健康という言葉を辞書で引くと
1)体や心がすこやかで、悪いところのない・こと(さま)。
医学では単に病気や虚弱でないというだけでなく、
肉体的・精神的・社会的に調和のとれた良い状態にあることをいう。
「―な子供」
(2)異常があるかないかという点からみた、体の状態。
「―を害する」「―に気をつける」
〔明治期に health の訳語としてつくられた語〕
[派生] ――さ(名)
三省堂提供「大辞林 第二版」より(goo辞書検索)
だんだん年をとってくると、身体に異常があるかないかというと異常があるが、
肉体的・精神的・社会的に調和のとれた良い状態というのもあり得るようになってくる。
つまり(2)の条件は満たしていなくても(1)の条件は満たしているようなこと。
若いときは、健康なときと健康ではないときの二通りしかなかった。
怪我の治りも、病気の治りも早かったので、
具合の悪いときは休んで、治ったらまた動くという感じでした。
ところが、この頃は、すっかり治るまで待っていたら、何ヶ月もかかる。
いや、いつまで経っても、治らないことも多い。
治るまで、休んでいたら、筋肉が固まったり、衰えて動けなくなってしまう。
だましだましやっていくほうが、かえって体にいいことも多い。
テニスの仲間もみんな「あっちが痛い、こっちが痛い」と言いながら、やっている。
しかし、この加減が難しい。無理をすれば、悪いところがもっと悪くなる。
回復をかえって早めるようになる程度に動く。
これは、他人がみていてもわからない。
自分の身体と相談して、自分で判断してやっていくしかない。
1)体や心がすこやかで、悪いところのない・こと(さま)。
医学では単に病気や虚弱でないというだけでなく、
肉体的・精神的・社会的に調和のとれた良い状態にあることをいう。
「―な子供」
(2)異常があるかないかという点からみた、体の状態。
「―を害する」「―に気をつける」
〔明治期に health の訳語としてつくられた語〕
[派生] ――さ(名)
三省堂提供「大辞林 第二版」より(goo辞書検索)
だんだん年をとってくると、身体に異常があるかないかというと異常があるが、
肉体的・精神的・社会的に調和のとれた良い状態というのもあり得るようになってくる。
つまり(2)の条件は満たしていなくても(1)の条件は満たしているようなこと。
若いときは、健康なときと健康ではないときの二通りしかなかった。
怪我の治りも、病気の治りも早かったので、
具合の悪いときは休んで、治ったらまた動くという感じでした。
ところが、この頃は、すっかり治るまで待っていたら、何ヶ月もかかる。
いや、いつまで経っても、治らないことも多い。
治るまで、休んでいたら、筋肉が固まったり、衰えて動けなくなってしまう。
だましだましやっていくほうが、かえって体にいいことも多い。
テニスの仲間もみんな「あっちが痛い、こっちが痛い」と言いながら、やっている。
しかし、この加減が難しい。無理をすれば、悪いところがもっと悪くなる。
回復をかえって早めるようになる程度に動く。
これは、他人がみていてもわからない。
自分の身体と相談して、自分で判断してやっていくしかない。