14日(土)海音寺潮五郎記念館最後の文化講演会が 東京渋谷の國學院大学渋谷キャンパスで行われました。 9月の中旬になれば、もう少し涼しいと思いましたが、まだまだ暑い日でした。 雨が降らないようにと祈っていましたが、こちらは無事叶いました。 今までこういった二人の方が壇上で話し合う形の講演会は無かったので、 この「海音寺文学を語る」という題について、 文芸評論家、縄田一男氏と直木賞作家、葉室麟氏が海音寺文学をどんな風に語るか 楽しみにしていましたが、どうもお二人と主催者側の打ち合わせが悪かったのか、 話が最後までうまくかみ合わず、残念でした。 でも、何となく話が堅くなって盛り上がらなくなってしまったので、 休憩後、縄田氏が西郷隆盛の物まねをして見せたりして ちょっと面白かったです。 葉室麟氏は若い編集者に大変な人気で、 狭い舞台裏の楽屋ふうの部屋は先生にお会いしたいと言って集まった人々で満員。 朝、テレビで占いを見て一日が始まるなど、舞台上では見えなかった先生の気さくな人柄を お茶出し係の人から聞いて、聴衆の皆さんにうまく伝わらず、 事前にもう少し用意すべきだったと感じました。 これは記念館誌にまとめるのは大変!<コマッた> |