頑固爺の言いたい放題

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GSOMIA破棄に関する韓国マスコミの反応

2019-11-17 11:30:15 | メモ帳

韓国人のシンシアリー氏は日本に移住したが、韓国のマスコミを広くチェックして、日本人に興味がありそうな話題を拾って、自分のブログに提供している。

同氏の最近の関心事は“GSOMIA破棄” で、本日も韓国の某紙(かなりマイナーな存在らしい)の露骨なコメントを引用している(赤字部分)。

・・強制徴用問題は、(※文在寅大統領が)手を出して台無しにしてしまった代表的なケースだ。朴槿恵政府は最高裁と協力して状況悪化を防いだ。ムン・ジェイン政府はこれを『司法壟断』という名前で断罪した。今、どうなっているのだろうか。双方の対立は経済戦争にまで広がった。23日0時にはGSOMIAも終わってしまう。米国当局者たちは、相次いで韓国を訪れGSOMIA復帰を圧迫した。下手に触れたせいで、韓国だけ孤立する事態となった。誰一人責任を負う人がいない。反省もない・

・・なぜ政策が無いのか。勉強しない、悩まないからだ。経験もない。そんな状態で執権したのだ。金大中政府の5年間は金大中の個人技で穴を埋めることができた。盧武鉉政府5年間は、様々な実験と失敗の連続だった。ムン・ジェイン政府はさらに、よけいに触って動作不能にしてしまう。収束すらできずにいる。だから「ムン・ジェイン政府のレイムダックが国のために利益」という評価が共感を得ているわけだ。問題を解決する能力がなければ、最初から触らなければよかったのだ。壊して再建できないなら、最初から壊すべきじゃなかったのだ。無能にすら及ばないのが、無知である。

 では、大手マスコミはどう反応してえいるか(赤字)。

朝鮮日報(16日の記事)

・・・GSOMIA破棄が敗着であることはすでに誰の目にも明らかだが、それでも韓国大統領府は態度を改めず意地をはり続けている。米国は激怒しているが、韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)安保室長は「韓米同盟とは全く関係がない」と強弁している。彼らは一体何を期待しているのか。

(頑固爺注)“敗着”は日本語にはない言葉だが、意味はなんとなくわかるから,意訳しなかったのだろう。

中央日報(17日の社説)

 ・・・いま韓国政府は安保政策を立て直さなければいけない時だ。非核化の意志を見せず挑発を繰り返す北朝鮮に堂々とした態度で対応する必要がある。そして何よりも韓米同盟を立て直さなければならない。その試金石がGSOMIA終了の撤回だ。

マスコミに叩かれ、北には冷たくされ、文在寅大統領は四面楚歌となった。進むも地獄、退くも地獄。文は23日に地獄への道標を見ることになる。