頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

韓国の漢字廃止

2019-01-09 14:10:44 | メモ帳

私は1970年から1980年にかけて、仕事で度々韓国に行った。1970年当時は、韓国の新聞には漢字がかなり使われていたから、意味はわからなくても、何についての記事なのかは想像できた。しかし、その後だんだん漢字が減り、最近は新聞から漢字がまったく消えてしまった。

以前は韓国の漢字廃止についてあまり興味がなかったが、最近日韓関係がぎくしゃくしてくるにつれ、ことによると反日思想が漢字廃止の理由かも知れないと思うようになり、調べてみたところ案の定だった。

https://www.mag2.com/p/news/262635/5

すなわち、日本が併合時代にハングルを奪ったという誤った認識が学校教育で教えられ、その反動でハングルだけで文章を書くことにしたのである。漢字熟語には日本語がかなり混じっていることもあるだろう。例えば、人民、憲法、経済、哲学、共和国、財政、科学など。

漢字とハングルの併用は平仮名と漢字の併用と同じことであり、同音異義語がたくさんあるから文章が読み難いし、読むのに時間がかかる。韓国人は世界中でもっとも本を読まない民族らしいが、それはハングルだけの文章では読む意欲を喪失することに原因があるのではないか。学校で漢字を教えなければ、自分の名前さえ漢字では書けないという喜劇(悲劇?)も起きる。

そして、漢字が読めなければ、1980年代以前に書かれた書物は理解できないということであり、歴史の資料を読めないことになる。韓国の歴史学者はどうやって研究しているのだろうか。

韓国はあまりにも強力に反日を推し進めた結果、とんでもない結果を招いてしまった。誤った歴史認識も修正されることはないだろう。困ったものである。