先日このブログで紹介した、伊佐市教育委員会&大口図書館が出版した「海音寺潮五郎物語」に 掲載されていた海音寺の写真に誤りがありました。 この冊子のP7に 「加治木中学校時代の末冨東作(海音寺潮五郎の本名)。たくさんの友だちに囲まれ、楽しい学校生活を送りました」 という、説明書きと共に右の写真が掲載されていました。 冊子が、届いて直ぐ姉が、 「加治木中学時代の写真って載っていたの、本当にお祖父ちゃんの写真かなあ?あなたあの写真見たことある?」 と訊いてきました。 確かに、私もこの写真は見たことがなかったし、私の知っている祖父とは違う気がして、 海音寺の息子である叔父たちに問い合わせました。 母の末弟の叔父が、加治木中学時代の写真を手に入れて、送ってくれましたが、 明らかに冊子の写真は、別人であることが分かりました。 左の写真(他2枚)、解像度は悪いのですが、 この写真の顔が、海音寺潮五郎(末冨東作)の若き日であることは、生前の祖父を知っている誰もが分かるでしょう。 伊佐市の教育員会も大口図書館もいい加減な監修をしたわけではないと思いますが、 どこでどう間違えたか、本人よりずっとイケメンの青年の写真になってしまっていました。 叔父が間違いを伊佐市教育委員会に伝えたそうですが、 姉と、このイケメン青年のままの方が、よかったかもと笑ってしまいました。 近年、教科書に載っていた足利尊氏 源頼朝などの肖像画が本人ではないのではないかといわれ、 教科書から消されたという話がありますが、 生前の海音寺を知る人がいなくなったら、
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