Goo・ちょき・パーで、なに作ろう!

定年退職してしまいましたが、再任用でまだまだ老後の蓄えをしなくてはなりません。それでも悔いのない人生にしたいと思います。

フクロウチェーンソーアート

2009年12月21日 00時36分50秒 | Weblog

平成21年12月  

 先に書いた、11月のログハウス教室で、実は丸太の端切れを貰っていた(笑)

 ログハウスはすぐには作れないけど~彫刻=チェーンソーアートはできると思っていた。
 肝心のチェーンソーは、以前からホームセンターのチラシチェックをしていた(笑)しかしエンジン式のチェーンソーはちょっと高いし、ましてはハスクバーナみたいな高級品には手が出ないので、電動チェーンソーに決めていた。 頼んでいた妻から電話が入り、買ってもらっていたのだ(笑)
  そして、木材用チョーク(クレヨンみたいなもの)も買って、早速、立体画の下書きの描き込み~(11月25日)
 12月5日、幸い住宅には人が居ない(笑)朝から、帰省したときに持ってきた電動チェーンソーを、延長コードに差込み、チェーンソーオイルを入れ~丸太を菜園の通路に据えて、切断開始~。

 ところが、うまく行かない~刃が弾くのだ!原因は、刃の枚数の違い。
刃数が多く、密に付いている方がスムーズに食い込む~少ないと、弾くのだ。
 まあ、ホームセンター売りのレベルだから仕方が無い。 もうひとつ、抱えれば重たい丸太だが、じっとしていないので、下絵どうりに削れない!
 とうとう、足で押さえつけて下書きを切り込む。

  

 また、顔と、目はどうしても刃が入らない。
 材は杉なので、もろいのが難点。本当のチェーンソーアートの時には、短く小さな径のチェーンソーを使うが~ココは、無理しなくて、細部はノミで削ることにした(笑)

 翌日、ひたすらノミで削り出す~いつしか彫刻になっていた(笑)

 次の土曜日も帰省した。もちろん、フクロウちゃんと一緒だ。

 荒削りのノミの跡を、ディスクグラインダーで削る。最初は60番の荒削り~次に80番で削る。使い込んでサンダーの砂が無くなると、生地と木の摩擦で煙が出て良い焦げ目が出来る。これが羽の模様づけになるから面白い。 
 毛並みの参考は、インターネットから集めたフクロウの映像写真。まあ、こんな感じかな~で、記念の年月、12 2009 を彫った。

  次の週も、珍しく2週連続で帰省した。いよいよ仕上げる計画実行のため(笑)  ガスバーナーで、炙った。炎は大きな炎にして、平面的に焼きを入れることにした。  

 面白いほど、焦げ目が付くので、どこでストップするかも見極めが難しい~適当なところで切り上げて、今度は、焦げ目をワイヤーブラシで削り、濃い過ぎる炭の部分を落とす。まあ、全体の陰影のコントラストもこれで良いかな?と、次の塗装に移った。

  ニスは茶系の水性にした。筆洗いを考えると、水性が便利だ。1回目を塗って、良い色が出た感じ~細部の窪みは、小筆で塗りこむ~そして冬は2時間の乾燥とのことで~。お昼ごはんを食べて、2回目の塗装にかかった。

 クチバシや尾羽の裏は逆さまにして、塗り残しが無いように~それに台座が一番湿気が籠る所なので、見えない裏もちゃんと塗った。

 全国的に雪が舞うような寒い、土日での作業だったが、これで完成!産まれて始めての、チェーンソーアート?彫刻だったが、丸太から面白いものが出来た。

 次は、ネコのガリちゃんをモデルに、彫ろうと思っている。



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