最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

従弟の死

2007-02-12 17:41:15 | 医療と健康
今朝、8時過ぎ、我が家の電話が鳴った。
出ると久しく話したことも、会ったこともなかった川崎に住む、従弟Mさんだった。
「まあ、お久しぶり!」
「お久しぶりです。今電話で、兄貴が倒れて病院に運ばれたと連絡があって…」
「エーッ!脳卒中かしら?」
「まだよく分からないけど、今病院に行くところ。
今日は休みなのでちょっと専門病院じゃないところに運ばれたみたいなんです。
どうしたらいいか、何か少しでもアドバイスを聞こうと思って…」
「確か奈良に住んでいたのよね」
「そうです」
私もなんて言ったらいいかわからず、もし脳卒中であって専門病院でなければ、
動かせるようなら、専門病院に移した方がいいということと、
心配なことは、遠慮せず、病院側に
どんどん質問した方がいいことなどを言って、電話を切った。
奈良にどんな専門病院があるのかインターネットで調べてみたり、
大丈夫か心配で、何となくドキドキしながら朝の家事をしていると、
1時間ほどして、また電話が鳴った。出ると再びMさん。
「残念ながら、終わっちゃいました。今また、
黒服を取りに家に帰ってきたところです」
「そうなの……」

私は去年9月10日にブログに
くも膜下出血になってその後遺症に苦しみ亡くなった叔母(父の妹)のことを書いた。
「亡くなった叔母」
彼Mさんは、その記事をたまたまインターンネットでみつけて
その倒れたという兄Hさんにも知らせてくれて、コメントをつけてくれた。
Hさんはコメントで、こう書いていた。

家系的に血圧が高く血管、心臓系統の疾患で亡くなった祖父、伯父や叔母等が多いので
私も気はつけておりますが、例に漏れずここ数年血圧は高めとなりで、
β-ブロッカーを一剤医者に処方してもらって1日一錠飲んでいます。


HさんとMさん兄弟は、私の叔父(くも膜下出血で亡くなった私の父の弟)の息子達だ。
叔父は40代にして確か動脈瘤破裂で亡くなった。まだ彼らが小中学生だったと思う。
その後すぐ、Hさんは足に骨肉腫が見つかり、片足切断という大手術を受けた。
私が大学1年の夏、まだ、冷房もない鹿児島の病院に手術後のHさんを見舞った。
中学生の彼が自分が大手術を受けたあとなのにお母さんである義叔母を気遣って、
なんてしっかり子なんだろうと感心したのを覚えている。
その後、義叔母は看護婦をしてHさんMさん兄弟を育て、
二人とも結婚して、幸せな家庭を築き、義叔母も今は幸せで
「よかったね」とよく、私は母や姉と話していた。
Hさんは私より3~4才下だから、まだ、53~4才だと思う。
娘がちょうど大学受験で家の息子と同じだそうだ。
たしかその子が一番上で、3人の子どもがいたのでは?
どうしてこんな事が…………
脳卒中?心臓?あ~~~~…………
何と辛い話。

従弟は上行大動脈解離だったそうです。
コメント (6)
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