朝日新聞、平成18年11月26日朝刊の「患者を生きる」は
『脳卒中後のうつ~情報編~』でした。
それによると、島根大、神経内科の小林祥泰教授が
「脳卒中の後、物事への意欲を失う患者は多い。
患者の3割ほどは、うつ状態になると言われます」
と指摘している。脳梗塞や脳出血により、意欲に関係する脳の前頭前野や、
神経繊維のネットワークに障害が生じるのが原因だそうだ。
一般的なうつ病(抑うつ感があって自分を責めたりする)と違って、
やる気が無くなり、感動しなくなるなど、
「ボーッとしている」のが特徴だそうだ。
症状は脳卒中の発症から3~6ヶ月後になって現れることが多く、
まひの重さに相関関係はないということだ。
私のホームページ「しぶとく生き残るためのヒント」のBBSにも
病後うつ状態になって困っているという、本人、ご家族の声は多いが、
やはり、脳卒中全体としても多いのだ。
くも膜下出血も脳卒中の一つであるから当然なのだろう。
放っておくと認知症に進行する場合もあるそうだ。
普通の抗うつ剤は効きにくいが、漢方薬や脳の伝達物質ドーパミンの放出を
促進する「塩酸アマンタジン」などが効くとか。
くも膜下出血などの脳卒中の後遺症は麻痺など他人にも自分にもはっきりわかるものは、
ある意味手当てしやすいが、こういった後遺症はすぐにはわかりにくいものだ。
心配な点は、ちょっとしたことも細かくドクターに報告して考えてもらった方がいい。
『脳卒中後のうつ~情報編~』でした。
それによると、島根大、神経内科の小林祥泰教授が
「脳卒中の後、物事への意欲を失う患者は多い。
患者の3割ほどは、うつ状態になると言われます」
と指摘している。脳梗塞や脳出血により、意欲に関係する脳の前頭前野や、
神経繊維のネットワークに障害が生じるのが原因だそうだ。
一般的なうつ病(抑うつ感があって自分を責めたりする)と違って、
やる気が無くなり、感動しなくなるなど、
「ボーッとしている」のが特徴だそうだ。
症状は脳卒中の発症から3~6ヶ月後になって現れることが多く、
まひの重さに相関関係はないということだ。
私のホームページ「しぶとく生き残るためのヒント」のBBSにも
病後うつ状態になって困っているという、本人、ご家族の声は多いが、
やはり、脳卒中全体としても多いのだ。
くも膜下出血も脳卒中の一つであるから当然なのだろう。
放っておくと認知症に進行する場合もあるそうだ。
普通の抗うつ剤は効きにくいが、漢方薬や脳の伝達物質ドーパミンの放出を
促進する「塩酸アマンタジン」などが効くとか。
くも膜下出血などの脳卒中の後遺症は麻痺など他人にも自分にもはっきりわかるものは、
ある意味手当てしやすいが、こういった後遺症はすぐにはわかりにくいものだ。
心配な点は、ちょっとしたことも細かくドクターに報告して考えてもらった方がいい。