10/23日から2泊で、紅葉狩り旅行に関越方面に行ってきました。 天気は、まあまあ。曇りで、薄日が差す程度。 一日目は、まず、沼田で関越道を下りて、吹割の滝に行きました。 前から一度、訪れてみたかった場所です。 片品川の流れが、岩の割れ目に轟々と落ち込む、勇壮な眺めでした。 周りの岩も柔らかい岩質のせいか、切り立つ岸壁が丸みを帯びて、とても面白い珍しい眺めでした。 滝のすぐそばまで行ける遊歩道があって、 平日の早い時間だったせいか、それ程込んでいなくて ゆっくりあるいて、鑑賞できました。 橋を渡って、崖の上の山道を歩いて行くと、 丁度、割れ目に川水が流れ込む、滝の全景が見える展望台がありました。 ちょっとしたハイキングのようで、熊が出そうな道を、紅葉を見ながら楽しくあるきました。 そして次に、沼田の町を見学。 沼田は、NHKテレビのブラタモリでやっていましたが、 タモリの大好きな地質、地理学的に面白いところです。 上越線の駅は、利根川近くにありますが、 市役所などがある町の中心は、河岸段丘の上にあり、 段丘の上は平らに広く開けて、駅との高低差が70mもあります。 |
天然の防壁のある城が作れる地形なわけです。 ですから、沼田は歴史的にも面白いところで、 戦国時代、上杉、武田、北条が取り合いになりました。 結局、武田の配下にあった、真田昌幸が、謀略の末、手に入れます。 (「執念谷の物語」海音寺潮五郎 お読み下さい) しかし、長篠合戦で武田が敗れ、一時、信長配下の滝川一益が送り込まれます。 その後また、本能寺の変で、信長が死亡して北条が攻め込みます。 秀吉の北条攻めで、北条氏が滅ぶと 真田昌幸は執念でこの地を我が物とし、嫡男信之が沼田城主となります。 |
沼田城は、真田信之が、1600年頃、5層の天守を建てたそうですが、 |
泊まったホテルは、当間高原ベルナティオ. 着いた時には、すっかり晴れて、いい気持の青空。 ゴルフ場の中にある、どこか海外に行ったような気分になれるホテルでした。 |
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