あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

歴史民俗資料館で「おひなさま展」観覧と周辺の社寺へ①(東京・中野)

2025-03-16 22:04:31 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年3月13日(木)
   〈その1〉=中野区立歴史民俗資料館で「おひなさま展」の観覧=

 会期が残り3日となったので、「中野区立歴史民俗資料館」で開催中の企画展「おひな
さま展」の観覧に行くことにする。

 自宅を9時32分出た。西武池袋線上り電車を所沢駅で西武新宿線上り電車に乗り換え、
10時34分に沼袋駅で下車した。

 駅周辺では、中井駅~野方駅間連続立体交差事業の一環で線路の地下化工事を進めてい
て、 線路敷きには木材が敷き詰められている。




        
 北口に出て駅のスタンプを捺してから線路沿いを東へ、民俗資料館に向かう途中、近く
の沼袋氷川神社に向かう。

 
 そのあと、近くの禅定院、それに百観音・明治寺にも寄ったのだが、それらのレポート
は次回にして、江古田4丁目の新青梅街道沿いにある、中野区立歴史民俗資料館に12時
ちょうどに着いた。




  


 館内に入り、左手の企画展示室の観覧前に、右手に展示されていたたくさんのひな壇を
まず見ることに。



  「昭和20年第以降の段飾り」として、5組のひな飾りが。
  

     

  

     

  


 ケース内の「様々なおひなさま」も。


     

 押絵雛(おしえびな)   


 流し雛


     



 ふくべ雛    
  


 左手に回り、「昭和10年までの段飾り」を。









 
 このあと、左側の入口から企画展会場へ。  



 まずは会場左手にズーッと並ぶひな壇を。

















     奥のウィンドウを左から右へ。最初は「描かれた雛」 
     

            

 明治42(1909)年製の親王飾り


 さらに右へ。



 右端は「雛道具になった調度品」  


   右端に吊されていたのは、「さげもん」と呼ぶ福岡県柳川に伝わるつるし雛。 
     

        
  
 さらに右へと回る。


 「小さな雛」   




  
  入口の右手には、当館ゆかりの「山崎家のおひなさま」の段飾りが。 

 ちなみに当館は、名誉都民 山崎喜作氏から寄贈された2,600㎡の土地に、1889
(平成元)年に「山崎記念 中野区立歴史民俗資料館」として開館したという。







 
 企画展会場の観覧後、会場入口の左手の「御殿飾り」を。


  

 企画展を一巡したので、常設展会場へ。   


   
 右手の旧石器時代から、縄文時代、旧石器時代、戦国時代、江戸時代、明治時代、左
手奥の民俗展示から昭和時代へと反時計回りで進み、最後に中央部の「中野みどころの
樹」。へと回ることに。


 竪穴住居 復元模型   












 
 民俗展示コーナー  
          

     

     
     最後の昭和時代へ   


     中央部にある宝仙寺三重頭模型。 
     

 観覧を終えて常設展会場を出た。

 正面入口を入って右手のエリアからは、東側に接する山崎家庭園が望まれる。


  受付で記念のしおりをもらい、13時03分に歴史民俗資料館を出た。
         

 館の左手(東側)に回り、山崎家の庭園や野外展示を見ることにする。
  

 まず目につくのは、樹齢500年という「椎(しい)の木」、椎は中野区の「区の木」
のよう。
  
 この大きな樹の下で、上野戦争に敗れた彰義隊が休息したと、伝わっているとか。

 鍋屋横丁の名前の由来になったという「鍋屋庭園の石橋」


 鷲宮にあった「御嶽(みたけ)神社の杉の根」で、樹齢500年とか。

 
 「とうご」と呼ぶ漬物用の大樽、鷺宮にあった漬物工場でたくわん作りに使われたもの。
     
     4,000本~7,000本の大根を漬け込むことができたという。
 
 大きな石臼は、油のしぼり粕のかたまりを細かくする際に使用したとか。

 
  
 最後にスダジイの大木をふり返り、館の裏手、北側の道路に出て、13時10分に歴史
民俗資料館を後にした。
 
 中野区立歴史民俗資料館」への地図


 当館へ来るまでと、この後の寄り道などは次回(その2)で。        〈続く〉




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国登録有形文化財「秋田家住宅 春の特別公開」へ(埼玉・所沢)

2025-03-10 21:09:54 | 所沢だより
 2025年3月9日(日)

 昨夜は大雪警報が出て、関東南部の平地でも数㎝の積雪が予想されたが、幸い積もらず、
今日は寒さも和らいで早春らしい暖かい1日となった。

 今日は、所沢の中心市街地にある国登録有形文化財(建物)の「秋田家住宅 春の 特別
公開」があるとのチラシを入手していた。
  

 建物の前は何度となく通っていながら、内部は見たことがなかったので、参観に行くこ
とにして現地へ向かう。


 西武池袋線の西所沢駅に比較的近い金山町交差点で国道463号を横断して東へ、市街
地の中心部、元町交差点の東北側にある所沢図書館前の元町コミュニティ広場では、「と
ことこ春の市 時代着物市」という催しを開催中で、店舗などのテントが並んでいる。



 
 それを見るのは後にして、そばの「所沢中央公民館」で開催中の「中央公民館まつり」
を先に観覧することにして館内へ。


 公民館前に貼られていたチラシには、「とことこ市 時代着物市」のことも。


 館内では、中央公民館で活動している幾つかのグループの作品がたくさん展示されてい
たので、一巡する。




  





  














 各グループの多彩な作品を観覧し終え、公民館を出た。

 
 この後は、広場に並ぶ「とことこ春の市 時代着物市」のテントをザッと巡ってみたが、
特に買いたい物などはなかった。










  
 秋田家住宅に向かうことにして、さらに東へとタワーマンションの多い中心市街地の所
沢銀商店街を東進する。

 次の大きな操作点、ファルマン通交差点の少し手前に「秋田家住宅」がある。

 表からはそう大きくは見えないが、奥に長い建物が続いている。

 通りに面した左手に掲載のパネルと国登録有形文化財の標識


 入口を入った土間は店だったところ。


  中央部に飾られたひな人形
  

  
 左手半分が土蔵で、分厚い扉際を入ると、中心市街地の昭和の頃と平成年代の同じ場所
の写真が数点展示されていた。













 「町場の地形ジオラマ」↑や「マチ場散策マップ」↓も。


 土蔵へは土足のまま入れたが、右手から奥への幾つかの部屋へは靴を脱いで回ることに。
まずは、ほぼ垂直といってもいいような細い急階段を上がり2階へ。


     

          

     





      
 1階に下りて奥に続く部屋へ。最初の部屋にも古い写真や秋田家についてのパネルが。












     



 中ほどに、土蔵への別の入口があり、こちらにも分厚い扉がある。


      
     廊下からさらに奥の部屋へ。


  

  
 最初の部屋にもひな人形が飾られ、ここ井筒屋の印バンテンや昭和前期のかすりの着物
なども。




     


 一番奥の部屋へ。




 床の間の掛け軸は、昭和時代の政治家で「憲政の神様」とよばれた尾崎咢堂(行雄)
の書によるもの。
  

  新一万円札の顔、渋沢栄一も大正2(1913)年に来訪したという。
  
 
 一番奥の部屋の北側と東側は、狭いながら庭になっていた。


     

 店舗だった土間に戻り秋田家住宅を出た。


 少し先の信号を渡って通りの南側に回り、スーパー・マルエツで少しの買物をする。



 すぐ先、ファルマン通交差点の南西側にある坂稲荷神社では、「初午祭」を開催中。



 道路側は幅狭く奥に長い境内で、所沢市指定無形民俗文化財「重松流(じゅうまりゅう)
祭ばやし」」の演奏に合わせて白狐が舞う。


 交差点で右カーブして緩やかに上がった右手、タワーマンション・グラシスタワー前の
ハクモクレンの芽が膨らんでいた。



 隣接する 丸政園のウィンドウにはたくさんのひな飾りが並んでいるが、 ガラスの 反射
で見にくいのが残念。
     



     

 その先のビル、もとイオンだった「トコトコスクエア」のスーパー・OKでも買物をし
て、所沢駅方面に向かった。

 


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「雪割草展示会」の観覧に吾妻まちづくりせんたーへ(埼玉・所沢)

2025-03-05 20:30:54 | 所沢だより
 2025年3月1日(土)

 今日と明日、「雪割草展示会」が市内南部の吾妻まちづくりセンター(公民館)で開催
されるので、初日の今日行くことにした。
  

 昨年は往復とも歩いて行ったのだが、加齢が進み往復はチョットきついと思われたので、
往路は自宅最寄りのバス停から「ところバス」に乗り、予定より少し遅れて11時02分
頃、吾妻まちづくりセンター前で下車した。

 吾妻まちづくりセンターの建物は、中央部に塔のあるユニークな形、西側の正面入口へ。


 入口前では、地元の愛好家が雪割草の苗の直売をしていた。




  

 入口を入ると、突き当たりには所沢図書館吾妻分館。


 雪割草展示会は、図書館前を左手に進んだホール内が会場。


 昨年も来ているので、昨年同様に右手のテーブルから奥のテーブル、左手へと回り、最
後に中央部のテーブルを巡ることにした。


 順次見ながら、所沢雪割草愛好会の方々が丹精込めて育てたという150鉢余りの、色
とりどりで形も多彩な花の数々を撮りながら鑑賞した。

 だが、私のデジカメではマクロ撮影がうまくゆかず、少し離れてズームアップして撮っ
た中から回った順に紹介するが、花のアップはわずかしかない。

 最初は右側のテーブルのもの。




     

          

     



     

          

     



















 中央部の数鉢のアップは皆ボケてしまい失敗。



 左手に回って奥から入口側へ。




     







     









     




     最後に中央部を左から右へと回る。
     

          

















     

 これで一巡だが、可憐で奇麗な花をたくさんアップで紹介できなったのが残念。


     観覧を終えて会場を出た。会場の外のアンケートコーナーの鉢も。
     


 まちづくりセンター内には、「吾妻地区の文化財」の展示コーナーがあるので、展示物の
パネルや出土品など幾つかを。












 図書館側には、市内を中心の催し物などのリーフレットがたくさん並んでいる。


 2階に上がると、中心部の上部にある展望台に上がるらせん階段があるが、上がれない
ようにロープが張られていた。
  


 1階に戻って退館することに、入口近くの鉢花。


 12時15分に、吾妻まちづくりセンターを後にした。


 西南側近くに迫る、狭山丘陵の枝端部の樹林と手前はブドウ畑のよう。


 周辺は畑が多く、古くからの農家らしい建物も。

 
 西北側から望む、吾妻まちづくりセンター


 北側のバス道路を東へ、最初のT字路を左折して北に少しで、県道4号・東京所沢線バ
イバスの山王橋(西)交差点へ。バイパスは、東側すぐ先の北久米交差点の先は未完。反
対の西北方に向かう。



  柳瀬川の川島田橋から上流側を眺める。
  

 左岸の橋の近くで、サギが餌を探していた。


 県道55号・所沢武蔵村山立川線との岩崎交差点を横断して、西武狭山線の上を陸橋で
越える。


 国道463号バイパスと交わる大六天交差点近くの、スーパー・マミーマートで買い物
をした。

 
 大六天北交差点から北へ、大六天橋際から東川(あずまがわ)右岸沿いの道を東へ。右
岸にはスイセンや黄色い花が咲いている。



 
 上新井会館前の畑では、畑が少しずつ伸びてきた。

 
  
  さらに進んだ住宅の庭では、白梅がほぼ見ごろに。
 

 自宅には13時30分過ぎに帰宅した。


 



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この冬初めて わずかながらの積雪に(埼玉・所沢)

2025-03-03 17:08:26 | 所沢だより
 2025年3月3日(月)

 昨日は季節外れの暖かさで、所沢の最高気温も21.9℃まで上がりましたが、今日は
一転して真冬並みの寒さとなり、久しぶりのまとまった雨が早暁から降り出しました。

 雨は正午過ぎから雪に変わり、庭先にもうっすらと積雪が。
     
     

 芽が出てきたチューリップ周辺も、白くなってきました。


     







 気温も明け方の12.9℃からどんどん低下して、14時には0.4℃になったよう。

 
 開花の遅かったスイセンも見頃になったのですが、湿った雪の重みで頭を垂れました。


 この雪も、日没前の16時前後でほぼ治まり、道路まで積もるほどにはなりません。

 今日はこれ位で治まってやれやれといった感じ。でも、明日、4日の夜から5日午前中
にかけてはもっと積雪が増えるという予報なので、どうなるやら気がかりです。

 17時までの24時間降水量は35㎜になったようで、久しぶりに土も湿りました。


 〈追記〉4日(火)は、16時過ぎから雪が降り出しましたが、予想されたほどの降り
     方にはならず、5日(水)朝までに庭や屋根などに多少の積雪があったものの、
     正午前までには総て解けたので、外出など生活への支障はありませんでした。





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生涯学習センターで「所沢市文化財展」を観覧(埼玉・所沢)

2025-02-28 20:43:51 | 所沢だより
 2025年2月26日(水)

 会期末が近づいてきたので、今日は「所沢市生涯学習推進センター」で開催中の「所沢
市文化財展」の観覧に行くことにした。

  予め入手してあったチラシ
  

 西武新宿線の航空公園駅に10時33分に着いた。


 駅前広場の東南側に展示の国産旅客機YS-11を見ながら、最初の交差点まで進み、
南東側の市役所を眺める。背後のアンテナ塔は東側のNTT東日本ビル屋上に立つもの。


  交差点を横断、東に延びる市道左手(北側)の歩道を進む。両側の街路樹はケヤキ。
  

 次の交差点、所沢警察署前交差点からは、東南側に所沢市民文化センター・ミューズが
望まれる。

 
  さらに進んで、並木小や中央中前を通過する。
  

 東南側に見えてきたアンテナ塔は、首都圏の空の交通管制をする東京航空交通管制部の
もの。ここから航空機と交信して、羽田国際空港や成田国際空港空から発着する航空機の
交通整理をしている。
  

 駅から10分近くで、「所沢生涯学習推進センター」に着いた。

 この建物は、廃校になった旧並木東小の建物を活用したもので、以前の教室が種々の催
し物の会場や展示室などになっている。

 1階中央部の入口を入って廊下を右へ回るると、これから観覧する「所沢市文化財展」
のポスターが。
  

     3階まで階段を上がり、会場の企画展示室へ。
     

  

 右手から反時計回りで観覧することにして、最初は「第一章 初公開・長源寺諸堂古絵
図と日本刀」のコーナー。








       

  

   次は『第二章 「滝の城跡」指定100周年』
  



  



 滝の城跡は市の東部にあり、いまも城郭がよく残っていて、私も何度かウオーキングで
訪れている。

 奥の一角は、『第四章 「茶業農家の衣生活資料」指定10周年』
  




     

          





 茶業農家のひとつの「小野家住宅」は市の西部にあり、国指定重要文化財の建物が残り、
普段は非公開だが年1度かに公開日があり、近年に一度訪れたことがある。
  
   
 出口近くでは、「第六章 文化財保護の事情」というテーマでの展示が。








 

    

 中央部では、山口城跡から出土された長い木製塔婆が2個展示されていた。
     

  入口横の廊下側は、「第5章 川越鉄道開設130周年」の展示。
  

 川越鉄道は、現在の西武国分寺線と新宿線の前身で、所沢市内では所沢駅の南の東村山駅
から延びてきた都県境から、新所沢駅の先、次の入曽駅との間までがエリアになる。






 出口から会場をふり返り、企画展示室を出た。


     この後、奥の常設展示室も観覧することにした。
     

     入口の正面には、もと海老屋豆腐店の箱階段などが目につく。
     

 左手には、繭の収穫に使われたセントマブシが。




 中央部にあるのは、企画展示室にも観覧の滝の城の復元模型。



 
 農具に関する展示が多い。




     

          

     

          

     

          

 
 窓際には原始・古代から中世、近世、現代ヘと続く、所沢の歴史に関わるパネルや資料、
図や写真などが。




  



















  所沢出身の歌人、三ヶ島葭子(みかじまよしこ)と、俳優 左卜全(ひだりぼくぜん)
姉弟に関わる展示もある。
  





 さらに、市内の貴重な生物や自然、地形など。



 常設展示室も観覧を終え、1階の出入口に向かう。廊下には農具の唐箕(とうみ)が。

 
 12時15分に生涯学習推進センターを出た。門から南側を見ると、東京航空交通管制
部敷地のものか、大きなケヤキが望まれる。


 駅に向かって往路を戻る。

 
 駅前の交差点際には、所沢市のイメージマスコットのトコろんと埼玉西武ライオンズの
レオのマンホールが。


 西武新宿線の航空公園駅東口に戻り、連絡通路で西口へ向かう。


 普段は閉じていることが多い、途中の店「Henri Farman」(アンリーファルマン)前に、
「トコろん¥と「トトロ」が並んでいる。


 西口に下り、喜多町からけやき台2丁目方面を経て、13時30分過ぎに帰宅した。
 



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所沢市内の西武池袋線・狭山線の4駅が無人駅に(埼玉・所沢)

2025-02-25 18:31:38 | 鉄道
 2025年2月25日(水)

 西武鉄道では、2月21日付で「一部の駅の営業体制の変更(無人化)」を発表しま
したが、その中で、西武鉄道の本社のある所沢市内でも、4駅が対象になることが分か
りました。

 西武池袋線の西所沢駅と狭山ヶ丘駅、それに西武狭山線の下山口駅と西武球場前駅で、
4月1日から実施されます。

 西武鉄道では1年前の昨年4月1日から、西武池袋線では狭山ヶ丘駅の次の武蔵藤沢、
稲荷山公園、その先、仏子と元加治駅、東飯能、高麗、武蔵横手、東吾野、さらに先の、
西武秩父線の西吾野、正丸、芦ヶ久保駅が無人になりました。

 ちなみに、今回実施の駅の2023年度の1日平均乗車人員は、西所沢が23,749、
狭山ヶ丘が22,147、下山口が7,174、西武球場前が10,624人です。

 このうち西所沢や狭山ヶ丘駅は、池袋の隣の椎名町の18,897人、その2つ先の桜
台駅の14,704人より多いのです。

 さらに西武球場前駅では、プロ野球の埼玉西武ライオンズ戦や音楽イベントなどの際
には2万人近い人が乗降する日もあり、当日は当然ながら人員を配置すると思われます。

 西所沢駅では、2月上旬から改札口の手前にあった時刻表が外されて、工事が続けら
れていましたが、最近完成してこのようになりました。


     問い合わせや依頼、連絡用のインターホンのよう。
     

 インターホンの背後の張り紙により、今後の対応がどうなるかが分かります。


  

 西所沢駅と狭山ヶ丘駅の開業は、1915(大正4)年4月15日なので、開業以来
ほぼ110年間続いた駅員配置が廃止されるということになります。

 私は出改札の際はSuicaを使っているので、無人になってもほとんど影響はなく、隣の
所沢駅からの特急券の購入も、西武鉄道アプリ中のSmoozで予約できますが、切符や特
急券をを現金で購入する人が、何か問合せをする必要ができたときには、そばの窓口で
聞くことができなくなるので、不自由を感じることと思います。

 得に支障が大きくなるのが、車椅子の方など乗降の際に駅員の介助が必要な人は、事
前に連絡して来てもらわねばならず、待ち時間が長くなるなど不便を感じると思います。

 でも、厳しい鉄道事業の現状から見れば、無人化の拡大は仕方ないのかもしれません。

 なお、今回は以下の各駅も無人になります。

 3月25日(火)から
  
  西武拝島線 東大和市、武蔵砂川、西武立川

  西武国分寺線 鷹の台、恋ヶ窪 

 3月27日(木)から

  西武新宿線 新狭山、南大塚






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中井の「染の小道」を巡る(東京・新宿)

2025-02-23 10:38:38 | 江戸・東京を歩く
 2025年2月21日(金)

 いつもこの時期に開催されている中井の「染(そめ)の小道」、今年は2月初め頃から
所沢市内の西武池袋線の駅にもリーフレットが用意されていたので、開催日を早めに知る
ことができ、初日の今日訪ねることにする。
  

 細かいので見にくいが、エリアマップ


 自宅を9時50分に出て、所沢駅で西武池袋線から西武新宿線上り電車に乗り換えて、
高田の馬場駅より2つ手前の中井駅に10時48分に下車した。

 以前は、上りホームと下りホームの連絡階段は無かったが、高田馬場駅側に地下をつな
ぐ連絡通路ができていて、その通路を使い南口へ。


 「染の小道」は一昨年以来の3度目、駅前広場にはいつもと同様に案内所が設けられ、
「染の小道」や新宿区内のリーフレットなどの配布と、染の小道特製手ぬぐいの販売をし
ている。




 「染の小道」の舞台裏と経過など、リーフレットから




  
 駅前を南北に走る道路を南へ、すぐに妙正寺川に架かる寺斉橋際へ。まずは橋から上流
側と下流側に架かる「川のギャラリー」と呼ぶ染め物を眺めた。
  

  

      


 橋の手前、左岸沿いの細道を上流側へ、すぐに上を覆う都道4号・山手通りの高架下に
架かるふれあい橋があり、もう一度上流側を見下ろす。




 さらに左岸沿いを上流へ進みながら随時、川のギャラリーを眺めながら進む。



 100m余りで次の橋、栄橋までで、こちら側の川のギャラリーは終わった。

 
 もう一度左岸の細道を戻りながら、並ぶ狭い店舗に吊されたもう一つの展示、染めたの
れんの下がる「道のギャラリー」を見る。
     

 各々の店の、のれんには番号やタイトルが付けられていて、作者なども分かるようにな
っていた。
 
 ヘアーサロン タニに下がる、「誰袖の図」と名付けた絹の紅型(びんがた)で、紅型と
は沖縄の染物の総称のよう。    
           

     レストラン「ソウル南山」には、「流水に紫陽花、黄葉」と呼ぶ絹の紅型が。   
               

     

          



     タイフード居酒屋「たわん亭」は、「椿」   
          

     ミュージックアカデミー第1教室の「さあ、はじめましょう!」も、絹の紅型   
     



     
 
 見下ろした妙正寺川の流れには、長い緑の藻も。


 駅のそばの寺斉橋まで戻り、南に延びる商店街沿いに下がるのれん「道のギャラリー」
に目を向けることに。

 
     中国料理の菜来軒は猫と梅のデザインだが、タイトルは分からない。
     

          アサガオのデザイン
          
 
 伊野尾書店ののれんのタイトル「更紗の旅~タクラマカン砂漠~」の一部  


 少し先のレストランは「鶏の幸」と呼ぶろうけつ染め   

 
 東京信用金庫に下がる「阿波おどり」

  
     斜向かいの「はなれ」ののれんも下がるギャラリーの作品は「海月花」   
     

  
 その先、短い坂を上がったると郵便局のあるT字路で折り返し、寺斉橋まで戻り、下流
の左岸沿いの細道へ向かうことに。
     

     
 道路際の出店やのれん、流れに続く「川のギャラリー」を見ながら進む。


 少し左カーブして次の大正橋で「川のギャラリー」は終わる。


     橋から南に延びる通りの「雪中花」   
     

         その先、醤油会社に下がるのれん 
         

 少し先のT字路で折り返して北へ、大正橋を渡少し先の寿司店に下がるのは「おいで遊
ばせ」と題する型染め・藍染め   
     

 西武新宿線の踏切を越えながら見た、左手の中井駅方面。


 すぐ先の整骨院に下がるのは「葉陰に集う小鳥たち」   


 隣の炉端焼店には「優しく 懐かれ 見守られ」というろうけつ染が。熱海の来宮神社の
大楠がモチーフのよう。    
     

 その先のT字路で中井通りに出て、右折して東へ、ツツイデンキは影がかかり少し見に
くいが「青い鳥と花」  
     

          二八そば 長寿庵のタイトルは、のれんに隠されて見えない。  
          

 まだ時間外でシャッターの下がる銭湯「ゆーざ中井」には、「貝尽くし(春の海)」が。 
     

          通りの反対側、宇田川文正堂ののれん。
          

 最東端ののれんは、次の十字路際の「中落合高齢者在宅サービスセンター」入口に下が
る「えんまんのシャボン」
     
 

 道路際、円形花壇に咲き競うたくさんの花。冷たい北風にも負けずに咲いている。


  中井通りを西へと折り返し、この通りに出たT字路より西側へ向かう。

 T字路に近い薬局には「薬」の名の染められたのれんが。


     不動産業「司環境計画」の「宇宙の花」と名付けた草木染め。   
     

          近くの和菓子店「おゝき屋」は「借景」 
          

 いちご大福が人気のようで、狭い店内に何人かの客が見えた。   


     隣のトケイ・メガネの「ミナクチ」は「花たちに希望を」という絹の紅型  
         

 そばのT字路から駅方面に向かう「中井駅前通り」際の日本そば「尾張屋大吉」の「そ
ばで使う道具」は綿の捺染のよう。
          

 ファミリーマートの横を左折して細い路地を東へ、古民具「つばき」は、その名のとお
りのデザイン。
          

 店の前に飾られた兜


 南側から合流したY字路の先の「たれ山」は、「シルエット」と名付けたろうけつ染め。 
     

 斜向かい、割烹「なか井」の「彩り柏」は、綿のタイダイという染め物のよう。   


     すぐ先のモダン・型染めの「おかめ工房」に下がるのは紅型のよう。
     

         その前、まごころ葬儀の「やまなか」は「祖母の想い出」という作品。    
          

 往路で北に進んだ道とのT字路に出て右折して南へ、踏切際だったか、わずかな植え込
みの前に下がる作品
     

 踏切を越えて2本目のT字路の細道を右折、折り返すように西へ、


 まずは少し先の「ギャラリースペースとTRY」に入り、手造りの作品を眺める。


     店の西側は古い床屋の椅子が。
     

 その先は「ねこみちアートフェス」と名付けられていて、ねこのデザインの手づくり作
品などを並べた出店が何店か続く。


 最初は、新潟県の農産物を中心を販売する店で、一昨年同様に笹だんご(5個入950
円)を求めた。
     


 その先のいくつかの店も、猫のデザインの品などが目につく。







 西端まで進み、ねこみちをふり返りT字路際へ。 右手角のレストラン四文屋には横長の
「洗象図」が下がる。



 中井駅前通りに出てもう一度北へ、踏切から両側を眺めた。


 すぐ先、北西側のテントは新宿区染色協議会のもので、職人が手がけた染色小物を販売
している。


     ファミリーマートに下がる「つながる」と呼ぶ綿の捺染。  
     

 その先、中井通りに近い中井接骨院には「イロワタシ」という綿の絞り・捺染作品が。 
          

 その辺から折り返して南へ、踏切や西武線の駅前の少し先まで戻る。寺斉橋に近い「こ
ころ接骨院」ののれんのタイトルは分からない。   
     


 12時50分を過ぎたので昼食をすることに。寺斉橋の南側まで進み、一昨年にも利用
した田舎そば「須坂」に入り、 鴨そば(540円)を注文した。


  
 食事を終えてもう一度、時斉橋~両側の「川のギャラリー」を眺め、西武新宿線の中井
駅南口に戻る。
       


 13時31分発下り本川越行普通電車に乗り、途中で急行電車に乗り換えたり、最寄
り駅からスーパーに回って買物をしたりして、15時過ぎに帰宅した。

 


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「まちぞう」で「野老澤雛物語」を観覧(埼玉・所沢)

2025-02-16 20:39:53 | 所沢だより
 遅くなりましたが、2月9日(日)で当ブログは満19年を迎えました。

 加齢に伴い行動範囲が年々狭められ、投稿間隔も空いたりしていますが、いつもたく
さんの方にご覧いただき、それを励みとして続けられたことに感謝しております。本当
にありがとうございました。

 いつまで続けられるか分かりませんが、これからもできるだけ出歩いて、目についた
ことをアップしたいと考えておりますので、引き続きご覧いただければ幸いです。

======================================= 

 2025年2月15日(土)

 昨日に続き、今日も日中は暖かくなるという予報。今年は、少し遅めのように思われ
る梅の開花だが、東川(あずまがわ)右岸に近い民家の紅梅はかなり開花していた。




  
  さらに川沿いを右岸に回り下流へ、川沿いの民家の紅梅は開花が進んでいる。


     



 金山町交差点を経て、元町交差点際の中央公民館に立ち寄る。隣の市立図書館所沢分館
前の広場では、「こたつ de 読書」という催しを。
  


 今日は、一昨日のような猛烈な北寄りの風の日でなくてよかった。


 市道の南側、斜向かいにある市の中心市街地活性化施設「野老澤町造商店(ところざ
わまちづくりしょうてん)」(略称まちぞう)へ。


  今日から下のチラシの催しが始まったので、入館して観覧することに。
  


 館内を、まずは左手から中央部、そして右手へと一覧。





 リカちゃんひな人形 



  


 所沢市のマスコットキャラクターの「ところん人形」

     
          つるし雛も
          

  


 享保雛(享保年代は1716~36年)

  



  











  

     





     


 

 関西では多いという御殿雛



   
 所沢秋月製 「雛のこころ 雛」

     


 入口入り左手壁面や下の小物は販売品








     

 なお、この「野老澤雛物語」は、ここ「野老澤町造商店」だけでなく、所沢駅西口か
ら元町交差点付近の店舗の中でも、お雛様を展示している店がある。

 観覧後、近くのスーパーを2店巡り、少しだけ買物をして帰宅した。

 



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今年は見事な「あしがくぼの氷柱」(埼玉・横瀬町)

2025-02-11 22:19:57 | Weblog
 2025年2月10日(月)

 昨年は暖冬で見栄えがいまひとつだったが、今年はこのところ厳しい冷え込みが続いた
ので見ごろになったかと思われる、秩父・横瀬町(よこぜまち)の「あしがくぼの氷柱」
の観覧に行くことにした。
  

 自宅を8時47分に出て、西武池袋線下り電車にて飯能(はんのう)駅へ。

 飯能からの西武秩父線直通の下り電車の車両は、かつての営団 丸ノ内線に似た塗色の
4両編成。この車両に乗るのは初めて。


 飯能から2つ目の高麗(こま)駅を過ぎると、線路は山あいを縫って進む。吾野(あが
の)駅の前後の沿線の風景。





 10時14分に芦ヶ久保駅で下車した。


 駅前広場の北東側に立つ、横瀬町観光協会による「日本一歩 きたくなる町 よこぜ」の
パネル


 駅前広場の北西側には駅前休憩所があり、無人だがストーブや観光用チラシ、自販機な
どが用意されている(奥の建物)。




 建物の左手には、ストーブの燃料になる薪(まき)も。


 広場から、西北方の斜面上部に大きな仏像が望まれた。


 駅前広場を出て、西武秩父線の北側に平行する道路を下ると、すぐ下にある「道の駅果
樹公園あしがくぼ」が見下せる。



 横瀬川に架かる橋の手前を左折して、川の左岸沿いのすぐ先に「あしがくぼの氷柱」の
チケット売場がある。。


       
 チケット(500円)を求めて10時30分に入場し、その先からは会場への専用歩道
を線路沿いに山すそまで進む。


 北側に回り込むと、右手下に横瀬川の流れが見える。



 その先からは緩やかに上がり左カーブして進み、車道へと下って南へ。


 西武秩父線のガード下を抜ければ、谷間にたくさんの氷柱が現れ、「あしがくぼの氷柱」
会場の北端である。






     





     
     どこにあるのか分からぬ冨士浅間神社の鳥居をくぐり、氷柱の間際へ。
          

 ふり返ると、いま抜けてきたガードの上を西武秩父行特急Laview(ラビュー)が通過
した。






 
 間近に氷柱を見ながら進んで、これから上がる最上部の「おもてなし広場」下へ。




     

 
 おもてなし広場の下にもある展望場所、ここでは三脚や一脚の使用ができる。
     


 そばのロウバイと記念撮影スポット


 おもてなし広場に向かってやや急な斜面を上がると、来るときに乗ってきた車両が西武
秩父駅で折り返して、上り電車として通過した。


 おもてなし広場の先端付近では、ミストのようなものが吹き上がる。


 おもてなし広場近くから見下ろす氷柱の中央部


 ピークの「おもてなし広場」に上がると、無料の甘酒か紅茶の配布所があるので、熱い
甘酒をいただいた。


 広場の中央部には、ストーブを囲んで休憩できるイスが用意されている。


 


 広場から少し下り、日陰になっている氷柱を間近に眺めた。






 陽の当たる北側の線路近く




  









     

          





  
 おもてなし広場に戻り、線路の北側斜面に延びるソーラパネル周辺を。



 広場には、地元横瀬町の観光案内パネルも。




  

 11路15分におもてなし広場を後にした。会場内は一方通行で、帰路は別の車道を下
るようになっているのでその道へ。


  




 チケット売場を経て横瀬川の橋際まで戻り、橋を渡りながら水の少ない流れの下流↑と
上流↓を見下ろす。
  
 
 橋を渡りきると国道299号線で、右側手前には町民のための「横瀬町活性センター」
がある。



 隣接の「横瀬町ブコーさん観光案内所」に入り、横瀬町や秩父地方のリーフレットなど
を幾つか入手した。



 

 すぐ先の橋を渡った突き当たりが「道の駅果樹公園あしがくぼ」で、休憩エリアや幾つ
かの建物がある。





 主要棟にある農産物直売所に入ると、秩父地方の農産物やその加工品、土産物、地酒や
飲料などがたくさん並んでいる。





 一巡して、きびもちと秩父の漬物・しゃくし菜漬を求めた。

 12時を過ぎたので昼食をすることにした。直売所の横も食堂だが、別棟にあるうどん
・そばの店に入る。


 秩父独特のうどんメニューのひとつ「ずりあげうどんと味噌おでんセット」(900円)
を注文して昼食を済ませた。


  そろそろ上り電車の時刻が近いので道の駅を出て、芦ヶ久保駅に向かう。
  

 駅前広場から、国道を挟んで北側の斜面に広がる芦ヶ久保集落を眺める。



 無人の改札を入り、12時59分発飯能行上り電車に乗る。


 飯能で13時44分発の池袋行上り電車に乗り換え、最寄り駅で下車後、近くのスーパ
ーで買い物をして、14時47分に帰宅した。


 ちなみに、秩父地方には横瀬町の「あしがくぼの氷柱」のほか、2つの氷柱が見られる。

 小鹿野町(おがのまち)の「尾ノ内氷柱」と奥秩父 大滝の「三十槌(みそつち)の氷柱」
で、観光案内所で入手したそのチラシを最後に。


        

 〈追記〉往路、帰路ともに乗った赤い車両は、西武秩父線開通55周年を記念して、昨年、
    2024年11月11日(月)から導入された、「西武秩父線開通55周年記念車
    両」(4017編成)のよう。   詳細はこちらのサイトをご参照下さい。 
 



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狭山稲荷山公園と狭山市立博物館「狭山市の人形」展へ(埼玉・狭山)

2025-02-06 18:22:38 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年2月5日(水)

 立春を過ぎての全国的な寒波の到来で、今朝の所沢市の最低気温も-3.2℃、自宅を
出た直前の8時で-0。6℃、正午でも6.1℃だったようで、北海道や日本海側、西日
本や四国、九州などでも大雪のニュースが報道されている。

 朝一番で内科のかかりつけ病院での診察を受けた後、9時30分発の送迎バスで狭山ヶ
丘駅へ。狭山ヶ丘駅から9時44分発の西武池袋線下り電車に乗る。

 9時49分に2つ先の稲荷山公園駅で下車して、南口改札を出た。


 予定してきた狭山市立博物館での企画展の観覧前に、昨年12月に来たときと同様に
「県立狭山稲荷山公園」と「市立稲荷山公園」を少しだけ巡ることに。

 踏切を渡り北口駅前の横断歩道を横切り、右手(北)に少しで「県立狭山稲荷山公園」
の正面入口から入る。


 すぐ先の十字路を右折して、園内を一周するウオーキングコースになっている園路を北
に向かって進む。沿道のソメイヨシノの芽吹きまでは、まだしばらくかかりそう。


 園路が左カーブする辺りで、園路に分かれて北側の芝生広場を真っ直ぐに住宅地方面へ。

 
     
          住宅地に入る直前で、ロウバイがたくさん咲いていた。
              


 道路の広い住宅地に入り東へ、次の十字路際の民家にデコポンらしい実が。



 狭山市水道のの配水タンク際に出て西側を進み、「狭山市立稲荷山公園」の西端から入る。


 すぐ先、背の高い木の下に展望デッキに向かうと、手前のユリノキに残るものがある。


  
 展望デッキからは、西方から西北へと奥多摩や奥武蔵、奥秩父や外秩父方面の山並みが。






 東京との最高峰で埼玉・山梨3都県境の雲取山だろうか・・




 秩父の武甲山は上部のみ。                       武甲山




             外秩父の 堂平山と     笠山

 
 北方遥かに上州三山のひとつ赤城連峰も。


 さらに右手、日光連山は霞んでいてはっきりしない。

 少しの時間だけ展望を楽しみ、県立狭山稲荷山公園に戻ることにした。住宅地の別のル
ートに入ると、サザンカがたくさん咲き残る。



 芝生広場に戻り、左カーブして緩やかに上がる園路へ。


  大きな杉が3,4本立っているが、スギ花粉は付いているのだろうか・・
  

 その先から下りカーブして、T字路に突き当たって右折する。


 再び緩やかな上り園路へ。


  
  松の下を抜けて行くと、前方に外装工事中の「狭山市立博物館」が見えてきた。



 今日の主目的は この企画展の観覧、10時40分に「狭山市立博物館」に入館した。
  

         
 入館料は150円、チケットとリーフレット、出品目録をもらい、企画展最初の会場、
1階受付背後の「舞い舞いホール」へ(撮影はフラッシュや三脚を使用しなければ可)。



 まずは中央部、市内の奥富公民館所蔵品「奥富ひなまつり」のピラミッド型ひな壇飾り。













     次ぎは、右手にたくさん下がる「奥富つるし雛の会」のつるし雛の数々
     

          

     

          

 
 さらに左手に回り、たくさんの雛人形を。







 今年の干支のへびの人形も。

 
 明治・大正時代の雛人形





     ケース入のものも
     



 2月26日(水)~3月3日(月)、狭山市北部の奥富公民館で開催される「奥富ひなま
つり」のポスター
  

 「舞い舞いホール」での観覧を終えて、ホールを囲むらせん状のスロープを上がり、2階
へ。スロープ上部から見下ろした舞い舞いホール。


 2階の企画展示室が企画展示のメイン会場。


  会場に入る前に入口の手前左手に飾られた「御殿飾り」から。
  


  企画展示室に入り、左から右へと時計回りで観覧することに。
  

 享保雛(きょうほびな)

 
 次郞左衛門雛


 大正雛


 七段飾り、本来は7段用だが、ここでは3段にまとめているよう。


 内裏雛(だいりびな)


 流し雛


 金太郎


     桃太郎
     

 飾り馬


 兜差(かぶとさし)


     座敷幟(のぼり)・座敷飾り
     

     八幡太郎
     

          鍾馗(しょうき)
          

     神武天皇
     

           八重垣(やえがき)
           

     藤娘(ふじむすめ)
     

 この先は狭山市内の人形展の作品で、最初は岡野人形店



 川島屋


 
 田中人形展店


 
 狭山清玉

 
 次は中央部の展示へ

 胡蝶(こちょう)   


 雨乞小町(あまごいこまち)   


 猫引き官女   


 高砂     


     牛若丸    
     

 弁慶     


 浦島太郎   


 舌切り雀   



 企画展示室の観覧を終えて、2階ロビーの東側壁面の古い作品の展示も


 2階の常設展示室は何度も観覧しているので今日は省き、1階に下りた。

 
 退館しようとしたが、のどが渇いていたので1階入口近くにある「稲荷山カフェ コメ
と茶」に入り、りんごジュース(350円)でのどを潤し、11時45分頃退館した。

 館前にある企画展示のパネル



 狭山稲荷山公園には戻らずに、線路沿いに進んで稲荷山公園駅へ。



 稲荷山公園駅11時54分発の西武池袋線上り電車に乗る。

 小手指(こてさし)駅で下車して、北口のスーパー・ヨークフーズで買い物後、手袋の片
方を落としたのに気づく。

 駅や南口の交番で聞いたが拾得されてないとのことで諦め、歩いて自宅に向かい、13時
過ぎに帰宅した。
 



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