横浜美術館に初めて伺いました。
とても立派で美しい建物にびっくり 思わず写真を撮らせていただきました。
会期も残りわずかになりましたが、今横浜美術館では
生誕140年記念 下村観山展 が開かれています (2月11日まで)
下村観山は横山大観とともに、岡倉天心のもと新しい日本画の動向に
大きな影響を与えた画家です。(1873~1930年)
この展覧会は観山の画業を振り返る10年ぶりの個展となり、大変見応えのある
また私個人としては大変感動的な作品に出会える素晴らしい展覧会でした。
「張果老」 1921年頃 (画家48歳頃)
「竹の子」 1930年 (画家57歳絶筆)
絵画の魅力を想う時、やはり“色”の占める割合が大きいのだということに
あらためて気づきます。
観山の作品のどこがどうよいのか・・
というよりも 観山の作り出す色と余白の響きが、私にはとても美しく聞こえたと
いうことなのだろうと思うのです。
作品に添えられた1つひとつの解説も簡潔ながら、大変丁寧で深く印象に残りました。
是非一度横浜美術館にお出かけください。