← 近くのシュークリームやさんで売ってる トトロシュークリーム<可愛い!> | |
今朝の朝日新聞12面に「がん死20%減への挑戦」という企画のシリーズが載っていましたが、 その中に“賢い患者になるために”というコーナーがあります。<以前にも書いたことがありましたが…> 今回のは、「ネット検索3つのポイント」と「診療ガイドラインを知るのも重要」 という題で書かれていました。 何度も書いていますが、自分や家族が病気になったら、その病気について、ネットで調べることはとても大切です。 昔は、病気の情報はだいたい「家庭医学事典」のようなものから得られるだけでしたが、 今はネットを使って、本当に詳しくいろいろなことを調べることが出来ます。 病気を知った上で、自分なりの対策を考えることは、病気を早く治したり、間違った治療をしないためにも大切です。 ただ、ネットで調べる時に注意しなければならないことは、沢山あります。 調べられるようになったので、その情報に従って自分だけで勝手に治療したりすれば、かえって悪い結果になったり、 手遅れになったりすることもよくあります。 記事を引用させてもらうと もし家族や友人ががんかんじゃになったらどうしますかー。学生に尋ねると「インターネットで調べる」と答えます。 ー中略 (インターネットで調べる)ポイントは三つでしょう。 ① まず、「情報の提供者はだれか」。サイトのスポンサーが企業なら、企業に有利になりがちです。 検索して上位にくる情報の質が高いわけではありません。広告費を出せば上位にできるシステムもあります。 ② 二つ目は「更新日はいつか」。古い情報だと、その後により良い薬の登場や副作用があったりします。 作成時期や更新日が示されていないなら、信用しない方が得策です。 ③ 三つ目は「検索時のキーワードに工夫」。インターネットの検索時に、病名に「根拠」や「エビデンス」という言葉を 加えると、より信頼性の高い情報を得られる可能性が高くなります。 患者さんの口コミ情報も役に立ちます。 同じ病気を持つ人の経験や気持ちがわかれば、孤独にならずに励みにもなります。 研究成果を積み上げて評価が確立している標準治療の体験談は、 その治療を受ける予定だったり、受けようか迷ったりして いる時に、貴重な情報になります。 ただ、思い込みで、あまり一般的でない治療を薦めるような内容に 注意が必要です。 ー後略 中山健夫医師(京都大) 朝日新聞2008/12/16朝刊 私は、自分のサイトやブログが太線の部分で役に立てればと思ってます。 脳卒中、特にくも膜下出血、またその原因の多くである脳動脈瘤は 家族でも本人でも友人でも身近に罹った人がいない場合の方が多いし、 命に関する重病で、後遺症その他、不安なことだらけです。 手術も上手くいったり、いかなかったり、手術は成功といわれたのに、後遺症が残ったり、医師には問題ないと言われたのに、 何か不調を感じていたり、患者の悩みは尽きないことが多い。 正直に出来るだけ明るく前向きに病気を見つめられるように語り合える場でありたいと思ってます。よろしく |