つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

今週のお花から。

2017年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 

お花屋さんのアニバーサリーさんが今週のお花を届けてくださいました。

一挙に秋を感じる、色と形です。

ダリア、ケイトウ、ミシマサイコ、リンドウ というメモ書きも頂きました。

 

 

 

 

ミシマサイコ。

サイコ(柴胡)は中国原産の薬草で、その根茎に風邪などの症状に対する薬効があるそうです。

日本に自生する仲間から、静岡県の三島で薬草として栽培したものの品質が良かったため、

ミシマの名前が付いたとありました。

 

空気が乾燥し、風邪が流行りだす季節に、小さな黄色い花を咲かせ「私をお使いになられたら?」と

可愛らしくお知らせしてくれているようで、気持ちがほっといたします。

 

先の「お声がけセール」の記事にコメントを頂戴いたしました。

私もお返事させていただきましたので、よろしければご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

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初秋のころに

2017年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム

サウナに入っているのか?と思うような暑さの続く名古屋です。

 

お客様から残暑見舞いのお便りをいただきました。

ご自身で描かれたお豆たちに、句は芥川龍之介作とご紹介があります。

数日前から、裏の図書室のドアを開ける度に小さなバッタが入り込んで来ていました。

何匹かを手で追いかけて、庭に逃がしていたものですから

このお便りを頂いた時はとても感動いたしました。

立秋。残暑のころとはそういう時期なのですね。

 

サウナのような。。などと嘆いてばかりでなく

このお客様のように、日々の移り変わりを敏感に感じ

久しぶりに触れたバッタの柔らかさを「初秋」の記憶に留めたいと思います。

 

 

手拭いを頂きました。これからの季節にぴったりですね。

 

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三沢厚彦 

2017年08月21日 | 三沢厚彦

 

三沢厚彦さんのDog は今や佐橋美術店の大切な番犬?マスコット?です。

エントランスからお入りになり、奥にお進みになり、『あぁ、いたいた』と

このわんちゃんの頭を撫でてお帰りになるお客様もいらっしゃいます。

 

もう楠の香りはしなくなりましたが、

もしかしたら今ご制作の作品達よりたっぷりと

三沢さんご自身の愛情を受けた作品でないかしらと思っています。

そして、佐橋美術店のお客様がたの愛情もたっぷりと感じ

益々存在感を増している作品です。

 

佐橋に売る気があるのか?ないのか?よくわからない作品の一つでもあります。

 

三沢厚彦 木彫 「Dog」 楠×油彩 82.5×27.0×96.8㎝

「アニマルズ」求龍堂 平成14年刊行 NO.46掲載

 

 

 

 

 

 

 

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夏休みが終わります。

2017年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

そろそろ仕事に戻る準備を始めようと店に寄ると、ポストにお便りが入っていました。

東京の山種美術館の川端龍子展にお出掛けになられたお客様からのお便り。

篆刻をなされるお客様が夏休みのお孫さんたちのご様子をお知らせくださったお便り。

橦木ギャラリーの小さなお嬢ちゃんたちからは、偶然?にも先日ご紹介した

安西水丸さんの可愛らしい絵はがきを頂きました。

 

お休み明けの憂鬱がどこかへ飛んでいきます!

お便りをありがとうございます。

 

 

加齢とともに、新しいことを始めること、新しい場所に出掛けることが億劫になります。

ですから、各年代に習い事を変えてみたり、一人で地図を見ながらでかけるように

心がけています。

 

この夏休みの「新しいこと」は蒲郡に出掛けた際、

生まれてはじめて競艇場に寄らせていただいたことです。

 

蒲郡競艇。

施設が素晴らしくきれいで感動しました。

フードコートもあったり、お茶も無料でいただけます。

残念ながらこの日はレースが夜からの開催でしたが

ここにいながら、同時間に開催されている常滑ボートのレースを

楽しむこともできるようで、お年寄りからお子さんまで沢山のかた達が

それぞれの場所で時間を過ごしていらっしゃいました。

 

画商という仕事も一種賭け事をしているようなものですので、

あまり他のものには手を伸ばさないように・・とはいつも佐橋と話しておりますが、

どうせなら、目の前で選手のみなさんの技術や熱意を感じる場所に

足を運んでみたいとこのとき初めて思いました。

 

また是非レースがあるときに行ってみたいと思います。

 

みなさまもいよいよ今年後半のお仕事をお始めですね。

どうぞ、お元気に益々ご活躍くださいますよう心よりお祈りいたしております。

 

 

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お盆の過ごし方

2017年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

無事に父の初盆を終えました。

普通、先祖の御霊のことを御精霊様(おしょろいさま)と言いますが、

この中部地方では、それをもてなす精霊棚や三度三度のお食事のお供えなど

すべてをさしてこう呼ぶことが多いようです。

 

30年近く前には「こんなこと、私の代には絶対やらないわ」と決めていましたのに、

毎年取り仕切ってくれていた母が施設にいること、父の初盆であることもあり

今年は佐橋や弟の家族と協力して、なんとかおしょろいさまを終えることができました。

 

合間をみて家の掃除もしました。

色々出てきて大変ですが・・

久しぶりにトーマスに会えたのは嬉しかったです。

これは、私たちの息子のために25年ほど前に東京の父が手作りで作ってくれたものです。

大工でしたから、お手の物といえばそれでおしまいでしょうけれど、、

この細やかさは長女である私には遺伝しなかったのかな?全部妹や弟にいったのかな?

などと思いながらつくづく懐かしく眺めました。

 

 

若い頃は馬鹿にし、3日間おうちにいるのが苦痛で仕方ありませんでしたが

この頃はお盆の意味も少しわかるようになりました。

かなり適当になりましたが、仏様への三度三度のお食事の用意もままごとをしているようで

楽しみました。

 

さて、ここからは仕事モードに気持ちを切り替えるのが大変です。

明日、お寺さんに伺ってからは、展覧会などに寄らせていただこうかと思います。

 

 

 

 

 

先日佐橋が今年前半の労いにとプレゼントしてくれたハンカチです。

この色づかいは優しく、佐橋のお好みらしいなぁと感じ

とても感動いたしました。

労いをハンカチで?

何か少し損をした気もしますが、、まぁいっかぁ。

後半もがんばります!

 

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