お休みを利用して倉敷の大原美術館に出かけてきました。
修学旅行から実に三十年ぶりの訪問です。
悲しいことに、夫婦ともに修学旅行に来た記憶はありますが、美術館の内容については何も覚えていませんでした。修学旅行とはそういうものでしょうか?
こんなに素晴らしい作品があるなんて
ゆっくり見学をしたほぼ一日、感動の連続でした。
児島虎次郎が集めてきたというヨーロッパ絵画はもちろん、仏像、棟方志功など民芸の作家たちの工芸品、近代絵画、現代絵画・・どれも大変よいコレクションで驚きました。
とくに最後におとづれた虎次郎記念館の
中村彜の「頭骸骨を持てる自画像」(上画像)と
熊谷守一の「陽の死んだ日」には圧倒され、思わず涙がでてきました。
入場料が1000円、しかも一日の入出場が自由というのもとても助かります。
大原美術館へは是非また再訪したいと思います。