最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

京都にいってきました!

2008-11-19 21:19:48 | Weblog

東福寺
母と姉と3人で秋の京都を堪能してきました。

16日東京を出る時は、雨が降っていました。
天気予報でも雨は西からあがってくるということなので、
京都に行けば、あがっているかもと思って、
新幹線を降りると、どんよりとしてはいるものの
もう雨は上がっていました。

まず、駅に近い三十三間堂にいって
居並ぶ千体の千手観音像を見て、
東福寺に向かいました。東福寺は京都屈指の紅葉の名所。
つく頃には空も晴れて日が差してきました。
通天橋という橋廊を渡ると、もうすっかり色付いた紅葉が、
私たちを待っていてくれました。夕日が当たって
「秋の夕日に 照る山紅葉~♪♪」歌そのままです。
一日目から、ここまで良い天気で
紅葉を楽しめるとは思いませんでした。

仙洞御所 北池

仙洞御所 紅葉橋
二日目は、仙洞御所見学。後水尾上皇の御所として江戸時代に建てられたもの。
仙洞御所は1854年に大火で焼失し、再建されていない。
今ある御所は、皇太后のための大宮御所で、
1867年に造営されたものです。
現在も天皇皇后両陛下、皇太子殿下や外国元首等が入洛された際には使用されています。
宮家はここを使わず、ホテルにお泊まりになるとか…
「でも、きっとホテルのほうが快適だと思います」なんて案内の方が言われてました。
その後、お茶漬けを食べて、御所の北にある相国寺で八方睨みの鳴き竜を見て(ちょうど公開されていた)
太秦の広隆寺の弥勒菩薩に癒され、錦市場を楽しんで、
町屋を改造したおばんざい懐石料理「百足屋」で美味しい京料理をいただき、
ライトアップされた高台寺を見てホテルに帰ってきました。
学生時代の友人が車で案内してくれましたが、かなりの距離歩きました。
83才の母はよく歩けたと思います。

桂離宮 松琴亭

桂離宮 天橋立
三日目はホテルの目の前の二条城(↓)見学。
二条城は徳川家の京屋敷。
大政奉還で有名な建物は二の丸御殿で
誰でも知っていますが、
奥へ進むと本丸御殿があります。
ありますと言っても元の家光の建てた天守閣も殿舎も
火事で焼失し、今ある建物は
京都御苑内にあった旧桂宮邸だそうです。
庭の清流園は、江戸初期の豪商角倉了以の屋敷から、
建物の一部と庭石約800個を譲り受け、これをもとに
1965年に完成したもの(新しいものなのね!)だそうです。

そして、午後からは桂離宮。
一度見学したいと思いながら、
わざわざ申し込まなくてはいけないので、
見学したことがなかった。
1615年頃から1662年にかけて八条宮家(桂宮家)の
別荘として建てられたもの。

桂離宮 古書院 中書院

二条城 清流園
ここは他と違って、建物は火災などにあうことなく、
建てられた時のまま(改造などはあったようだが)である。
桂離宮は小堀遠州作と歴史で習った気がしますが、
最近では八条の宮智仁親王(としひと)と
その志しを受け継いだ子息の智忠親王(としただ)の
自らの構想、設計とされているそうです。
それにしても、どこから見たらどう見えるかを
考えに考えた神経質過ぎるほどの庭の設計。
日本庭園の美の極
日本料理と何か相通ずるものがある。

ここでも天気はついていて、
到着した時は小雨が降っていたが、
歩き始めて10分くらいでさ~っと晴れて、
青空の下で見学できました。

何とも素晴らしい母娘京都旅行でした!

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2 コメント

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紅葉がきれいだ (JUP)
2008-11-21 23:19:49
紅葉がきれいで、池があって、いいですね。
 写真を見ていると なんだかのんびり時間が過ぎていくような気になります。

なかなか今は、旅行も出来ません。仕事、生活に追われ気味・・
ちょっとのんびりゆっくり旅行が出来たらいいな。
後、何年後だろうか。
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JUPさん (mayako)
2008-11-22 13:39:30
漸く実現した母娘三人旅。
母はよく歩きました。
娘達はそれぞれ姑がいるし、それぞれの事情があるし、
母ももうあんなに歩けなくなってしまうだろうし、
思い切って行ってよかったと思ってます。

JUPさんは雪山がいつも見られていいですね!
くも膜下出血になる前は毎年、スキーに行ってましたが、
病後は一度も行ってません。
またあの景色が見たいなぁ!
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