須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

キアシドクガの交尾

2020-05-24 15:43:26 | 動物・昆虫・鳥
2020年5月24日 <父>

5月10日にクマノミズキを食害するキアシドクガの終齢幼虫を見つけました。
5月19日には、外壁で羽化したばかりのキアシドクガを見ることができました。

きのうの朝、壁にとまっている純白のキアシドクガ♀を見つけました。
しばらくすると、2頭のキアシドクガが周辺をヒラヒラと飛んでいます。
ここでいったん観察終了。暫くして見てみると、2頭の♂が♀をめぐって
争っています!





20分程して勝負あり。1頭はシブシブ去っていきました。





交尾中の♀(上)と♂(下)。♂は翅の縁が黒ずんで見えます。


2020年5月23日 東京都稲城市にて オリンパスE-M1Ⅲ 75-300mm(トリミング)

まさか、終齢幼虫、蛹、羽化、交尾まで撮影できるとは思いませんでした。
キアシドクガについては、都心の生物Ⅱ博物画と観察録(中野敬一著、本の泉社)に
掲載されていて参考になりました。

<おまけの話題>
きのう、団地の人がほとんど入らない一画でホタルブクロが開花しました。
自然な環境中で見る姿は良いですね。





花の中をのぞくと、雌しべはまだ閉じたままでした。


2020年5月23日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 丸子橋の魅力発見 | トップ | 秘密基地 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キアシドクガの交尾 (fukurou)
2020-05-24 21:08:00
須玉の父様
こんばんは。
キアシドクガの交尾まで観察できるとはラッキーですね。この雌がまたクマノミズキに産卵するかと思うと心中穏やかではありませんが、とりあえず交尾の観察をしてから、駆除と言うことになったのでしょうか?(笑)
どの世界でも、オスは馬鹿ですね?!
返信する
継続観察します (須玉の父)
2020-05-25 08:01:39
fukurouさん
おはようございます。
キアシドクガについて、急に詳しくなってしまいました(笑)
昼間に飛んでいる姿はモンシロチョウのようでした。
ここまで観察したので、駆除せずにクマノミズキに産卵する卵を見てみたくなりました。
もし見つけたら撮影後に卵は駆除します!
返信する

コメントを投稿

動物・昆虫・鳥」カテゴリの最新記事