あるきメデス

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2025年の初参りは東川沿いの社寺へ(埼玉・所沢)

2025-01-05 17:53:49 | 所沢だより
 2025年1月2日(木)

 所沢市内で初詣でといえば、総鎮守である所沢神明社と北野天満天神社だが、両社とも
に元旦から数日は参拝者が多く、長く境内で待たねばならない。

 そこで今年も、市内中心部を東西に流れる東川(あずまがわ)沿いの社寺に参拝するこ
とにした。

 まずは東川沿いに出て東へ、最初は近くの「六所(ろくしょ)神社」へ。
     
 
 短い石段下の右手には、市指定文化財になっている本殿の説明パネルが。



 境内に上がり拝殿に参拝、両横には新年にあたり地元の氏子から奉納の張り紙が。


     
          本殿の左手には、2つの摂社が祭られている。
          


 境内や参道に吊された、たくさんのちょうちん。
     

 東川沿いを東へ、西武池袋線の西所沢駅に通じる通りの橋際に残る柑橘。


 1か月以上降雨がないので、東川の流れはわずか。もともと流量が少ないので、いつ見
下ろしても似たような流れではあるが・・
  

  
 国道463号線の金山町交差点の北側近く、スーパー西友西所沢店の背後に祭られてい
る小さなお堂は、弘法大師 空海を祭る「弘法堂」。
     

 そばに立つ枯れ枝はイチョウで、枝の下部にわずかに葉が残る。



 なぜ弘法堂かといえば、東側を南北に走る国道の橋際に弘法大師 空海伝説のある「三
つ井戸」があるから。

 この井戸も、市の指定文化財になっている。




 国道の東側に回るとすぐ先に、東川が豪雨であふれそうなときに洪水をバイパスさせる
ための地下トンネルへの取水口(左)がある。


     近くの民家の玄関先の飾りもの
     
 
 さらに進むと、庭先にミカンのたくさん実る家も。


 元町交差点から北へ、峰の坂交差点方面に延びる市道が東川を超えた西側、旧鎌倉街道
沿いに面して「新光寺」がある。


 唐風の門は普段閉じているが、正月なので今日は空いていた。

 
  門の横にある、新光寺についてのパネル
  

 門を入ると東向きの正面に八角堂が目に入り、その手前に「慈眼視衆生」と刻まれた観
音立像がある。
     
 観音像の右手に立つイチョウは、市の「保存樹木」第2号に指定されている。

          



 新光寺は武蔵野三十三観音霊場の第10番札所で、境内北側中央部にある庫裡(くり)
が納経所。
     

 境内の右手最奥、北西側にある本堂に回って参拝した。


     南側中央部には、小さなお堂の福寿稲荷社も。
     

 山門を入り左手、境内南東側にはシダレザクラがあり、いまは枯れ枝だが春先にはきれ
いな花に覆われる。
      


 その下には、子育地蔵や延命地蔵など10数体のお地蔵さんが木を囲むように並ぶ。




 参拝を終えて門を出た。門の北側に立つハクモクレンは、つぼみがかなり膨らんでいる。


 市道を越えて中央公民館などの入る元町交差点際のビルの裏手、東川沿いの遊歩道を進
む。川沿いに並ぶソメイヨシノは日陰なので寒々しい。


 隣接する、中央図書館の背後に咲くサザンカ


 その東側、南北に走る市道沿いにある所沢元町局のポストに、年賀状3枚ほど投函した。
そばの東川の橋際から西北に残る旧市役所庁舎を。

 一昨年頃からか、もう市関連の機関の事務所としても利用されてないはずだが、取り壊
しには多大な費用がかかるようで、まだ残されている。

 東側、時々利用するスーパーヤオコーは年始の休業中。



 構内東南側には、この場所のもとの主、深井醤油の展示資料館↑が、道路の南側には直
売所↓がある。

 
 東側の突き当たり一帯は「東光山薬王寺」で、南側の門から入った。


  
 境内には、幹の太い2本のイチョウがあり、枝は伐採されてわずかだが、幾つも垂れ下
がる気根(きこん)が年代を感じさせ、やはり市の保存樹木である。
     


 普段は閉じている本堂の扉は正月なので開扉され、観音菩薩だろうか、ご本尊も拝顔で
きた。
     




 
  本堂の南西側、お地蔵さんの背面に立つヤナギ  
    


 本堂の右手前(南東側)、鐘楼堂前のモミジには葉が残る。



 境内東側に接する建物際には、サザンカがたくさんの花を。


 門前の通りを東進し、昨年春に再建した市内でも指折りの古い店舗の一つ「荒幡肉店」
前を過ぎる。


 所沢駅前方面から下ってきた「飛行機新道」が、東川に架かる橋を渡って右折したとこ
ろで道は合流して、西武新宿線のガード下を抜けた。


 少し先から東川沿いは、春先の市内の花見の名所の一つである桜並木が始まるが、いま
は枯れ枝のまま。
  

 桜並木をさらに少しで、「熊野神社」の門前へ。


 一の鳥居近くに立つ当社のパネル



 拝殿に近い二の鳥居には、パネルにも記されいる、昨年末から元旦にかけて架け替えら
れたワラ製の大蛇が絡まっている。


 二の鳥居を入った右手ではかがり火がたかれ、そばのテントで氏子の方が御札などを頒
布中。私も参拝後、昨年の大蛇のワラで作った「除疫守」をわけていただく。
     


 正面の拝殿に参拝後、右手にある摂社にもお参りした。

 
 近くのロウバイは、少しだけ開花している。


 熊野神社の参拝後、境内南西側道路際に祭られている「不動堂」にも参拝。



     普段は閉じているお堂も開扉されていて、不動尊像を拝顔できた。
     

 隣接する消防団の車庫の背後には、いまは御用済みだが火の見櫓(やぐら)が残る。
       

 次の十字路を左折して北へ、国道463号線を手押し信号で渡ると、歩道の一角に「日
本一長いケヤキ並木」のパネルが。
  

 さいたま市浦和区から続く国道463号線沿いの長いケヤキ並木は、すぐ先(西側)の
西新井交差点付近が終点になっている。
  

     
          歩道沿いに残るススキ
          

 いつも来たときに退出していた、公園中央部南側の広い園路から航空記念公園に入る。


  
  放送塔下のロータリーを左に回り、C-46型輸送機の前から航空発祥記念館方面へ。

 

 C-46型輸送機を囲む金網沿いに、たくさん実を付けたピラカンサ。



 航空発祥記念館前の芝生広場では、数組の家族が凧あげを楽しんでいる。




 いつもとは逆の、北西側の出口から公園を出た。北側にある所沢郵便局に回り、わずか
に足らなかった年賀はがきを購入する。


     局前のポストは正月の装い。
     
  
 航空公園駅に向かう沿道沿い、左手は市役所構内の竹林で、歩道沿いはケヤキ並木。


 駅前ロータリー際に展示の、戦後の国産旅客機YS-11型機

 

 西武新宿線の航空公園駅に12時06分に着き、12時10分発上り電車に乗る。
 



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