最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

くも膜下出血の症状

2006-07-11 11:01:23 | くも膜下出血
私のホームページの掲示板蘇りさんが次のように
くも膜下出血発症時の様子を書き込んでくれました。

忘れもしない。その日は、朝から仕事が立て込んでいた。

 朝9時15分から我社幹部の週間連絡会。
10時からは、次代を背負う若手新人の研修開始式。
1時間後ようやく自分の仕事の時間を持てるかと思いきや、
ウィニー問題でPCのセキュリティ対策を各人でやれと。
イライラしながらやり始めてどれだけ経ったろうか?
 突然グァーと脳圧が高まり頭痛が走る。
「えっ!」 こんなこと未だ嘗てなかった。「えっ!何々?」
 一瞬狼狽していると、今度は頭痛に加え、
聴力がまるで音量ボリュームを絞るように低下。
近くの職員の声が消えていく。
 「えぇ~~! 止めてくれ~!」 
 未だ経験したことのない異常な現象に驚愕と狼狽。
「頭に何か?死ぬかも?」という不安が一瞬よぎり、
「このままでは駄目だ!」と咄嗟に我社の診療所に駆け込もうと歩みだすも、
3歩程度行ったところで足元が揺らぎ、そのままへたり込んでしまった。
 「大丈夫ですか~~~?」と部下の声。
 「頼む。救急車を」と私の絞るようなかすかな声。

私の病との闘いは、すべてそこから始まった・・・
(今日は会議で疲れたので、次回に)。


蘇りさんのくも膜下出血になったときの症状は
正しく私がホームページ「しぶとく生き残るためのヒント」の中の
「発症時の頭痛」で書いた私の経験にピッタリだ。
くも膜下出血の症状はまず“ハンマーで殴られたような頭痛”となっているが、
私は“このプレッシャー衝撃”がくも膜下出血の特徴的症状として
ぜひ皆さんに声を大にして伝えたい!

コメント
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