酷暑日の連続と台風の到来ですっかり重陽の節句のことを忘れていました。9月9日は重陽の節句日。
昨日慌てて、菊花のお酢の物を作り、今朝慌ててお花屋さんに行って小菊を沢山買って来ました。
菊の香は心を落ち着かせ、菊花は目の疲れを癒してくれます。
さて、8月の終わりに東京日本橋に新しいミュージアムが出来た事を今朝知りました。
今何かと話題だそうです。
↓ 大量の金魚が出て参ります。お苦手な方はご覧にならないでください。
アートアクアリウムミュージアム
私の一つの疑問は、「コロナ後」もこのイベント的な催事、施設は、催され続けるのか?建てづづけられるのだろうか?
といういことです。
話題はきっと、この光の中に散りばめられた「動く金魚達」に対する人の「情」の問題に発しているのだと思います。
日本人は、確かに江戸時代の金魚ブームなど随分長く金魚を身近に置き、暮らしてきました。
そして、ペット、お花、それは何にでも言及できることです。
けれど、人の心にはいつもその事に対し、何か少し罪の意識や哀しみを持ち、その「業」と「悲しみ」の間に
芸術を生んできたようにも思えるのです。
アート、ミュージアム、
結局人は何も進歩していないのでしょうけれど、動物園、水族館、そこにアート、ミュージアムという言葉を入れてしまう事で、かえって多くの生き物達の命の尊厳を汚してしまうことになるようになるのではないだろうか。。
雨の1日にそんなことを考えています。