NHKの威力は凄い!
僅か3分間のあさイチの出演を見ていた色々な人から連絡をもらった。
長いこと連絡していなかった友たちから、メールや電話をもらったし、
出ることを告げてあったけど、ワシントンに住む姪っ子からも「見ましたぁ!」ってfacebookにコメント!
くも膜下出血についてもわかりやすくて良かったという評価が多かったです。
この頃、あまりくも膜下出血について調べたり、ブログに書いていなかったのですが、
今回テレビに出て、また凄く書きたくなった記事がありました。
今年2月に放送されたニュース[女優佳那晃子さんに奇跡」や
佳那さんがくも膜下出血の後遺症と闘っている様子を、夫の放送作家 源高志氏が綴っているブログです。
佳那晃子さんと言えば、映画やテレビドラマで活躍していた美人女優ですよね。
昨年(2013年)1月、重症くも膜下出血になって、奇跡的に命は取り留めたものの重い後遺症と今も闘っているそうです。
このニュースや記事で夫の源高志が発症時の様子を語っていますが、次の通りです。
二人で夜、こたつに入ってテレビを見ていたら、ふと気付くと佳那さんが、歪んだ形相ををしていた。
「どうした!」というと元の顔になるが、また歪む。
「何しているんだ!」と頬をたたくとまたもどる。
「トイレに行きたい」と佳那さんが言ったが、うまく立てないので支えてトイレに連れて行った。
すると、佳那さんは「首の後ろと肩が凝って熱い」というので、
「ここか?」といって身体に触れた時、「痛い!」と言って前に倒れ込んだ。
源さんは、「そんなに強く揉んでないぞ」と言って無理に起こそうとした。
すると佳那さんはイビキをかき出したので、
「これは脳か!」と思って救急車を呼んだ。病院でグレード5と診断された。
これを読むと、救急車を呼ぶまでに最悪の行動をとってしまったため、
大出血を起こして、重い後遺症になってしまったのではと思われます。
まず、「ふと気付くとと歪んだ形相をしていた」とありますが、
これはもうくも膜下出血を発症していた(脳動脈瘤が破裂して出血が始まっていた)状態です。
「何をしているんだ!」と頬をたたく とありますが、
これは最悪。出血を助長してます。
さらに「うまく立てない佳那さんを支えてトイレに連れて行った。」
動かせばさらに出血します。そこで、佳那さんは倒れ込みます。
最後に「そんなに強く揉んでないぞ」と言って無理に起こそうとした。
もう、これはグレードをさらに上げる行為でした。
佳那さんが「痛い!」と言ったのはトイレに行って源さんに身体を触れられた時です。
くも膜下出血は「バットで殴られたような激頭痛で始まる」とよく言われますが、
そうではないことが、案外多いんです。
佳那さんに今お聞きすることはできませんが、顔が歪んだ時、きっと頭か肩か後頭部に
「ズンッ!」「ズキッ!」「プツッ!」「パキッ!」というような衝撃を感じていたと思います。
この「衝撃」こそくも膜下出血の発症なのです。
この話を読んで、こういう風に感じて欲しいのです。
脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血どれもですが、
「動かさず(気道は確保)落ち着かせ」
「なるべく早く救急車で病院に」です。
源さん、佳那さん、リハビリ頑張っているようですが、さらなる奇跡が起こるといいですね!