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8月2日(日)フジテレビ 「日曜THEリアル!・ラストドクター 」で、 脳外科医 吉村紳一先生の巨大脳動脈手術が、 放映されました。 内容は、次の通り_ 女子高校生の患者さんの頭に直径3㎝もの 巨大脳動脈瘤が見つかり ―① いくつかの病院で、治療は出来ないといわれ、 最後にたどり着いた、吉村先生が手術を 引き受けて下さった(ラストドクター) 普通、脳動脈瘤は血管が枝分かれしている ところが膨らむことが多く、 |
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その瘤の根元をクリップで挟んだり、瘤にコイルを詰めて 血流を止める手術で治療することが多い ―② その患者さんの瘤は、血管の途中が大きく膨らんでいたため、 クリッピングやコイリングしただけでは、 脳への血流が途絶えてしまうため、 バイパスを作って血流を保持した後、 クリップとコイルで瘤の破裂を防ぐというものでした ―③ 実際の手術の映像が映し出されましたが、 開頭してバイパス用に血管を取り出す手術は、 本当に細かい細かい作業で、見ているだけで息をのむほどでした ―④ |
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巨大脳動脈瘤には、長さ8m以上のコイルが詰められたそうです ―⑤ 無事、手術成功して、女子高生だった患者さんは、 今では、看護師を目指して勉強中ということでした。 2000年に私がくも膜下出血になり、 開頭クリッピング手術をしたときは、 ようやくクリッピング手術を出来る医師が、 増えてきたときで、まだコイリングは始まったばかりでした。 20年経つうちに、こんなことが出来るようになったなんて、 医学の進歩には、目を見張るものがあります。 |
心筋梗塞といえば、即、死と繋がっていましたが、 今では、ステントを入れたり、バイバス手術をしたりで、 私の周りでも沢山、生還し、元気な生活をしている人がいます。 こんな手術は、今はまだ、吉村先生のようなカリスマドクターしか出来ないかもしれませんが、 誰でもが、脳の検査を胃カメラくらい気軽に受けて、 脳動脈瘤が未破裂のうちに様々な手術等で、治療できるようになり、 破裂して、くも膜下出血を起こすことが、なくなる世の中が来るといいですね。 |
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