2023年6月10日 <父>
団地で最初に咲く百合がテッポウユリ(鉄砲百合)です。
今年は、6月8日に開花しました。奥にはヤマユリ(山百合)も
植えています。
数年前に球根を植え付けた翌年はたくさん咲きましたが、
年々数が減少しています。
2018年に植え付けたアジサイが、昨年から花をつけるようになりました。
子ども達がさし木から育てました。
昨年、このアジサイの傍に、Yさんから寄贈されたテッポウユリをたくさん
植え付けました。蕾がたくさん付いていますが開花はまだですね。
2023年6月8日
今朝のテッポウユリです。純白の白い花が見頃になりました。
テッポウユリは連作を嫌い、地植えでも2年に1回植え替えが必要とのこと。
秋に球根を掘り起こして、別の場所に移すことにします。
公園のアジサイが満開に近づきました。
2019年から団地で育てたアジサイを移植しています。
アジサイ近くの花壇で可愛いネジバナを見つけました。
アジサイ、テッポウユリと同じ時期に咲くのですね。
花は下から上に捻じれながら咲きます。
拡大します。蘭の仲間と分かります。
2023年6月10日 東京都稲城市にて オリンパスTG-6
ネジバナは面白い咲き方ですね!
芝生などの草地にネジバナが多くみられるのには理由があります。
一般にラン科の植物は菌類の力を借りて発芽し、その菌類を根の中に取り込んで特殊な根(菌根)をつくり、
菌類がつくる栄養分を吸収して成長します。
ネジバナも芋のように太い菌根を地中に持っています。
その菌根形成にかかわる特定の菌類が、芝生の生育する場所に多く存在するため、
芝生などの草地にネジバナがみられるのです。
ラン科の植物は菌類との共生関係によって生育し、種類によってその依存度は異なり、
鉢植えの方法や、生育地周辺の環境変化によって特定の菌類が減少すると、
生育できない種類もあります。
芝生の中で旺盛に育つネジバナも、鉢植えにするとうまく育たないことがあるのは、
ネジバナと共生関係にある特定の菌類が、鉢の中でうまく生育していないことが
原因のひとつと考えられています。
食用の百合の根(球根)は限られていて、コオニユリ、オニユリ、ヤマユリ、カノコユリの
4種だそうです。
食用に栽培されているのは主にコオニユリのようです。
収穫するのに6年もかかるので、百合根は貴重ですね。
<父>は食べるより、球根を植えて花を楽しみたいです(笑)
芝生のある所でよく見かけるのには理由があったのですね。納得しました。
色も形も可愛くて大好きな花です。
ネジバナ解説を読んで頂きありがとうございます。
ネジバナが芝地に咲いている理由がやっと分かりました。
キンランを移植しても育たないのも菌類が関係しています。
団地内を観察するとネジバナがたくさん咲いていました。
右巻きか左巻きかを調べるのも面白そうです。