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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

所沢市役所の竹

2006-06-02 22:57:20 | 所沢だより
 ふつう、市役所や区役所、町村役場には、桜、モミジ、ツツジ、クスノキ、松
など、広葉樹か針葉樹が植えてあり、芝生を張ったところも多いと思います。

 ところが、わが埼玉県所沢市役所は、広葉樹も針葉樹もなく竹ばかりです。
なぜ竹にしたのか、まだ市役所で聞いたことはありませんが、その竹も、9種類
が植えられているのです。

 モウソウチクやマダケは知っていますが、それぞれの竹のところにある標識を
見て、初めて知った竹もありました。

 そこで今日は、所沢市役所の竹を紹介することにします。それぞれの竹の説明
は、市役所の説明板の内容を拝借しました。


〈モウソウチク〉
 中国原産で、直径25cm、高さ25mに達する最大の竹。
生活力が旺盛でよく育つため、建築材や細工用として広く用
いられる。


〈マダケ〉
 建築材や細工用として最適な優れた材質であることや、皮
も包装材として使用できるため、古くから栽培されてきた。 


〈トウチク〉
 あまり大きくならないが、節間が長く、節から複数の短い
枝が出る代表的な庭園竹で、別名大名竹とも呼ばれる。
 

〈スズコナリヒラ〉
 葉に黄色みを帯びた白いスジ斑が多数入り、庭園や公園
などの観賞用として人気がある。
  

〈ホテイチク〉
 根元のふくらみが布袋様のおなかに似ていることから、
この名が付いた。折れにくいため、釣り竿として使われた。
 

〈クロチク〉
 若竹のころは緑色であるが、夏頃より黒さを増して2年
ほどで真っ黒になる。建具や掛け軸などに使用される。


 これは市役所にあるのではありませんが、一昨年3月に、
四国遍路の途中、高知県中土佐町中大坂で見たものです。
そばに説明も記されていました。


〈ハチク〉
 寒さに強く、材も優れていることから広く栽培されて
いる。材は細く割ることができるため、茶筅に使われる。
 

〈キンメイモウソウチク〉
 黄金色と淡緑色の縦縞が特長。一般的にこのような色合い
のものをキンメイモウソウと呼ぶ。モウソウチク同様に広く
栽培されている。


〈ホウライチク〉
 中国南部から東南アジアで多く見られる熱帯性の種で、直径
1~3cm、高さ3~8mのものがひとかたまりになって生える。
タケノコは初夏から秋にかけて出る。


 この中で、あなたは幾つの竹をご存じでしたか。


 


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