最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

病気に向き合う姿勢

2005-05-03 11:24:58 | 医療と健康
一昨日の日曜日、面白い同窓会があった。

学生時代、今から30数年前(年がばれてしまうけど…)
T大○力○進会というテスト会の採点のバイトをしたことがあった。
今はもうつぶれてなくなったそうだが、
その頃は、何せT大の学生が講師だったし、
今ほど、たくさんの塾などなかったので、
大変に流行っていた。
学生のバイトとしては率のよいバイトだった。

姉の友人の紹介で始めたもので、
わずか1年足らずしかしていなかったし、
その後1度も会っていなかった。
世話人をなさっていた、当時のT大教員(院生だったのか?)で、
現在は或る大学の教授をなさっているI先生とずっとおつきあいのあった方が、
中心になって集めてくれてナント18人も集まった。

みんないい年になっていたが、
バイトを紹介してくれた姉の友人I子さんと
もう一人のY子さんは足が不自由で、杖をついていた。
訊けば、I子さんはリュウマチだそうで、
Y子さんは赤ちゃんの時の股関節脱臼が再発して、
杖を使うことになったとか…
お二人ともあの当時から、大変活発な方であったが、
まったく変わってなかった。
I子さんに
「今はもう痛くないの?」
と訊くと
「時々、すごく痛いときもあるわよ」
とのこと。
「今度、お姉さんを呼び出してまた会おうっと」
出不精の姉を誘い出してくれるのは彼女だ。
股関節脱臼のY子さんも
「人工関節を入れるか迷ったけど、Drが人工関節にするとまだ若いので、
何回も入れ替える手術をしなければならないので、
筋肉を付ける方法にしたほうがいいというのでそうしたけど、
人工関節にした人がスイスイ歩いているのを見ると
その方がよかったのかナーとも思うの。」
と詳しく話してくれた。
話していると、二人とも、病気で大変なことなどまったく感じさせない。
足が不自由なことなど、顔にしわが一本増えたと変わらないくらいの話しぶり。

私のネット友達もみんなものすごくパワフルだし、
積極的に生きている。
病気の話だけでなく、人生はやはり降ったり照ったりするものだ。
自分の今の状況をすんなり受け入れ、積極的に生きれば、楽しさ倍増なのだろう。


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7 コメント

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こんにちは(^^)d (むーむー)
2005-05-03 12:23:28
私の楽天仲間にも両方の足に人工関節の人います。30代の女性。膠原病で、長年ステロイドやらいろいろ、薬を飲んでるから、骨にきてしまうのね。それから、脳梗塞も起します。これも薬のせいでね。でもめっちゃくちゃ明るいよ。ブログで、大笑いよ。旦那さんと、河内弁で喧嘩の描写なんて、わらい過ぎて、涙がでてきた。

では、またネ
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そうだよね! (mayako)
2005-05-03 15:40:55
むーむーさんは

雨が降る日も傘をくるくる回しながら、

大きな声で“I’m singing in the rain~♪”

って歌いながら歩いているみたいだね。

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遅れてばかり (ふにゃ)
2005-05-03 16:45:54
こんにちは!!mayakoさん

遅くなりましたが、ブログの新設、おめでとうございます!!



この情報化の時代に、情報に疎い私は何でも遅れてしまい、すみません。



mayakoさんの子供さんも高校三年生なんですね!!私の娘と一緒です。



今からちょうど1年前は、娘と兄の大学の学園祭に行ったり、京都の大学に下見に行ったりしていましたよ。



主治医にそれを言ったら、教育熱心な家ですねぇと感心されたのですが、息子の時には主治医に医学部について色々教えてもらいました。結局、医学部に受かりながら東京に行きたいという理由で1浪しましたが。。。

受験生を抱える2年間は大変でした。



最近、子供たちの間では二極化がすすんでいます。本人が入りたい大学に入れるようにするには、親のサポートが欠かせません。



栄養のある食事や穏やかな雰囲気の家庭、言いたくても子供を信じてぐっとこらえて見守る忍耐強い愛情、こういうものが必要となってきます。



第一志望はゆずれないという気持ちで、精神的にしんどい1年になるでしょうが、3月を楽しみに、お互い受験生の母として頑張りましょうね!!

絶対に1年で受験生の親が終わるように。





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ふにゃさん、ようこそ! (mayako)
2005-05-03 21:19:58
こめんとありがとう!

大学受験になると親のしてやれることは

ホントに食事や雰囲気だけですね。



一生懸命やっても、よい結果が出ないとき、

くじけず頑張ることが出来るよう、

勇気づけてあげられたらいいのですが、

そんなとき、ベテラン先生はどんな言葉を

かけてあげるのでしょう?

返信する
Unknown (則香)
2005-05-03 22:11:32
そうそ、ケセラセラですよね、人生って!

その人に 乗り越えられないものは出てこないってか~(笑)

リンク ありがとうございます。

今、湯治客に紛れ込んで顔面麻痺温泉治療してます(爆)しゃべりすぎなんで元気やね~といわれつつ、私も 病気なんです~とさけんでおります!
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言葉かけ (ふにゃ)
2005-05-03 23:14:37
先生としてですか?



そうですねえ、まず温かい気持ちで生徒を受け入れながら、その子の話をしっかり聴きます。

そして自分が話す時は、静かにゆっくり話します。

内容は、その子が学校生活で頑張ってきた姿を(誰だって必ずあるので)話してやります。





「○○では、こんなふうに頑張ってきたやんかぁ。××では、あんなにやれたやろぉ。それってさあ、ものすごいことやでぇ。今はうまいこといってないかもしれへん。せやけどなぁ、そんなときもあるんちゃう。あんたやったら絶対できるで、がんばろうや。あんたのこと応援しとるで。」



方言で書いてしまいましたが、いつもこんな感じでしょうか。(私、ホントは非常に言葉が汚いのです)



生徒には穏やかな気持ちで冷静に言えるんですけど、これが自分の子となると追い詰めてしまうんですよ。

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則香さん、ふにゃさん (mayako)
2005-05-03 23:22:34
コメントありがとう!



則香さん、

湯当たりしないよう気をつけて!



ふにゃさん、

そう我が子って、つい夢中になって

自分と同一視しちゃうのね。

「気持ちを受け入れて」

「静かにゆっくりと」

肝に銘じて、やってみましょう!



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