頑固爺の言いたい放題

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麻生財務大臣擁護論

2018-04-22 11:38:07 | メモ帳

福田財務次官のセクハラ問題で、野党は麻生財務大臣の辞職を求めている。野党の言い分は週刊新潮の記事と録音テープが根拠になっているが、女性の発言が消されている点に疑問がある。

女性の発言部分が録音テープから消されたのは、都合が悪いことが入っているからではなかろうか。福田氏は「全体を見てくれ」と言ったが、その意味は、「その発言だけを切り取れば、いかにもセクハラに聞こえるが、そういう発言をしてもおかしくない雰囲気だった」と言いたいのだろう。要するに、テープから消された女性の発言を再現してみないと、本当にセクハラなのか断定できない。

いずれにせよ、福田氏が阿呆なスケベだったことには変わりはないが、福田氏は録音機をオンにして待ち構えている罠に嵌った被害者である。セクハラ発言を録音することに成功するたびに、彼女は「してやったり」と高笑いしたことだろう。その女性の記者根性は賞賛に値する(笑い)。一方、福田氏は心を許した相手に裏切られ、さぞ悔しいことだろう。

さて、麻生氏は日常の業務を通じて福田氏を適任と評価し次官に任命したのであって、スケベかどうかを知る機会はなかったはずだ。したがって、麻生大臣には任命責任はなく、辞職する必要はない。

野党はこんな次元の低いことばかり論じるのはいいかげんにして、政策論を戦わす本来の国会議員の姿に立ち返ってほしいものである。