あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

最後のアートウオークセラピーでYRP野比駅周辺を巡る(神奈川)

2016-11-24 23:05:45 | カントリーウオーク

 54年ぶりの11月の降雪状況の速報で11月24日(木)が先になりましたが、前日
の23日の歩きのレポートです。

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 2016年11月23日(水・祝)

 山浦敬子さんが13年前から春秋2回ずつ続けていた(途中1年休み)、アートウオー
クセラピーの最後、48回目に参加した。

 集合は、京浜急行久里浜線のYRP野比(わいあーるぴーのび)駅。前日の暖かさとは
うって変わり最高気温は12℃前後の予報で、今にも降り出しそう。


 最終回に参加したいと駅まで来たが、足の痛みがあり歩くのは止めるというDYさんと
別れ、10時ちょうどに駅の西側を出た。


 ちなみに「YRP」とは、横須賀リサーチパークの略称。駅の北西側台地に、NTT、
NTTDoCoMo、パナソニック、富士通、NECなど、移動体通信技術に特化した研究開
発機関の集積地として、平成9年(1997)に誕生し、面積61.7㏊のパーク内に
約5,000人が就業しているという。

 横須賀市のマンホールのひとつ。


 線路沿いを進んで突き当たりのT字路を左折し、長沢三丁目と四丁目境の道を北へ。地
図上に記された水田のところに、小さな2枚の水田が残っていた。



 少しずつ高度が上がり、家並みの切れたところで西側に、先月の歩きで上った三浦富士
への色づいた山並みが望まれる。


 山ろくから延びる久里浜霊園の上部には、三浦大仏と五重塔の上だけ見える。


 曲がりくねる道を地図通りに進んだつもりが、東側の日生団地の直線に区画された家並
みの西に出た。北側を迂回して、通研通りと呼ぶYRPへの道路に出て西へ向かうと、道
路際の大きなツツジがたくさん狂い咲きしている。


 その先で、遅れて駅に着いた2人と出会い合流した。2人は駅でDYさんと会って地図
をもらい、行きそうなルートも教えてもらいそれを頼りに来たとのこと。迂回したのがち
ょうど良いタイミングだった。

 近くの長沢川の橋際に立つ大きな「天照大神」の標石の横を入り、その神社を目指す。
     

    
 サザンカの咲く畑の横を進み、キャベツ畑の横から長いが緩やかな階段を上がり、常緑
広葉樹に囲まれた伊勢山の斜面中腹にある、長沢総鎮守の天照大神社に着いた。




 約360年以前の江戸中期、里人の3家が伊勢神宮から分霊を勧請(かんじょう)して、
長沢の鎮守としたのが始まりと伝えられているという。


 平成11年(1999)には、社殿の改修や参道の整備、石灯ろうの奉納など行われた
ようで、それらの寄進者名を刻んだりっぱな石碑が境内にある。



 東側は展望が開け、長沢6丁目の集落や標高102mの小山などが見渡せるので、ここ
でスケッチタイムを取り、思い思いの場所をスケッチした。



 境内の手水舎の横には、珍しく女の子の絵で手水の使い方が記されている。


 少し早いが細かい雨が感じられたので、拝殿の屋根下を借りて昼食とする。でも、幸い
に雨はわずかな時間だけで、食事中に止んだ。拝殿の前で記念撮影をして、12時に出発
する。



 東側、駐車場を経由する道を下るとすぐ下にミカン畑があり、色づいたミカンがたわわ
に実っている。




 ミカン畑の道路際には、カラタチが丸い実を幾つか付けていた。
   

    
 長沢六丁目の集落の中心を巡るカーブの多い道を東に向かう。路傍のキクがきれいな彩
り。


 車道に出て長沢交差点でV字上に折り返す。近くの量販店ノジマ構内から東側のバス道
路を横断して、東側台地中腹にある称名寺へ。

 社殿はコンクリート造り、今日は13時から報恩講法要が行われるようで、檀家の方々
が本堂に参集している。


      日蓮上人立像の横から東側の山門を出た。
     

         

 野比小の横に下り、北に回って近くの最蔵寺へ。

 西側の段段を上がって山門をくぐると、やや小ぶりの本堂が西向きに立っている。庭は
狭いが植栽はよく整えられていた。




 さらに東進して次のT字路を北へ、ピークを少し越えたところから広い墓地の間を上り
下りして、次の最宝寺に行く。これら三つの寺は何れも浄土真宗である。

 無住のようで本堂は閉ざされていて、境内は樹木が少な目で開放的。


 本堂の左手に、ヤドリギを付けたようなのともう1本、ソテツが枝を広げていた。


 西方寺を出て東南に進む。北側の台地下に、クヌギだろうか大きな木が黄色く色づいて
いる。


 京浜急行の踏切を渡り、線路に平行する国道134号を駅に向かう。この辺りは「尻こ
すり坂通り」と呼ばれ、久里浜寄りの峠を越えるところは昔はかなりの急坂だったことか
ら名付けられたものと思われる。
     

 国道にあったマンホールは、午前中見たのとは違うデザイン。
 

 途中のマクドナルド野比シティオ店に入り、敬子さん持参の過去のアートウオークセラ
ピーの記録や写真を拝見しながらしばし歓談する。


 YRP野比駅には14時10分頃に着き、14時15分発上り快特電車に乗る。車内放
送では、明日は降雪が予想され電車の遅延や運休の恐れのあることなどが告げられていた。

(天気 曇、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 浦賀、歩行地 横須賀市、歩数
 11,300、累積標高差 約380m)


 今回で、2004年から続いていたアートウオークセラピーは終わりました。年4回、
のべ48回のうち、私は2007年から参加し始めて2010年と11年は参加出来ま
せんでしたが、合計21回の参加でした。

 半分にも満たない参加数ではありますが、敬子さんとやまさんを除いては一番参加し
たのではないかと思います。

 三浦半島の南半分をあちこち歩き、常緑広葉樹林の茂る丘陵や岩の多い海辺、そして
キャベツやダイコン、スイカなどの畑の広がる台地上など、三浦半島の魅力をたくさん
引き出していただいた敬子さんとやまさんに感謝します。ありがとうございました。




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54年ぶり11月の初雪(埼玉・所沢)

2016-11-24 11:14:31 | Weblog
 2016年11月24日(木)

 昨日からの予報通り、朝起きてみたらわが家の周辺もすっかり雪に覆われていました。

 これら10枚の写真は、9時頃撮ったもの。

 東京都心でも6時15分から初雪となり、昭和37年(1962)年以来54年ぶりの
11月の初雪と報じられ、首都圏の鉄道も運休や遅延しているようです。


 私は半世紀以上、毎日の天候と朝と夜の気温を記録しているので、その記録のグラフ用
紙を見ましたが、昭和38年(1963)から続けているので、その間の降雪の記録はあ
りませんでした(住んでいたのは東京・練馬区、埼玉県坂戸市、所沢市)。



     


 この頃で2~3センチくらいの積雪とみられ、その後も降り続いています。



    

        

 わが家でただ一本の高木?、柿の木もいつの間にか葉が落ちて、枯れ木に雪の冬景色に。


 春先にはかわいい花を見せてくれたニホンサクラソウの鉢も、雪帽子に覆われました。


 いつも、少しの雨でもビニールを被せて配達される新聞も、今朝はビニールカバーなし
だったので、配達した暗い頃にはまだ降り始めていなかったようです。

 正午頃にもう一度、その後の降雪状況を。



 5㎝以上の積雪になったよう。
          



         カラスウリ
        

           

      毎年春、たくさん実をつけてくれるサンショウも寒そう。
       

 別のところに並べたニホンサクラソウ。



 柿の木への積雪も、幾分増えています。   




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