![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/40/2adc371bc9040c458e6d469fbc946cc1.jpg)
今年は何回、このローカルな
トウモロコシを買っただろう。
こんなに食べたことは今までなかった、と
思うくらいに。
ニューヨークに来て、トウモロコシが
おいしいと日本人たちが言っていたけれど、
ここのNYのカリクーンの、
特に一軒しかないローカルな
スーパーマーケットPecks ペックスの
トウモロコシがかなり糖度が高くて
見たら買いたくなる衝動を
抑えきれないほどになってしまった。
けれど9月に入ったある日、急に冷えて
霜が降りて、あたりのトウモロコシ畑が
まっ茶色に枯れてしまった風景を見て
あぁ、これでシーズンも終わり…と
ガッカリしていたけれど、
なぜか10月に入った今もほんの少しだが、
野菜コーナーに並んでいる。
見かけると即買いだ。
7月、8月の最盛期には私の背丈くらいに
てんこ盛りになって巨大なダンボールに
山積みの特設コーナーには5本で$2.99、
9月になって値上がりしたものの
それでも4本$2.99って。
4本買っても300円ほど。
しかもまだこの糖度の高さと
水々しさをキープしているなんて。
だんだんとトウモロコシを
極めつつある今日この頃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/aa/ccf2070576a7901072e247e1a209f724.jpg?1602592884)
茹で方もコーンの外し方も
研究を重ねてきてうまくなってきた感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/64/096e8445fb0506e88da6d2c8dcf55753.jpg?1602592848)
↑上下をカットして少し皮をつけたまま、
水を2㎝ほど鍋に入れてフタをして約10分でプリップリに!
水をかけながら外の皮をむく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/88/184bdafe748805483e9231016eb5c10a.jpg?1602592850)
↑半分に折ってから
切れ味の鋭くないあの普通のナイフを一列に入れて
左右に揺さぶり下から外していく
子どもの頃に岐阜に住む親戚が
夏に送ってくれた甘いトウモロコシの味を
覚えてしまってから、
大人になってもあまり自分で買うこともなかった。
近所のスーパーで買っても
なんとなくあの味とは別モノだったから、
夏に時々息子のために買うことはあっても、
せいぜいひと夏に数回、あるかないか。
札幌にご縁が出来てからは、
さすが北海道のトウキビは美味しい♪
やっぱり東京のとはまったく違う!と
思ったけれど、行った時のお楽しみで
しょっちゅうとはいかない。
まして糖度の高いものとなると
宅急便でお取り寄せするしかない。
私にとってもはや美味しいランクの
トウモロコシは幻かまたは、高級品の
希少価値になっていたものがベックスで
4本300円なんて!夢のような話である。
芯も丸ごと入れたトウモロコシごはんも
何回作ったことか。
そして、カントリーハウスの引き出しに入っていた
この小さなフォークは、
てっきりチーズ用なのかと思っていたら
茹でたコーンに上下からさして
かぶりつくためのモノと聞いて驚いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/78/c16e672a9eaad68fb31b4fea0ee35a48.jpg?1602593067)
おもしろいでしょ?
なにしろコーンの国だからね、とマリアが笑って教えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5e/fc7c1944ff143da425f7be1c58520065.jpg?1602593111)
そして、ついに作ってみた
生のトウモロコシから作る
「コーンポタージュ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bd/98aa6f9f32812b5c92360a7751586b77.jpg?1602593259)
ん?ポタージュ?なにそれ?
あー、チャウダーのことね。
コーンチャウダーね!
ここではこういうクリーミーなのは
「チャウダー」と呼ぶのだそう。
日本のクッキングレシピを見ながら
作るコーンポタージュ、じゃなくて
コーンチャウダー。
ふわふわな口当たり。
コンソメキューブを半分入れて
茹でたトウモロコシとバターで炒めた
玉ねぎを少しの水で煮た後、
フードプロセッサーでガーっとしてから
裏ごしして牛乳と生クリームを加えるのだが、
冷蔵庫にあるローファットミルクと
コーヒー用のハーフ&ハーフを代わりに使ってみた。
あとは塩を少しだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f9/bb8dc3badec5e2b04e52d172b14c3993.jpg?1602593189)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f7/419c993d4faae7dd2c53781c19ca6ca0.jpg?1602593191)
それでもちょっと高級感のある日本の
ホテルのレストランや、オシャレな
フレンチレストランの味にできて、
懐かしく思い出してジーンとしてしまった。
レシピもさることながら
なにしろもともとのコーンが甘い。
そしてジューシー。
ちょっとだけ手間がかかるけれど、
こちらのレストランではまだ出会ってない味、
そして日本に帰ってちょっと
お高めのところに行ったとしても、
なにしろ旬のもの。
そしてそういうところはたいてい
日替わりだ。奇跡に近い。
あこがれのコーンポタージュが
自分でできるなら、あと何回でも作りたい。
ペックスにトウモロコシが並ぶ限り。
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