頑固爺の言いたい放題

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コロナと景気の関係

2021-12-23 10:04:04 | メモ帳
株価が連日、大幅上げと大幅下げを繰り返している。日経平均は、12月16日に606円の上げ、その翌日は520円の下げ、週をまたいでの20日は607円の下げ、その翌日は579円の下げといった具合。投資家たちはジェットコースターに乗ったような気分だろう。

この荒っぽい波動は、オミクロン株が今後どうなるか読み切れないという、投資家のナーヴァスな心理を反映していると思う。この爺も10月に“コロナ収束近し”と判断し、JR東日本の株を100株、7,100円で仕込んだ。一時は7,800円まで上げたから、シメタとほくそ笑んだのも束の間、その後は欧米諸国の感染拡大で、最近は7,100円を割っており、元の木阿弥である。

そんな状況で、景気動向の見通しはコロナの先行きをどう読むかにかかっている。日本ではこのところジワジワと感染者数が増加しているが、それでも諸外国と較べれば天国と地獄くらいの差がある。

例を挙げれば、一日の感染者数が米国では13万人、英国では9万人であり、日本とは桁がいくつも違う。お隣の韓国でも、連日7千人を超えて、 “K防疫”という自慢は儚く消えた。

余談だが、韓国ではひと頃「日本はコロナの数字を歪曲しているに違いない」という憶測がもっぱらだった。いくらなんでも、もう妄想から目を覚ました頃だと思っていたが、そうではないらしい。今になっても「世界が認めたK防疫よりも、日本の感染者が少ないなんて、常識的に話にならない」という意見が、最近「ヘラルド経済」紙に掲載された(シンシアリーのブログより)。どんな「常識」があると、そんな認識になるのか、韓国人とは不思議な人種である。

話を本題に戻す。景気動向はコロナ次第になった感がある。いくら日本がコロナを抑え込んでいても、諸外国ではコロナの跳梁が止まるところを知らず、たぶん冬場は好転しないだろう。幸いにして日本だけは小康を保っているが、空港で発見されるオミクロン株を果たして抑え込めるか。今が正念場である。

この爺はワイフとともに、1月末の温泉旅行を予約した。GO TO キャンペーンの再開を当て込んだこともある。観光業界はコロナ禍の動向を固唾を飲んで見守っていることだろう。

ともあれ、来年こそは心安らかな年になってもらいたいものである。

昨日ここまで書いて、本日朝に推敲してからアップするつもりだった。ところが昨晩、大阪でオミクロン株の市中感染が確認されたと報じられた。JR東の株は当分の間、塩漬けになることを覚悟する。

今は、ただただオミクロン株の感染が拡大しないことを祈るのみである。