最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

くも膜下出血の症状 2

2006-07-31 19:33:37 | くも膜下出血
フードコーディネーター福田依子さんがご自身のブログ
「フードコーディネーター福田依子の日記」
くも膜下出血になったときの様子を書いていらっしゃいます。

4月8日 6時ごろ目が覚め起きると、
なんだか輪ゴムを弾いたような感じの「パーン」というような痛みが頭に感じたのです。
(くも膜下出血は、バットで頭を叩かれたぐらいの痛みを感じるとよく聞きますが、
私の場合はそのような激しい痛みはありませんでした)
その直後、突然目の前が真っ暗になり、体の力が全て抜けて、
その後は状況がわからなくなりました。
その意識がなくなっている時間は、後でわかったのですが、
たぶん数分だったと聞きました。
その数分後、意識が戻ると、気分が悪くも無いのに突然嘔吐が一回起こりました。
2年まえに私の父が自宅で脳出血で倒れた時、
やはり嘔吐があったのをその瞬間に思い出し、
これはちょっとヘンだぞと思い、とにかく救急車を呼んでもらうことにしました。
救急車はわりと早く到着をしたように思えましたが、その間も嘔吐が2回ありました。
救急隊員の方が、血圧・脈などを計ったり、いろんな質問をしたり、
頭がボーっとしている中でも、自分ですべて答えられる状況でした。
そして、救急車の中に運ばれ、担架に上に横になっている間、
救急隊員が電話で受け入れてくれる病院を探している声が聞こえました。
今、思い返すと3軒の病院に断られたようですが、
本人はもちろん周りの人にとっては、この病院を断られるという状況は、
病院の事情はもちろんあるとは思いますが、なんとも辛い感情があります。
で、やっと受け入れ病院が決まり出発。
日産玉川病院に運ばれました。
そこで、CTなどの検査が始まりましたが、
その間も嘔吐はもう治まり、意識もあり、起き上がれなかったですが
同行した者とも話をしたりと、、、わりと病院の人ものんびりで、
なんだか落ち着いていると・・・
日当たりのいい病室に入った瞬間、
若い30代後半と思われる医師が早足でとんできて、
「福田さん、くも膜下出血です。うちでは駄目です。
専門の先生がいる病院にすぐ移します。」と、
さあ~それからが大変、、、、先生も看護師さんも急にバタバタとし始め、
とうの本人は、先生のその言葉にそれこそバットで頭を叩かれたぐらいのショックで、
一瞬言葉も出なかったのです。


発症時の痛みを福田さんは
「輪ゴムを弾いたような感じの「パーン」というような痛み」
と表現していますが、やはり
「バットで頭を叩かれたような激しい痛みではなかった」
と言っています。
その後に目の前が真っ暗になったり、力が抜けた感じ。そして嘔吐。
くも膜下出血の発症の特徴は何と言っても
“突然頭の中に感じる衝撃”という表現がいいのかも…
コメント (2)
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