2021年9月14日 <子>
上海は台風14号の影響で本日在宅勤務となりました。
福州への旅、最後の珍?名所「福道」を紹介しておりませんでしたので、ここを紹介して福州シリーズを締めたいと思います。
多数の入口があるのですが、らせん状のこちらからスタート。
入場料は無料。観光地というよりかは地元の人たちの散策ルートという感じです。
全長は19キロとのことなので、全部はとても歩ききれません!
らせんの中を行く。
ほどなくして福州の街並みが見下ろせます。
足の下が若干透けているので高所恐怖症の方はちょっと怖いかも。
逆方向に目をやります。
どうしたことでしょう!橋が途中で途切れています。
詳しい方がいらっしゃいましたらコメント下さい。。
森の上をあるくというコンセプトが豪快でなんとなく中国っぽい。
なんと今年、あの習〇平さんも歩かれたそうです。
老若男女がのんびり歩いています。
下るときまで常に景色が良い。奥に途切れた橋が少し見えています。
福州は観光地としての知名度はあまりありませんが、平潭島と組み合わせた旅は十分楽しめるコースだと思いました。
福道を降りたところで見た、なんとなく惹かれる立体的な道路で本シリーズ完。
とても魅力的で歩いてみたいです。
19キロ、見える景色は変わるのかな、、、
〇平さんは、全部歩いた訳ではないわよね。
出入口を除けば、基本的にずっと空中ですね。◯平さんはきっと一部を歩いただけでしょう。<子>としては全然飽きない道だったのですが、<子の嫁>に促され福道を後にしました。きっと、だんだん景色に飽きて来ていたのでしょう。笑
あの物体は、老(旧)洪山橋とのことです。
洪山橋は、福州市の西郊外洪山鎮にあり、闽江北港(川)の両岸にまたがり、
鼓楼区と倉山区金山工業園を繋いでます。
元は下流1㎞のところにあった石橋で、何度も水害により破壊されていたが、
明の万歴6年(1578年)上流に場所を移し石梁木面の橋に建て替えられました。
万歴36年(1608年)には再び破壊されたので再建され、その後も何度も修理、改築されたと。
清の乾隆37年(1770年)に石梁石面で欄干も備え付けられた橋の建設が始まり乾隆40年(1773年)に完成。
これが老(旧)洪山橋(全長394.5m、幅3.8m)。
1954年には路面が鉄筋コンクリートに変えられたが、1970年代に洪水で破壊、流されています。
1985年には新洪山大橋がその近くに完成し、その旧橋は廃棄されることになったとのことです。
なんと、ここまで詳細なことがわかるとは…!つまり1773年に出来た橋の残骸ということですね。新しい橋を作る時に、古い橋の残骸をそのままにしておくというのは斬新です。鉄道には廃線マニアならぬ、廃橋マニアがいたらかなり魅力的な橋と言えそうですね。知り合いの方に宜しく御礼をお伝え下さい!