男子テニスの慈善大会アドリア・ツアー(2020年6月14日撮影)。(c)Andrej ISAKOVIC / AFP |
昨日、男子テニス世界ランキング1位のノヴァク・ジョコビッチが主催する チャリティー・テニスツァーで、多数の新型コロナ感染者が出て、自身も感染していたと伝えられました。 写真はツァー初日、ジョコビッチの母国セルビアの首都ベオグラードで撮影されたものですが、 およそ、4000人のファンが集まったということなのに、マスクをつけている人はいないし、 観客席も満員で、コロナ以前のままです。 ジョコビッチは、 「それぞれの感染者に本当に申し訳なく思う。 純粋な心と誠意を持って開催した。連帯と思いやりの心を共有しようと考えた。 大会開催にあたり、健康を守る基準を満たしていると信じていた。我々は間違っており、性急だった」 との談話を発表しました。 選手たちは、試合後パーティーやバスケットボールなどを楽しみ、新型コロナが、世界中で深刻な問題になって、 ツァー大会が軒並み開催できない状態になっていることを、甘く見ていたと言わざるを得ないのではないでしょうか? 今日のニュースでは、ジョコビッチと同じ、セルビアの米国バスケットNBAの選手が、コロナ陽性となったそうです。 ジョコビッチと接触もあったと報じています。 全くコロナって、想像を超えた悪魔です 日本も、経済悪化を鑑みて、行動自粛をすっかり解除しましたが、毎日感染者は出ています。 第2波もきっとくるに違いありません。 来年に延期した東京五輪、コロナは世界でパンデミック状態が続いており、 世界中の人々が集まることは無理だと思います。 もう、開催を断念して、少しでも感染対策に、資金と人と頭脳を傾けた方がいいと思います。 (昨日のブログで、テニスの全仏オープン大会は中止と書きましたが、秋に延期予定の間違いでした) |