最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

いい病院、いいドクター

2007-03-16 11:22:42 | くも膜下出血
昨日は月一の外来診察の日でした。
今のところ、血圧管理、半年一度のベビー脳動脈瘤の経過観察くらいですから、
忙しいMyドクターの時間に割り込むこと自体、何となく気が引けています。
でも、ブログやホームページに次々来るくも膜下出血についての情報や分からないことを
ドクターに聞いて解決できることは、私自身の精神衛生上もとても安心できて、
このドクターがついていてくれるから、きっと大丈夫って気持ちになれます。

さて昨日は、また色々おしゃべりできることを楽しみにいったら、
「先生は今日は、緊急手術が入って代診になります」っていわれてしまいました。
また1週間後に出直すほど、差し迫った話はないので、
「マアいいや!」と思っていると、待合いのベンチに座る間もなく呼ばれました。
代診のドクターに1ヶ月の様子を話し、
息子の受験も終わってデパスもいらなそうだし、花粉症の薬もまだあるので、
いつもの血圧降下剤(ディオバン、アダラート)の処方箋をもらい、
来月の予約をして帰ってきました。病院にいたのはわずか10分か15分。
駐車料金100円と最短記録でした。

今朝、家の電話が鳴った。出てみると
「杏林大学病院脳神経外科ですが、〇〇さん(私の名前)いらっしゃいますか?」
「はい、私ですけど」
と答えながら、一瞬、おっちょこちょいの私は何か支払い忘れたかしらとドキッとした。
すると、
「この次の予約の日、4月12日は栗田先生は学会でいらっしゃらないのですが、変更しますか?」
「えっ、変更できるなら、翌週にお願い致します」
「わかりました。4月19日に変更しておきます」
ということだった。
栗田先生が調べて自分の患者に電話するように指示してくれたのだろうか?
それにしても、こんなに丁寧に連絡をくれるなんて感激!!!

杏林大学病院では、脳卒中センターをつくって栗田先生はセンターの病棟医長をなさっているが、
センターの標語に「断らない、笑顔をわすれない」ってかいてあったので、
この前の外来診察で私が
「こんなに混んでいると、笑顔もひきつっちゃいますね」
といったら、
「センターでは私が絶対断るなといってるので『栗田が怖くて断れない。
引きつっても笑顔』といわれてます」
っておっしゃっていました。
本当に患者のことを第一に考えてくれている、なんていいドクターでしょう!!!
いい病院、いいドクターランキングがよく週刊誌に出ているが
杏林大学病院脳神経外科、栗田浩樹医師、一押しです。
コメント (5)
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