【マウイのビーチに吹く風】
ランチを終えて、身支度を整えてから
再び事務所に戻ったら、NAOKOが「待ってました~♪」という。
私の机の上には、現金書留の封筒が置いてある。
「誰宛て?あら?私宛てじゃないね。」と言いながら
よくよく眺めてみた。
受取人は「母」。
差出人は例の「○○文化センター」である。
・・・あれ?ホントにお金入ってたの?
封筒には「重要」「必ずご名義本人様がご開封下さい」と
赤いインクでドンっとスタンプが押してある。
しかも、かすれ具合が妙に生々しくて、手の跡を感じるが
実はよく見ると印刷なのである。
あ!!!もしかして通販のダイレクトメール・・・??
そうなのだ。
以前、ブログで紹介したことがあるが
我が母は通販マニア。
そして、対する通販会社もバラエティー豊富、
ウイットの富んだアイデアを散りばめて、
あの手この手で封を切らせ、中味を手に取るまでの
涙ぐましい努力を展開する。
ここまで、やるんだ・・・。
常識の範囲を微妙に超えながらも
あくまでもベタな庶民派層のスタイルを崩さない。
そんな企業姿勢というかポリシーが一環している。
あまりのくだらなさに思わず笑いが込あげる。
封筒の裏には「※この封筒は現金書留ではありません」と
さりげなく、でもしっかりとPL法を謳ってある。
コレは明らかに現金書留封筒のパクリだけど、
誰もこれでだまされたりしない範囲だよな・・・。
ジョークやシャレでとどまるくらいのスタンスなのである。
あれこれと一瞬で思いをめぐらせたあとに、
思わず「脱帽!!!」と思わず叫んでしまった。
***************************
たぶん今頃、通販会社は大マジメで企画会議を開き
次なるネタを仕込んでいることだろう。
ダイレクトメールのそんな手法は
もはや時代遅れなのかもしれないが、でも
アナログチックなところが妙に好感が持てる。
住所だってキチンと手書き。
現金書留の雰囲気を大切にして、
細部に渡って気を抜いていないのだ。
どうせやるなら徹底的に“遊び心”を大切にしたほうがいい。
しかも“本気”がベースなのである。
***************************
そう考えると、私たち日本人はついマジメに
一生懸命になりすぎる生き物のようだ。
マジメで勤勉で実直であることが、崇高な人で
そうでないと、堕落したようなレッテルを貼られてしまうような
そんな価値観を知らず知らずと植えつけられていて、
枠からはみ出すと自分自身でダメ出しをしてしまう。
多くの人が遊び心を楽しむことと、マジメさは別ものなのに、
時々その境目がわからなくなってしまうようだ。
***************************
昨日の私より、明日の私のほうが
レベルアップをしていたい。
常に高い目標を目指していきたいと思う一方で、
もっと自由なココロの私でいられたら、
もっともっと翼を広げていけそうな気がする。
仕事もプライベートも一生懸命に向き合いつつも、
くだらない、何にもならないと思うようなコトを
思いっきり楽しめる私になったら
きっと人生も豊かに彩られることだろう。
***************************
NAOKOが必死になって「お姉ちゃんに見せるまで
封は切らないで待っててあげて~!」という願いもむなしく、
母は「もう待ちきれないわ!」ととうとうガマンしきれず
封をあけてしまったそうだ。
だから、中味の広告がどんなものだったのか
残念ながら見ていない。
ほんの数分間でも待てないほどのダイレクトメールなんて、
結構スゴイ!
通販会社が聞いたら「作戦成功!」と大喜びだろう。
たかが、現金書留の封筒のパクリ。
されど、思いもかけずまたひとつ収穫あり、と
なんだかニンマリしてしまった。
***************************
(母はもっか、“犬用電動すきバサミ”の到着を
心待ちにしている。「10日もかかるっていうのよね~。
早くしないとコロの脱毛期が終わっちゃうじゃない!」と
一人つぶやいている
。)
ランチを終えて、身支度を整えてから
再び事務所に戻ったら、NAOKOが「待ってました~♪」という。
私の机の上には、現金書留の封筒が置いてある。
「誰宛て?あら?私宛てじゃないね。」と言いながら
よくよく眺めてみた。
受取人は「母」。
差出人は例の「○○文化センター」である。
・・・あれ?ホントにお金入ってたの?
封筒には「重要」「必ずご名義本人様がご開封下さい」と
赤いインクでドンっとスタンプが押してある。
しかも、かすれ具合が妙に生々しくて、手の跡を感じるが
実はよく見ると印刷なのである。
あ!!!もしかして通販のダイレクトメール・・・??
そうなのだ。
以前、ブログで紹介したことがあるが
我が母は通販マニア。
そして、対する通販会社もバラエティー豊富、
ウイットの富んだアイデアを散りばめて、
あの手この手で封を切らせ、中味を手に取るまでの
涙ぐましい努力を展開する。
ここまで、やるんだ・・・。
常識の範囲を微妙に超えながらも
あくまでもベタな庶民派層のスタイルを崩さない。
そんな企業姿勢というかポリシーが一環している。
あまりのくだらなさに思わず笑いが込あげる。
封筒の裏には「※この封筒は現金書留ではありません」と
さりげなく、でもしっかりとPL法を謳ってある。
コレは明らかに現金書留封筒のパクリだけど、
誰もこれでだまされたりしない範囲だよな・・・。
ジョークやシャレでとどまるくらいのスタンスなのである。
あれこれと一瞬で思いをめぐらせたあとに、
思わず「脱帽!!!」と思わず叫んでしまった。
***************************
たぶん今頃、通販会社は大マジメで企画会議を開き
次なるネタを仕込んでいることだろう。
ダイレクトメールのそんな手法は
もはや時代遅れなのかもしれないが、でも
アナログチックなところが妙に好感が持てる。
住所だってキチンと手書き。
現金書留の雰囲気を大切にして、
細部に渡って気を抜いていないのだ。
どうせやるなら徹底的に“遊び心”を大切にしたほうがいい。
しかも“本気”がベースなのである。
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そう考えると、私たち日本人はついマジメに
一生懸命になりすぎる生き物のようだ。
マジメで勤勉で実直であることが、崇高な人で
そうでないと、堕落したようなレッテルを貼られてしまうような
そんな価値観を知らず知らずと植えつけられていて、
枠からはみ出すと自分自身でダメ出しをしてしまう。
多くの人が遊び心を楽しむことと、マジメさは別ものなのに、
時々その境目がわからなくなってしまうようだ。
***************************
昨日の私より、明日の私のほうが
レベルアップをしていたい。
常に高い目標を目指していきたいと思う一方で、
もっと自由なココロの私でいられたら、
もっともっと翼を広げていけそうな気がする。
仕事もプライベートも一生懸命に向き合いつつも、
くだらない、何にもならないと思うようなコトを
思いっきり楽しめる私になったら
きっと人生も豊かに彩られることだろう。
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NAOKOが必死になって「お姉ちゃんに見せるまで
封は切らないで待っててあげて~!」という願いもむなしく、
母は「もう待ちきれないわ!」ととうとうガマンしきれず
封をあけてしまったそうだ。
だから、中味の広告がどんなものだったのか
残念ながら見ていない。
ほんの数分間でも待てないほどのダイレクトメールなんて、
結構スゴイ!
通販会社が聞いたら「作戦成功!」と大喜びだろう。
たかが、現金書留の封筒のパクリ。
されど、思いもかけずまたひとつ収穫あり、と
なんだかニンマリしてしまった。
***************************
(母はもっか、“犬用電動すきバサミ”の到着を
心待ちにしている。「10日もかかるっていうのよね~。
早くしないとコロの脱毛期が終わっちゃうじゃない!」と
一人つぶやいている
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