも、エンドロールの後に気がかりなワンカットが入っていました。
○※☆は次回作で●◆のではないですかねぇ、そのため◎◇□や〓△▼が§★∋したりして。ムム~〓 いずれにしても、本作がある程度ヒットしないと見られませんねぇ。
往年のタツノコファンは「怖い物見たさ」でもなんでもいいので劇場に足をお運び下さいませ。
『まどか 乃木坂学院高校演劇部物語』

青雲書房より発売中。大橋むつおの最新小説!
お申込は、最寄書店などでお取り寄せいただくか、下記の出版社に直接ご連絡いただくのが、一番早いようです。ネット通販ではアマゾンや楽天があります。青雲に直接ご注文頂ければ下記の定価でお求めいただけます。
青雲書房直接お申し込みは、定価本体1200円+税=1260円。送料無料。
送金は着荷後、同封の〒振替え用紙をご利用ください。
大橋むつお戯曲集『わたし 今日から魔女!?』
高校演劇に適した少人数戯曲集です。神奈川など関東の高校で人気があります。
60分劇5編入り 定価1365円(本体1300円+税)送料無料。
お申込の際は住所・お名前・電話番号をお忘れなく。
青雲書房。 mail:seiun39@k5.dion.ne.jp ℡:03-6677-4351
大橋むつお戯曲集『自由の翼』戯曲5本入り 1050円(税込み)
門土社 横浜市南区宮元町3-44 ℡045-714-1471
『ガッチャマン』
これは、悪友の映画評論家・滝川浩一の個人的に身内に流している映画評ですが、もったいないので転載したものです。
ええっと、こんなドロドロした世界観でしたっけ?
もっと スッキリ勧善懲悪だったような……確か、2クール位の予定で始まって(そう言や、一番初めは見てないかも)、 驚異的な視聴率(30%前後)だったので、結果的に2年やったんだよね。ジョーは死ぬんじゃなかったっけか?
まず、今時の戦隊物イケメン追っかけヤンママを対象にした作りに成っていなかったので一安心。
ただ、世界が焼けただれて、東京は残された数少ない人類の生息地って割りには、そんな雰囲気は感じられなかった。CG合成するならもうちょっと都市空間の作りと人間の有りようの作り方があったんじゃないんかなぁ?
石とウィルスの関係も、こんな感じだったかどうか……どうも私はアニメに対して善き視聴者ではなかったかも……19から21の頃だから見落としも相当あるし(ビデオなんてなまだまだ10年以上後だし)、 見ていてツラツラ考えても答えが出てこない。
だから、本作をそのまま素直に見る事にします。
まず、ロケシーンには不満が有るものの 全体としては納得出来る画面になっている。ベルクカッツェってのは、もっとええ加減な親分で逃げ足だきゃあ滅法早かった(雌雄同体キャラの第一号じゃなかったっけか)のに、本作では最強キャラに成っていて チョイと違和感……まぁ、ストーリー構成上 必然なんですけどね。ジョーがクールに見えて 実は一番仲間意識の強い奴ってのも本作ならではの理由があります。
キャスティングには不満はありません、松坂桃李/綾野剛…剛力彩芽もええでしょう。初音映莉子は「ノルウェーの森」以来 着実にキャリアアップしていて、本作では余裕を感じる。中村獅童もこういう怪演好きやなぁ……岸谷五朗ちゃんはチョトやり過ぎ(大爆)まぁ、こんくらいやらんと画にならんですかねぇ。
実は、パンフレットをまだ一切見てません。アニメの記憶が案外あやふやなので、パンフレットを読むと引っ張られそうなので開いていません。なんか怖いですねぇ。とんでもない間違いは無いと思うんですが…… 本作を見ていて段々強く感じだしたのが『なんか、新感線の芝居を見てるみたいやなぁ』ってぇ感慨、いかにも中嶋カヅキの書きそうなストーリーテリングです。因果が繋がって世界がいがんでいき、巴に絡まりながら奈落へ落ち込むが、次の転換でチャッカリ大団円を迎える。ただし、大きな代償を払っている……的な構成。原作もこんな構成でしたっけ? そういや“コンドルのジョー”はなんで死ぬんでしたっけ……死にました……よねぇ……あれぇ?
まぁ、よろしいわ。本作、もしかしたら続編が有るかも知れません。石とウィルスの関係を匂わせながら半端な説明しかしていません。しかも、エンドロールの後に気がかりなワンカットが入っていました。
○※☆は次回作で●◆のではないですかねぇ、そのため◎◇□や〓△▼が§★∋したりして。ムム~〓 いずれにしても、本作がある程度ヒットしないと見られませんねぇ。
往年のタツノコファンは「怖い物見たさ」でもなんでもいいので劇場に足をお運び下さいませ。
『まどか 乃木坂学院高校演劇部物語』


青雲書房より発売中。大橋むつおの最新小説!
お申込は、最寄書店などでお取り寄せいただくか、下記の出版社に直接ご連絡いただくのが、一番早いようです。ネット通販ではアマゾンや楽天があります。青雲に直接ご注文頂ければ下記の定価でお求めいただけます。
青雲書房直接お申し込みは、定価本体1200円+税=1260円。送料無料。
送金は着荷後、同封の〒振替え用紙をご利用ください。
大橋むつお戯曲集『わたし 今日から魔女!?』
高校演劇に適した少人数戯曲集です。神奈川など関東の高校で人気があります。
60分劇5編入り 定価1365円(本体1300円+税)送料無料。
お申込の際は住所・お名前・電話番号をお忘れなく。
青雲書房。 mail:seiun39@k5.dion.ne.jp ℡:03-6677-4351
大橋むつお戯曲集『自由の翼』戯曲5本入り 1050円(税込み)
門土社 横浜市南区宮元町3-44 ℡045-714-1471
