あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

写真展の観覧などで武蔵浦和駅から北与野駅へ(埼玉・さいたま市)

2018-04-26 21:37:35 | ウオーキング
 2018年4月25日(水)

 午前中はかなりの雨でしたが11時過ぎには上がったので、予定していたさいたま市で
開催中の写真展に行くことにしました。


 12時38分にJR武蔵野線・埼京線の武蔵浦和駅をスタートして、埼京線と東北・上
越・北陸新幹線の高架の東側に平行する「花と緑の散歩道」を北西に進みます。
   
 散歩道の両側には、ちょうど1ヶ月前には満開だったと思われるソメイヨシノの並木が
続きますが、今はすっかり緑に覆われていました。
        
 途中から右にカーブして北に進み、約1㎞で花と緑の散歩道が終わり、こ道橋で県道40
号を越えて別所沼公園に入ります。こ道橋からの別所沼南側の眺め。


 橋を公園に下ったところに松があり、花が咲き出していました。
    

 南北に長い公園の中心部、別所沼の西岸に沿って新緑がみずみずしいメタセコイアの並
木が続き、その間に遊歩道が伸びています。
     



 池の中には2つの噴水があり、よいアクセサリーになっています。


 別所沼の西岸中ほどに弁天島があり、別所沼弁財天が祭られたお堂があるので参拝する
ことにしました。

 島の入口にある、やなせたかしさんデザインの「浦和うなこちゃん」の石像。
        

 別所沼弁財天は、昭和2(1927)年にこの島を構築した小島長次郎氏により東京・
深川の洲崎神社から分祀したようです。


 さいたま市内も午前中かなりの降雨だったようで、境内に残る水溜まり。


 弁天堂には、小さな千羽鶴が何組か奉納されていました。
        

 参拝を終えて遊歩道に戻ろうとしたら、こんな変わった植物が。メタセコイアの子株か
とも思われますがどうなんでしょうか…
    


 さらに、一層増えたメタセコイアの間を北に進みます。たっぷり残った水溜まりが新緑
の木々を倒影していました。
    

                      

 池の北側を東に回って東側の台地に上がり、高砂四丁目の住宅地を進みます。坂を上が
ったところの民家に咲く花。
    

 埼玉県庁の北西端で南北に走る国道17号を横断し、そば処吉田屋で昼食をすることに。
この辺りに来たときには何度か利用しているそば屋さんです。


 具が3種類ある、三昧そば(730円)というのを注文しました。
    

 正午前後は県庁職員などで賑わっていたのでしょうが、13時30分前後だったので席
はガラガラ。


 昼食を終えて国道17号を北へ、3つめの市役所前交差点まで進んでさいたま市役所の
構内に入ります。


 交差点に近い小さい建物、「市民ギャラリー」が今日の目的地。ここで開催中の写真ク
ラブうららの第21回写真展に、カントリーウオークグループのメンバーのNさんが出展
しておられるので、観覧に訪れたのです。
        


 会場では、Nさんなどメンバー7人の方々が各々3点ずつ出展されていて、上高地や裏
磐梯、県内、中国などで撮影した季節や時間を鮮やかに切り取った風景写真が展示されて
いました。


  

     

        
 ちなみに、この写真展の会期は4月29日(日)までです。

 さいたま市役所の本庁舎周辺は、ケヤキなどの豊富な新緑に囲まれています。


 さて、この後は国道17号を北上して、北与野駅そばの書店まで行くことにしました。

 市役所の北側にはNHKさいたま放送局があったので入館しましたが、今年12月から
スタートするという「4K・8Kスーパーハイビジョン」の案内くらいで、特段目につく
ものもなかったのですぐに出ました。



 国道17号を北へ、埼玉りそな銀行の大きなビルのある常盤七交差点で左折しました。


 銀行の西側の通りを北進して、浦和北公園に東南端の門のところから入りました。



 池の近くにツツジが咲き、モミジやイチョウ、ケヤキなどの新緑にあふれています。
      




 公園内には埼玉県立近代美術館↑があり、建物の周辺には近代的で大きな彫刻が何点か
野外展示されていました。


     



     

 北側の噴水池からはたくさんの噴水が。


 美術館のそばに咲くシャクナゲとクリスマスローズ。
    

        

 浦和北公園を北西端に抜けて、所沢方面に伸びる国道463号を横断し、細い通りを北
へ。次の交差点際にヒトツバタゴの若木があり、たくさんの花が咲いていました。
    
 ヒトツバタゴは、別名「なんじゃもんじゃ」とも呼ばれる木です。

 再び国道17号に出て西北へ。緩やかに右カーブする北浦和五交差点際に、東京電力パ
ワーグリッドの埼玉総支社ビルがあり、屋上から伸びる高いアンテナ塔が目につきます。
     

 100m余り先の新仲里三丁目に、「二度栗山弘法大師参道」の標示があったので、細
いその通りを西に進み、二度栗山と呼ぶ台地に上がりました。


 ここはかなり以前、与野七福神で来た記憶があり、その後、七福神からは外れてたこと
も知っていましたが、上がってみたら以前より大きくて新しい建物になっていました。

 どうやらこの建物の改築に伴い、七福神の寺から外れたようです。境内西側には出世開
運稲荷神社も祭られていて、寺が神仏混交の地だったことがうかがえます。



 本堂前のソメイヨシノの木の下には、石仏が集められた塔があり、その上に弘法大師の
修行像が祭られていました。
     
 これら石仏は以前は二度栗山の周りに置かれていて、その道筋をたどって回ると四国霊
場を巡拝したのと同じ功徳が得られるといわれていたよう。

 その後、地域開発や石仏の風化、紛失などによりここ一ヶ所にまとめたとのことです。

 二度栗山の東側の道を300m前後進んで、国道17号に出たところには、中里稲荷神
社がありました。

 中里稲荷神社は、この地中里と隣接する下落合とともにその昔、地元で「九人組(きゅ
うにんぐみ)」と呼ばれる9軒の先祖が開いたときに鎮守として祭られ、文政9(1826)
年編さんの「新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)」にも記され、境内にある
力石には明和2(1765)年の年号が刻まれているようです。
    
 力石は二つあり、重量は26貫目(97㎏)と27貫目(101㎏)とのこと。

 すぐ北側には大日堂があり、六地蔵と少し大きいお地蔵さんが立っていました。


        

 国道をさらに500mほどの下落合交差点からは、北側間近にさいたま新都心の高層ビ
ルが望まれます。


 この辺りは、合併してさいたま市になる前は与野市(よのし)だったので、当時のマン
ホールも。
     

 国道17号はJR埼京線の北与野駅下で、埼京線と東北・上越・北陸新幹線高架下を北
に抜けました。そばにあるビルの大型書店・書楽(しょらく)が、今日のもうつの目的地
です。

 書楽に入り、地図売り場で2万5千分の1地形図を2枚購入しました。ここには全国の
地形図が揃っていますが、埼玉県内で全国の地形図を置いている書店はここだけではない
かと思われます。


 JR埼京線の北与野駅には15時53分に入り、16時04分発上り電車に乗りました。

(天気 晴、距離 7㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 さいたま市南区、浦和
 区、中央区、歩数 13,400)  




埼玉県ランキング



にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村 

 

 


 


  
  


 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする