頑固爺の言いたい放題

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善戦した「大韓の子孫」

2021-03-29 15:23:51 | メモ帳
今回は習近平を話題にすると予告したが、面白い話題があったので、それを優先し中國問題は次回にする。

京都国際高校が選抜高校野球大会の初戦で宮城県の柴田高校に勝利した時(3月23日)、韓国の新聞はまるで狂喜乱舞するかのような記事を掲載した。

なぜ韓国の新聞が日本の高校野球にそんなに熱狂したかというと、この京都国際高校は韓国系で、韓国語の校歌が「東海の海渡り 大和(やまと)の地は 聖なる我らが先祖の いにしえの夢の場所」で始まるから。まるで、日本の国は韓国人によって作られたかのような印象を与える。さらに、4番には「力強く立ち上がれ 大韓の子孫」という一節もある。

言うまでもなく、韓国は日本海の呼称を東海とすべきと主張しているから、NHKは歌詞の日本語訳の字幕では、その部分を「東の海」と表示した。苦し紛れの機転である(笑)。


ちなみに、同校は毎年韓国から10億ウォン(約9600万円)と日本から15億ウォン(約1億4500万円)、つまり両国の教育当局から約25億ウォン(約2億4000万円)を支援されている。生徒数は140人で約4割が在日(爺の推測だが、残りの6割も大半は帰化人の子弟ではなかろうか)。校長は韓国人の朴慶洙。

さて、京都国際高校の第2戦の相手は、強豪の東海大菅生(東京)だった。九回の表まで4対2でリードしていたが、その裏に3点取られて、あえなく逆転負けを喫した(27日)。

だから、韓国語の校歌が甲子園の空に再び鳴り響くことはなかった。しかし、男子生徒数が少ない(推定70人)小さな高校が、この大会に選抜されて出場しただけでも奇跡だ。それが大舞台で1勝して、さらに強豪を最後まで苦しめたのは天晴れである。「力強く立ち上がった大韓の子孫」に拍手を贈る。