神田川沿いを自転車で行くと、川の柵に掴まって上を見上げている中年夫婦がいました。 視線の先を見ると、時々川に来るアオサギが、珍しく屋根の上にいました。 その横にカラスがいます。 カラスは自分の縄張りに入ってきたよそ者を威嚇しようとしているみたいです。 |
最初は一羽で、盛んにウロウロして、 何か言おうとしているみたいでした。 「ねぇちょっと~ここ私の庭なんだけど、、出ていってくれない?」 アオサギは全く無視しています。 そこに、もう一羽、カラスが来ました。 「どうしたの?」 「こいつが出ていかないのよ!」 「じゃ、私が飛び回っておどかしてみるわね!」 と言ってアオサギの周りを飛び回ります。 でも、やっぱり無視されてしまいます。 諦めて一羽は飛び去りました。 |
でも、最初の一羽は、じっと睨んでいます。
ちょっと近づいても、大きさにたじろぎ、何も出来ません。
「カラスは相手があんなに大きいと何も出来ないんですね」
散歩をしているおじさんが私に話しかけてきました。
「本当ですね。面白い光景が見られました」
と私は答えてその場を立ち去りました。
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