師走に入りました。 東京は紅葉真っ盛り。今年は色づきにムラがありますが、 綺麗なところは綺麗です。 ここは、六義園。 団体客やにわかカメラマンがたくさん訪れていました。 庭木には、雪吊りや菰(こも)巻きが施され、 大名庭園らしい素晴らしい景色を堪能しました。 |
紅葉狩りの後、六義園のすぐそばにある 「東洋文庫ミュージアム」に行きました。 先日原口泉先生の講演「薩摩藩留学生と五代友厚」を 聴きに行ったところです。 六義園は柳沢吉保が造った庭園ですが、江戸後期は、 すっかり寂れて荒れてしまっていたそうです。 明治に入って岩崎彌太郎の別邸となり、 また手入れされ、美しい庭園となり、 昭和30年に東京都に寄付され、現在は都立庭園です。 |
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東洋文庫ミュージアムも三菱第三代当主岩崎久彌が1924年に設立した研究図書館です。 オーストラリア人で、ロンドンタイムズ記者であった、G・E モリスンのコレクションを買い取り、 ビックリするような高い書架に、貴重なここにしかない本や印刷物が、展示されてあります。 今は(12月27日まで)「幕末展」が催されています。 アヘン戦争、ペリー来航時の記録画など、とても興味深い展示で、ゆっくり見られてとても良かったです。 初冬の一日、ちょっぴり風は冷たいけれど、爽やかないい散歩が出来ました。 |