今日で11月も終わり、明日からはもう師走です。 紅葉も真っ盛り。近所の垣根も見事な錦。 これからは、毎日の落ち葉掃きが大変です。 さて今日は、 海音寺潮五郎記念館に見学者がありました。 サイト“敬天愛人”を制作管理していらっしゃる tubuさんとその友人の方でした。 今日は宮崎からいらしたそうです。 tubuさんは小さい頃から歴史が好きだったそうですが、 西郷隆盛に特に興味を持ちいろいろ調べてみたけれど、 維新後の西郷についてどうしてもわからないと思っていたそうだ。 ところが、18歳の時に海音寺潮五郎の「西郷隆盛」に出会って、 その疑問が霧が晴れるようにわかったと言われてました。 それからは、「西郷隆盛」だけでなく、 手に入る海音寺の著作はほとんど読まれたそうだ。 tubuさんは36才。つまり、生海音寺は全く知らない世代だ。 |
|
しかし、本当によく 海音寺潮五郎のことを知っていた。 もともと、大阪の人だそうだが、海音寺の郷里、鹿児島県大口市を何度も訪れたそうで、 今日、自宅として使っていたこの記念館に来ることをとても楽しみにしていたそうだ。 遺品や原稿、書斎などを見てとても喜んでくれた。 以前見学に来られたブログ“塵壺”の管理人モモタさんも38才だったかな? やはり海音寺文学が何より好きだといって下さったが、海音寺が亡くなった30年前はまだ小学生。 こんなに若い方達が、 海音寺潮五郎のファンで、海音寺文学を愛してくれていることを知ることができたら、 祖父はどんなに喜ぶことだろう。作家っていいなぁ!ってつくづく思いました。 あっ!もう12月になってしまいました。 |
「没後30年海音寺潮五郎と史伝」で、
著者は文芸評論家の磯貝勝太郎氏です。
昨日HPを検索しても出てこなかった
ので、図書館などでご覧になることを
お勧めします。
情報ありがとう!
女性です。
さて、今日の中日新聞夕刊に海音寺潮五郎に関する
記事があります。(東京新聞にもあるかも)
中日新聞や東京新聞がお手元に無い場合は、図書館とか
で読んでください。不調法ですみません。
tsubuさんは18才のときに読まれたのがきっかけということですから、海音寺さんの作品に触れている時間が私と比べると圧倒的に長いですから。
でも、海音寺潮五郎さんのような作家が日本に生まれたことは素晴らしいことだと思いますし、世の中無限とも思える書物があるなか、こんな偉大な作家の作品に出会うことができて、私は幸せだと思います。
まだまだ海音寺潮五郎さんのことを知らない人は日本にたくさんいると思いますので、一人でも多くの人に知ってもらい、作品を読んでもらいたいと思っています。
tsubuさんとモモタさんが語り合ったら、つきないことでしょう!
でも、モモタさんのブログを読む前は
自分が一番、海音寺を読んでいると思っていたけど、
あれを読んだら、もしかしたら、負けたかもって思ってしまったそうですよ!
ところで、tsubuさん36歳ですか!私はもっと先輩なのだと思いこんでいました。
ちなみに、私は37歳です。いつのまにかこんな歳ですが、復活した海音寺潮五郎さんの『西郷隆盛』を熟読して、あらためて幕末維新史を勉強したいと思っています。