KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★フィンランドで涙のバイバイ

2022年07月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
楽しくてにぎやかな3週間の
フィンランドとエストニアの旅を
無事に終えて、涙のお別れ。

3才のChiyo ちゃんは、昨日の最後の夜
ベッドで絵本を読み終えるとムクっと起き上がり

「たのしかったから。
か〜かんに(また)会いたいの」と

声をあげて泣き出し止まらなかった。
私も一緒に泣いてしまう。

数日前からも5才のSayo ちゃんは

「か〜かん、もう帰っちゃうの?
もっといたらよかった」と目に涙を
いっぱいにためて
「か〜かん、大好き」と抱きついてくれる。

マミー(ママ、Saori のこと)に
叱られて泣いては私も一緒に泣いてしまい、
きょうだいゲンカしてどちらかが
泣いては私もついもらい泣き。

こんなに泣いたのって
いつぶりなのか思い出せないほどに。

「だいすきちゃん、だいすきちゃん!」と
毎日“大好き”であふれる2人は
感情豊かで笑ったり泣いたり怒ったり
ピョンピョン飛び跳ねたり
しょんぼりしてみたり、まばゆいばかりに天真爛漫。




↑「か〜かんはお花のせんせいだから。
これ、あげる。リオにも送ってね」と
優しいChiyo ちゃん


そんなチビちゃんたちから
たくさんの愛をもらった家族に会う旅。






枕の上に数年前にNYからプレゼントで送った
名前の刺しゅうをした「さよクマちゃん」と「ちよクマちゃん」の横に
お手紙をそっと置いてきた。
今ごろ見つけて読んだかな。






海外組ならではの遠く離れた日本を
懐かしむこともたっぷりと楽しんだ。

手作りどら焼きに、寒天から作った
ところてんはところてん器で
ニュッと押し出して、酢醤油と辛子に青のりで。






それからクリーム白玉みつ豆(豆なし)
餅粉から作る本格羽二重餅とイチゴ大福。

そして、Saori のリクエスト
「か〜かんのプリン」は子どもの頃から
忘れられない味なのだそうで
さっそく作ってみたところ
「んー、お〜いし〜〜〜❣️」と大好評。




Sayo ちゃんは日本の絵本で見ていた
上が黒いプリンが食べたかったなだそうで
大喜び。自分たちでデコレーションして
プリンアラモードに♪







日本では当たり前だった和スイーツも
焦がしカラメルの焼きプリンも
ニューヨークでもフィンランドでも
やはりそうそうお目にかかれない貴重品ばかり。

羽二重餅も自分でこんなに簡単にできるなんて。
ある日食べたくなってネットで
調べてみたら電子レンジで驚くほどに
あっという間に出来たのだそう。
しかもお店レベルかそれ以上のクオリティでビックリ。

ニューヨークに戻ったらこれで
「Mochi ice cream モチアイス」を
作ってみよう。モチアイスクリームは
大人気だけど、皮がいまいちパサついて
いて伸びがなくこれはホンモノの
「雪見だいふく」じゃない!と何回も
残念な気持ちになっているシロモノ。

これならかなり近いのが
できるかもしれない、とひそかに心躍らせる。

手に入らないとなればとにかく自分で
作ってみよう!とチャレンジするしかない。

そしてこれまですぐにどこでも買うことができた
“当たり前”に想いを馳せて感謝する。

それから日本から持ってきた
紅白と金の水引と小さな扇の
オーナメントを来年のお正月飾りに使ってね!と渡すと、
どうやっていいかわからないし
できれば作ってほしいというので
エストニアで買ったアルミワイヤーで
ベースを作り、みんなで力を合わせて
「お正月のリース」作り。








子どもたちは自分で拾った松ぼっくりを、
Saori は水引をまとめながらお庭で
「もうい〜くつ寝るとお正月」と大合唱して。






年末になったら新鮮な松を
もう一度ここに足したら出来上がり。

フィンランドの豊かな森と湖
北極圏のラップランドのコテージでの
ナチュラルな暮らしと
ヘルシンキ中心地へのワンデイトリップに

















エストニアの可愛い街並みを堪能した
異国情緒たっぷりな時間で
さらに充実、満喫。

同時にその二つの国の歴史は時代の波と
近隣諸国に翻弄されたことを改めて知る。

それでも希望を捨てず
幾多の困難を乗り越えて
より良き未来へと向かっているその姿に
胸を打たれ、そして皆さんの優しい心や
気持ちにふれるたび、人種や言葉が違っても
私たちは誰もみな愛にあふれた
存在なのだという事実を思い出してハッとする。

まだまだ世界は落ち着かない日々だけど
どうぞ平和な地球になりますように、と
願わずにはいられない。

来年の春に日本で会おうね!と
涙で再会を約束したヘルシンキから飛び立って3時間ちょっと
ただいまアイスランドにトランジット中。






6月の終わりに着いてからは
肌寒い日が続き、20℃を下回り
過ごしやすく扇風機もほぼいらないほどに
快適な夏の北欧を後にして

ニューヨークは暑いよ!
エアコンを用意しておいたからね、という
リオは入れ違いで今日からお仕事でドイツ入り。

(延長して)ドイツで合流しようよ、
それでイタリアまで行こうよ!と
何度も言われたけれど
ちょっと体力が持たずにそれはさすがに断念。
元気になってからまたのお楽しみに♪

たくさんの素敵な思い出たちを
大切に大切に持ち帰り
しばらく真夏のニューヨークで
のんびり1人時間をゆっくり過ごす予定。

3週間前のワタシとは何かが確実に違う。
知らなかった風景や人々に出会い
たくさん泣いて感動して。

きっと前よりもさらに大きくて
広い私になっているに違いない。

旅はいつだって次の新しい扉を開いてくれる。

だからまた旅に出よう。

#newyork #helsinki#家族に会う旅#毎日を大切に丁寧に#心豊かに生きる

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