今日、祖父の記念館、 海音寺潮五郎記念館に二人の見学者がみえました。
一人はインターネットで知り合ったSさん。もう一人はSさんのお友達のYさんでした。
Sさんは海音寺文学の大ファンで、“塵壺”というブログを書いていらっしゃるが、
そのブログの内容は全部海音寺作品についてです。
Yさんも海音寺文学はお好きで出版社のお仕事をなさっているとか。
Sさんのブログ紹介に
海音寺潮五郎作品を復活させたい!!!
私の好きな海音寺潮五郎さんの作品の多くが
入手困難になっている現状を悲しく思うとともに、
ネット上で海音寺さんの知名度が不当に低いように感じるため、
その業績や作品紹介などを中心にこのBlogで活動しています。
塵も積もれば何とやら、、、といった効果のあることを願って。
と、書いてあります。
このブログを見つけた時、私はビックリしました。
海音寺潮五郎という人の作品をこんなにも読んでくれて
しかもその内容一つ一つを大事に思っていてくれる人がいるのだ。<感激!>
そして、さらにビックリしたことにSさんは若い方である。
ブログのプロフィールでも分かるが、今日尋ねたら、1970年生まれ、37才だそうだ。
祖父が亡くなって、今年ちょうど30年。
Sさんはその時、わずかに7才でした。
NHK大河ドラマ「天と地と」が放映されたのが1969年、
同じく「風と雲と虹と」が放映されたのは1976年。
大河ドラマを見て、海音寺文学を読み始めたわけではない。
小学生の時から、歴史が好きで、司馬遼太郎さんの作品などを読んでいたが、
そこから、海音寺作品を知って、読み始めてすっかりファンになったと語っていた。
IT関係のお仕事をなさっていて、海音寺作品を多くの人に知ってもらうためにも、
記念館の公式サイトをぜひ作ってほしいと前から言って下さっていたが、
Sさんの力もお借りしてぜひ公式サイト作って、
少しでも多くの方に海音寺歴史文学を知ってもらえたらと思います。
それにしても、歴史小説は初めて書かれた時から、内容は昔のこと。
だから、今の時代でも内容は古びた感じがしないのかも…
自分の作品が自分が死んでからもこんなふうに素晴らしいと言って読んでくれるファンがいる。
祖父は幸せであり、偉大だと思う!
海音寺歴史小説、FOREVER!!!
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お祖父様の本を買って読めばわかるのですよね。この年齢になると、大作から遠ざかって、お気軽な読み物ばかり手に取るようになっておりますが、TVドラマに触発されて、先月「華麗なる一族」を読み上げました。
この調子で、Mayakoさんのお祖父様の作品に挑戦してみようかな…とこのブログを読んでその気になりかけています。
いや、もしかしたらまだあるかも?
さてさて、 海音寺潮五郎は「かいおんじちょうごろう」と読みます。
祖父の本は今、手にはいるのは、「悪人列伝」「伊達正宗」「天と地と」などですが、
私のお薦めは「蒙古来たる」「二本の銀杏」などです。
図書館にはあると思いますが…
時間があったらぜひお読み下さい!よろしく!
今度一度お会いしましょう!
貴重な展示品を拝見できて、海音寺潮五郎ファンとして非常に楽しい時間を過ごすことができました。
今年もいくつかの作品が復活しそうだということですので、ファンとしては喜ばしい限りです。
せっかくの素晴らしい作品ですから、今後は出来るだけ多くの読者を獲得できるような活動を目指していきたいですね。
出来る限り協力させていただくつもりですので、よろしくお願いします。
13日に記念館の役員会があります。
HPのことも承認されると思います。
これからもよろしくお願い致します。