あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

御岳山ケーブルで日の出山へ(東京都)

2007-11-27 18:18:31 | ハイキング
 2007年11月24日(土)

 地図を楽しむグループの11月例会は、東京・奥多摩
の日の出山に上がり、関東平野を囲む山々の展望を
楽しもうという企画で開催された。



 集合は、10時にJR青梅線御岳(みたけ)駅。私は、
西武拝島線との接続駅、拝島からJRのホリデー快速
奥多摩号に乗ったが、車内はハイカーでいっぱい。
 
 御岳駅でもたくさんのハイカーが下りた。

 駅前からバスで御岳登山鉄道の滝本駅まで行き、
ケーブルカーで御岳山駅まで上がる。

 ケーブルカーの最高勾配は25度、平均勾配22度、
約1㎞で標高差は424mとか、全線ともかなりの急
斜面である。

 ケーブルの終点、御岳山駅付近は、標高約830m。
 御岳山駅の駅前広場から見下ろす、北東の多摩川
沿いの眺め。


 ケーブルカーで上がった多くの人は、御岳山頂にあ
る御嶽神社に向かう。われわれの目指す日の出山も、
御嶽神社参道に入ってしばらく進む。

 10時50分にスタートした。

 参道に沿って少し進むと、山上集落となっており、御嶽
講の講中の人などが泊まる宿坊が多く、中にかやぶき
屋根の家が幾つか残っていた。


 樹齢約1000年という神代ケヤキの手前で御嶽神社
への道を右に分け、日の出山へは左の道を進む。

 神代ケヤキは逆光で、その偉容はちょっと分かりに
くい。

 宿坊が少なくなったあたりのモミジが、よい彩りを見
せていた。


 「関東ふれあいの道」になっている尾根道を進むと、
新しい鳥居が立っていた。

 帰途気づいたのだが、この鳥居は御嶽神社の鳥居。
向こう側に「御嶽神社」の額が上がっていた。

 杉木立などの間の緩やかな尾根道を1km余り、最後
のこの階段を上がると、右上が日の出山頂である。

 12時10分に到着した。

 山頂からは360度の展望が広がる。北側には広葉
樹があるが、葉の落ちた樹間から奥多摩の山並みが
望まれる。


 西には、御岳山上の家並みの上に、鷹の巣山
(1737m)がよく見えた。右肩に東京都の最高峰、
雲取山(2017m)も見えるはずだというが、どれ
だろう。


 南西に見えるのは大岳山(1265m)。空気の澄む
冬場は、都心のビルからも、この独特の山容がよい
目印になる。


 西南西には、鍋割山(1084m)の右肩に、かすかに
それと認められる富士山の右上部が見えた。

 今日の参加メンバーは、私を入れて6人である。

 展望を楽しみながら昼食を済ませ、13時10分に
帰路につく。

 帰路も同じ道を戻る。御岳山の集落あたりまで戻っ
てふり返る日の出山。右側の稜線を往復した。


 ところどころに残るモミジの彩り。


 14時30分にケーブルカー御岳山駅に戻り、土産店
をのぞいたりして、14時50分過ぎ下山に向かい、往
路同様、ケーブルとバスを乗り継ぎ、御岳駅に15時
23分に着いた。

(天気 晴、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 武蔵御岳、
 歩行地 青梅市、日の出町)
コメント (2)
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