↑講演中、演奏中撮影禁止だったので、こんな携帯の写真しか撮れませんでした
今日は、息子の学校でPTA主催の講演会がありました。
講師は、雅楽奏者の東儀秀樹氏。
演題は、「雅楽と僕の生き方」でした。
講演というので、
「話だけで、演奏してはくれないかしら?でも、1,2曲くらいは?」
なんて友達と話しながら、学校へ。
東儀氏については、
「古い雅楽の家柄の御曹司で、新しい雅楽の若い演奏家」
程度の知識しかなかった。
話が始まると、氏の人柄がすぐに分かるような話しぶり。
講演でも、話すことはメモだけで、後は次々頭に浮かぶことを話すとおっしゃる。
しかし話し出すと、次々次々とどまることがない。
雅楽の話だけでなく、趣味の話し。
彼の趣味は、際限なく幅広い。
絵画、写真、サーフィン、乗馬、カーレース、
音楽もロック、クラシック何でも大好きだとか…
生き生きと人生を語る彼は、実に魅力的だった。
才能が溢れ出ている感じ。
このブログにふさわしい話としては、
20代でガンを患ったが(膝に水が溜まったが、そこからガン細胞が見つかったそうだ)
全然めげずに、罹患前と同じ積極的生活をしていたら、ガンも無くなってしまったとか…
好奇心、観察力、行動力、向上心、謙虚さの5Kを持って生きることは
ガン細胞をも吹き飛ばしてしまうという話だった。
最後に時間も無くなり、まだ話したりない様子だったが、
演奏も大好きなのでと自作のオリジナル曲を交えて
映画タイタニックのテーマ曲、ふるさと等4曲を
笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)で演奏してくれた。
初めて聴く雅楽の楽器を使った演奏。
ホールに響き渡った。
かっこよさを追求して、実現している東儀氏素敵でした
私の母は福岡から、彼の公演のために、上京してきたりしたのよ。
そうか、5Kね。私の5Kなんて、ケチとか、こうるさいとか、ろくなもんじゃない・・・(爆)
でも生き生きとしてる人は話題が尽きないのね。いいよねぇ~~
私も見習わないと!
生き生きしている人は、魅力的
講演の中で印象に残ったのは、東儀氏は若くして癌になってもジタバタしない精神力(性格?)で、現実をきっちり受け止めきれるその人間性でした。当時24歳と言ってましたよね。確実に自分は夭逝すると信じていたでしょうに…。あのホッソイ体で、見事な肺活量。プロだから当然といえばそうかもしれませんが、人間って凄いな!としみじみ思いました。
積極的に生きる人生。
全てにおいて大事な事よね!