姪のさよちゃんのシールのコレクションです。
私もシールが大好きなので、このコレクションに協力をさせてもらっています。
時々会う小学二年生の彼女に、名古屋の色々な場所で入手したシールを見せると、きちんと自分の好みのシールを選び、そのコレクションに加えてくれます。
しかも、その時は必ず自分のコレクションのなかから私にシールを選ばせてくれ、いくつか譲ってくれるのです。
こうして一堂に見てみると、赤を中心にとてもカラフルで、少し立体感のあるシールが多いようです。このコレクションには彼女のいまの好みがきちんと表現されています。さよちゃんが、ここに居ます。
何かを集めようとするのは、人の愚かな、儚い欲求なのかもしれません。
はがき、切手、手ぬぐい、シール、スタンプ・・色々集めている私は
「そんなに集めていったいどうするのだろう?」自分でも困ってしまうことばかりです。
けれど、その集まったものたちは、持ち主に選ばれた瞬間からこの世でたった1つのものとなり、また今までとは別の美しい表情を増すものだと思います。
さよちゃんは、いつも大事に大事に私の前にシールを並べ、交換が終わるとまた大事に大事に袋にシールを仕舞います。私はその作業の一つ一つを見るたびに幸せを感じるのです。