2015年4月23日 <母>
素透撫と書いて何と読みますか?
ストウブです。
ここは以前、冬青庵という料理店でした。
そこもとても素晴らしかったのですが、残念なことに閉店。
その後素透撫というお店になったと知り、是非にと行って来ました。
上段:入り口はちょっととまどいます。
玄関脇のタタキに展示されている作品。
このジャーサラダは今ニューヨークで大流行とのこと。
上は普通のサラダ、下は温野菜でした。
中断:次にご飯が出てびっくり。トッピングは香を生かすため生のフキノトウ。
カブのスープ。お腹に優しくいくらでも飲めそう。
お魚料理はサケ。
下段:お肉はトリ。
チーズの入ったヨーグルトと桜のシャーベット
これもおかわりしたい!
庭を見渡せる開放的なカウンター席。
どれも吟味された素材と抜群のセンスでたまらなく美味しいうえ、
帰る時にはシェフ自ら玄関までご挨拶に来て下さって感激しました。
シンプルな和モダンの室内は心地良く、カウンターとガラス壁の間に
スペースがあり、お客の前面からサーブされるのもユニークです。
後で調べたら、この内装設計は現代美術家の杉本博司氏。
良く存じ上げなかったのですが、東京都庭園美術館の
新館のアドバイスをされた方だそうです(先日行ったばかり)。
更に!数年前行って激しい感銘を受けた瀬戸内海の直島、
そこの護王神社の改築も氏の設計との事。
三つが繋がってなるほどと、納得でした。
※ お隣は清春美術館で、ちょうど桜が満開でした。